2016.2 如月 (きさらぎ)


2016.2.21:ビギナーズジムカーナ in 筑波 2016年第1戦

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 表題 “ビギナーズジムカーナ in 筑波 2016年第1戦” とあるように現場に行ってみました。正確には参加、《はじめてクラス》にエントリーしました。主催者側にもあらかじめ伝えたのは、「競技目的なく恐縮です。自車の挙動を知りたいので。。。」でした。

 とんでもなく若くもない自分の年齢は現場でも話題になったようです。しかし、10代を含む若い人ばかりで会話通じこちらがむしろ勉強をさせていただき、そして何時ものように勝手ながらエネルギーをいただきました。

 2013年秋、公道復帰した実質上新造とも言える我がコンテツは2回の四季を通じて、これまで4,000キロの走行で一般的なドライブに供するべき熟成を進めてきました。ここでさらに検証・強化を図るためにこの場を選びました。

 今回は自分の技量もあるし、絶対にクルマは壊すこともできないので公道同様な4000rpm、1&2速だけの走行とギャラリーにはゆっくり見えたのではないかと思います。しかし、都合4回の走りで多くの収穫を得ました。これがやはり競技走行の面白いところです。

 ジムカーナって、まずアルツハイマーな脳みそを酷使しないといけない、完熟歩行も結界な運動量 (体だけではなくイメージトレーニングに頭も使う) であり、ドライブには短時間ながら結構肉体 (これは脳みそよりもむしろバーチャルなイメジージを基に本能任せ) を使うし、そして現場では段取り含めてあらゆる面でスピーディな行動が当然と、これらを見ればおそらく年寄りのボケ対策には最高の場所かも知れません。

2016.2.18:ディファレンシャルギヤのオイルシール

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 日野コンテッサのディファレンシャルギヤのオイルシール (一般的にはピニオンシールか) にはSB45769 (基本的にNOK製) が使用されています。これが結構難易度の高い入手部品です。

 某メーカーによれば1988年のある時期までは型を保存されてたようです。また、日野コンテッサ当時に生産されたものが流通在庫もあるようでメーカーの方でも親切に (ブツはあるかどうかは別として) 、例えば、複数のオイルシールメーカーを扱っている販社 (商社) を参考までに教えてくれます。

 しかし、そんなものよりは、何時でも何処でも、そしてフレッシュな部品を入手出来るのがベストです (フォーム・フィット・ファンクションを参照) 。そこで解決方法の一つがかなり昔、今は亡き友人が制作したのがアダプターで、二度ほどお世話になりました。また、最近ではネットの検索システムが発達したおかげで、ダメもとでもと購入したものが上の写真です。

  • 下:日野純正のNOK SB45769です。
  • 右上:数年前にチェック用にロサンジェルスのNAPAで購入したフォード用のピニオンシール、インチ規格であるが自分なら使ってしまうと言えるものです。作りが強靭なのが気に入っています (写真は、表と裏がが逆) 。
  • 左上:規格品のTC457610 (Nationskander California Corporation) 。厚さが1ミリほど違いますがいいのではないかと思います。形状がSBでなくTCというのが気になりますが、同じTC系がクランクでも使われるで自分的にOKと、このシールを今、作業中のクロスギアのミッションに試すべく進めています。

 最近、オイルシールについてチェックしていたら、NOKのオイルシールの取り扱い方法の冒頭に「保管期限」があり、在庫の目安として、NOKの言う「倉庫の中で直射日光・高温・高湿を避け、標準包装状態」の下で10年というのが基本のようです。と、いうことはコンテッサ現役時代のものをとって置くよりも最近製造されたフレッシュなものを使うのが第一番と思った次第です。

2016.2.11:古の領収書

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 建国記念日の今日、ガレージの中の段ボールの中を部品を探すためにあさっていたら古い領収書はありました。日付は40年以上になる昭和50年4月16日のものでした。

 当時、コンテッサの部品が入手可能だった笹塚部品のもの、クシャクシャのものを懐かしくク眺めていました。

 購入した部品はファンベルト(1300円)、メーターケーブル(750円)、オイルエレメント(700円)、エアエレメント(1500円)となっていました。

 貨幣価値を考えれば当時でも高いのかあるいは普通だったのかよくわかりません。いずれせよ、数少ない日野コンテッサの部品の入手先ではありましたが、このように普通に必要な時に必要な部品が何とか購入できたという時代でした。

2016.2.6:日野のロゴが眩しい

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 2013年、公道復帰の際に未使用のセダン用のミッションを入れました。目的はクルマ全体をリノベーションした訳で一つでも多くニューな部品&アッシーをして、新車時の味を楽しみたいと考えました。

 しかし、ミッションのギア比は昔走り慣れたクロスレシオがどうしても欲しくなりました。そこで新品ミッションを捨て、慣れ親しんだ旧いミッションを綺麗にして再度インストールしようとしています。

 現車に載っているセダンミッションも載せる際にブラストを掛け軽いポリッシをし、パッキン&シール類を交換して載せて現在に至っています。そこで中古となるものの外観はポリッシュし、シール&パッキンを交換を進めています。今回はブラストを使用せず、クリーンアップ、粗目/中目/細目コンパウンド、その他と地道に処理をすすめております。

 およそ2ヶ月を経て、写真のようになりました。日野のロゴをどうしても何度も何度も磨いてしまいます。


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