2016.6.25:まつどクラシックカーフェスティバル (第15回)
今年の “第15回 まつどクラシックカーフェスティバル” の案内が本日、参りました。
例年にない時期に参りました。おそらく秋口の各地の旧車のイベントがコンペ状態になっていることが背景と考えます。
こんなに早く来ると、申し込みは後でもいいやなんて返って忘れそうな気がします。
以下のような開催です (抜粋) :
- 開催日時:10月1日 (土)、10月2日 (日) 両日共午前10時〜午後5時
- 参加費用:2,000円 (当日会場にて微収)
- イベント内容:車両展示・ミニパレード
- テーマ:ダットサン
- 申し込み締切:平成28年8月31日 (水) 必着
2016.6.18:エコなブレーキオイル
当サイトオーナーの現車は、リノベーションとして、ブレーキフルードを伝統的なグリコールに変え、劣化と無縁なDOT5のシリコン系にしております (DOt5 Wikiを参照) 。
その理由は、グリコール系の特徴である吸湿性を嫌ったためです。それによりフルードの劣化 (DOT3よりDOT4、さらに現在最高性能のDOT5.1の方が劣化が速い) とブレーキ部品周りの漏らないまでの種辺のサビなどです。シリコン系はそれがありません。さらにグリーコル系の塗装へ大きなインパクトであります。シリコンは系無縁です。しかし、シリコン系は圧力を掛けた場合の収縮率がおよそ2%とグリコール系の0.2%に比べると大きく、一般的にはスポンジーと言われる弱みもあります。
実際に2008年以来、今は手元にはないコンテツに採用し、様々な勉強をさせていただき、さらに現車でも多くの勉強、すなわち経験をしております。結果的に、極限の走行はわかりませんが、何の不具合もなく利用しています。スポンジー感も感じるものでもありません。多くの仔細な気遣いは経験が必要であることは当然です。これは日本国内ではどこにも情報がないので自分でやって解を求めるだけです。日本ではシリコン系のネガティブな意見がネット上に多くあり、しかしおそらく何も自分で手を汚さず、風潮のみでの意見と分析します。
写真にあるようにエア抜きで出たフルードは再利用しております。当然ですが、細かい異物を避けるためにフィルター (写真はコーヒー用、これよりも天ぷら油を濾すフィルターの方がベスト) でクリーンアップして再利用しています。
環境対策と言うよりは高価なことが本当の理由です。以前、シリコンフルードを採用にあたって、世界のネットをチェックしたら再利用するオーナーが居たり、さらにシリコンフルードの回収&再生業社が居るとことを勉強したためです。いずれにせよ、これで何ら問題なく機能を果たしています。
2016.6.16:国際宅配便に感謝
先月中旬から進めていたブレーキプロジェクト、エアが抜けない、そんな問題に突き当たり、最終的に自分の初歩的ミスであると断定しました。
結果的に、大事をとってブレーキマスターを交換することにしました。そこで使用している米国製Tilton社製の74シリーズのキットをSummit Racingに本体のキット一式 (Tilton 74-Series Universal Master Cylinder Kits 74-875U) と念のために予備のリビルトキット (Tilton Master Cylinder Rebuild Kits 74-875RK) を注文しました。
今回は急いでいるので確実に到着するDHL便を選択しました。週末の発注だったので、DHLのピックアップは米国現地時間で週明けの13日 (月) の夕方、その後、幾つかの配送センターを経由して、15日 (水) の早朝に成田に到着、そしてそして数時間後には国内の配送業社にバトンタッチされ、Summit Racingが言う16日 (木) の朝一で手にしました。さすがDHLであります。
フレッシュな部品がリーズブルな価格で入手出来、しかもリビルトキットもしっかりと揃っていることに大いなる感謝であり、それも世界的に流通しているジェネリックパーツを採用している結果です。
2016.6.13:デジタルと図書館 (日仏フォーラム)
デジタルと図書館、なにやら誠に固い話題です。在日フランス大使館と国立国会図書館のコラボレーション:書籍とデジタルというフォーラムに参加しました。目的は図書館が如何にデジタル環境に対して生き残るか、あるいは変化して行くかを、フランスと日本の当事者のディスカッションを通してスタディすることです。
学んだことの一つは、フランスの国立図書館フランスの法制度によえい1538年にすべての著作別を収めることが確立されたこと、日本の国会図書館はおよそ400年遅れて第二次大戦後であること、図書館の目的については、フランスは、第一に “将来のために記憶を残す” ことであり、貸し出しは第二、それに対して日本側は明確な説明は記憶のありません。そんな中でデジタルの優位性、アナログの優位性、あるいはハイブリッドと多くの議論がなされました。
図書館にとってデジタルの中身は大きな課題、あるいは出版にとっても同様であり、14世紀あたりのグーテンベルグの印刷機の発明による秋版は大きく変化した以上にこの分野は激動の中にいるようで進化・進展が楽しみです。
2016.6.12:ル・コルビュジェの愛したクルマ
二週間前、松戸図書館にある本を借りに寄った際にたまたま目についたのが表題のル・コルビュジェの愛したクルマ (岡田邦夫著) 、お借りして読ませていただきました。ここに登場する建築家 ル・コルビュジェ (Le Corbusier) 、クルマ ヴォアザン・ルミノーズ (Voisin Lumineuse) の知りませんでした。しかしル・コルビュジェの建築 (およぼその影響) は多く目にするもので (Fondation Le Corbusier) 、この書の内容は大いに刺激を得るものでした。著者もガレリア・アミカの方となるほど、その博識さは感動ものです。
読ませていただき、やはりフランスの文化はすごいなと、単なるクルマだけではない、あるいは単なる建築ではない、まさにパリの街の全体デザインを何世紀も重ねて、今日に至ってもそれを継続していることだと感じたことです。クルマづくりの背景には街づくりありというものです、それは単にエンジンがどうのシャーシーがなんどというものではありません。クルマ全体デザインの中には街、環境あらゆるものを考える文化があるのだと新ためて悟りしました。
たまたま少し前にフランスのダッソーシステムズ社のCEOとお話ししたり講演をお聴きする機会がありました。その内容はまさにクルマあるいはモノづくりと環境との調和であり、サステナビリティ (持続可能性) に基づいたものです。
この本は早速購入しました。また、書の中の建築物や建築博物館は機会あれば、実際に自分の目で見たいという新たな目標もできました。
2016.6.11:コンプレッサ不調
3年前の2013年2月に2000年初めに購入した3馬力・80リッターの音のやかましいコンプレッサともう必要な無くなったホイールなども可能な結構でかいサンドブラストを廃棄 (実際に友人にお譲りした) し、静かな静音タイプの1.5馬力・38リッターのオイルレスコンプレッサをアマゾンから購入しました。いわゆる、中国製のものです。電源を切り忘れてもガレージの隣部屋になるキッチンでも動作するのを確認できないほど静かなもので大変重宝しておりました。
ここ二週間前から調子が悪く、よく見るとモーターのコアから花火のように線香火花が飛び散るのが確認、その内に停止してしまいした。結果的に、通電はしてうなっているもののモーターは回転する気配がみえません。ファンのガードをはずしてみるとモーターは手回しで回る様です。ではピストンかと思い、ばらしてみるとこれも異常はなさそうです。ではモーターはどうなっているのか悩んでいます。機械系の回転部分に関連はしてなさそう、残るはブラシか、でも花火はなぜだろう?
とりあえず、発売元に意見を伺ってみようと思います。よくある中国製で価格が価格だけにおそらくリーズナブルに修復できないではないかと思う次第です。