2017.7.31:コンテッサ ネタではありませんが - リレーの不良
昨日の出来事です。日曜日の朝ということもあり近所のホームセンターにw202 (C220) の健康維持のために行きました。
駐車場に止め小一時間経て帰路につこうと、エンジンのスイッチを入れましたが、ウンともスーとも言いません。症状からスタータへのリレー系統と直感しました。とりあえず叩いたりと刺激を与えましたが一向に回復のきざしはありません。そこでクールダウン (本人の頭とリレー) のために隣のスーパーで20~30分時間をつぶしました。どうでしょう、エンジンは見事にかかりました。
しかし、このような状態ではこの先が危ぶまれます。近所のたよりになる同じw202 (但し、C280) のオーナーに聞いてみたところ、このリレー、すなわちOVP (Over Voltage Protection) リレーは定番の不具合箇所とのこと、また燃料ポンプリレーの同様で事前に交換した方がよいとのこと。早速、両方のリレーを注文しました。
その後、ネットをチェックすると、このOVPリレーは熱に弱い、夏にトラブルが多い、なるほど、おそらくホームセンターに駐車後、エンジン周りの熱がこもって温度が上昇したこともあるのだろう、そして冷えたら復活したと分析しました。機能的は問題ではありますが、原理的にまことに正直な症状であります。
おそらく筐体の中のリレーそのもののメカニカルな問題ではなく、その周りにある半導体を含む電気/電子系の熱による影響ではないかと思います。一般的にこのような熱による不具合が出たら、同じことが繰返される、すなわち暖まれば動作不良、冷えた際に運がよければ復帰すると電子部品特有な悪さが考えられrます。一度かこった病は治らないというのが半導体のサガなのです。人間様のようにいじめにあったら学習をして逆に強くなるならば良いのですが、単なる技術だけで出来ているブツはそのようにはならないようです。
2017.7.29:負のスパイラルからの脱出
先月来の足クルマの不調、道具としてのエアコンプレッサのダウン、そしてバキュームポンプのダウンとその他含めて、負のスパイラル状態です。何一つまともではありません。
先週はエアコンプレッサを分解、結果的にコイルの断線を発見するに至ってその復旧は断念しました。
そして、バキュームポンプ、先週は外側のベーンの修正をしました。今日、ポンプ部分の締付けをするとまだ固いと状況です。この際ですからさらにバラしました。どうも奥側のローターとボデーのクリアランスがない様です。ケース (蓋) 側も傷があります。そこで800番のペーパーでローターとベーンを心持ち研磨してクリアランスをチェック、そして外側もローターとベーンも同様にクリアランスを調整しました。
締付け後の手回しも良くなり、結果的に電源を入れて試運転、今度は正常に回りました。バキューム機能もオーケーのようです。
購入した際の使用は動いていたのに何故こうなったのでしょうか?クリアランスの問題だけでしょうか?いずれにせよ、明日はw202の真空引きをして、オイル、そしてガスを入れてみましょう。これを機会に負のスパイラルから脱出することを願うばかりです。
2017.7.23:バキュームポンプのトラブル
ついてない時はついてないものです。
エアコンの効きに甘さのある (ほとんど効いてない方が正確) W202の真空引きをと思い、久しぶりにバキュームポンプを動かしてみました。
何年か前に一度だけ使った2ステージのバキュームポンプ (Two 2 Stage Electric Vacuum Pump Auto 3 Cfm for Air Conditioner Refrigeration) ですがウンともスンとも言いません。ファンカバーを外し、モーターが回るかチェック、完全にロック状態です。
次にロータリーポンプ側のケース (オイルパン?) をばらしてチェックしてみました。すぐに問題が判明しました。画像のローターに入っている二つの樹脂のベーンがシリンダーに固着したかのような固さでした。
ベーンを外してみると、微妙にローターの溝との間の関係がうまくないようです。溝の幅は5.00mmで、ベーンの厚さは4.95~5.00+、これは動きがとれません。原因は判りません。使用過程の間で膨張でもしたのでしょうか!?
ベーンの面を600番のサンドぺーパーで数回擦り、調整をし、溝に入れるとそれなりにスムーズな動きです。
とりあえず、ポンプに戻して取り付けて、モーターを手で回すとポンプはスムーズな動きをして、吸気&排気の機能は行っているようです。
オイルパンのようなケースの内部にサビみたいなゴミもあるのでこれらを綺麗にして組んでみようと思います。ひょっとしたらこのゴミが悪さをしたのかもしれません。製造の品質管理の問題と考えます。
完全復活は次の週末の作業となります。
2017.7.22:エアコンプレッサのトラブル - その後
本日、先の2017.7.15のエアコンプレッサのトラブルの修復を試みました。結果的にその目論見はあえなく挫折となりました。
最終的に回転子を抜いて、固定子の巻線を仔細にチェックすると右の画像のようにローターとの接触のダメージ数カ所、そして致命的なのは断線が三箇所あることが目視できました。
それを理解できたとたん、これはもう使うべきではないと即断即決をしました。保証期間 (確か1年) はもう遥かかなたの話です。およそ丸3年は使ったし、アマチュアにとって国産の高価なブランド品とちがって、価格も価格のよくあるネット商品ですのでまあ良いかなとも思うものです。このダメージを抱えたもののうまく再利用して使うことも考えたものの時間の無駄の何ものでもありません。また、さらなるリスクも想定できます。
この機種は今も購入できます。3万円半ばから6万円程度、結構幅がある販売価格です。ネットをチェックすると結構新しいものも登場してるようです。”MTH (Must to have)” ではなく “NTH (Nice to have)” の完全にアマチュア&簡易的な使用なのでそれなりの使い勝手な良いものを物色しています。
2017.7.15:エアコンプレッサのトラブル
大分に長期に渡って不調をかこったままのエアコンプレッサです。
このコンプレッサは、2000年初めにサンドブラストなど使うために3馬力&80Lタンクを購入したものに替え、4年前に新たに購入した1.5馬力&38Lタンクと小粒なものです。最大の利点は静音式でスイッチを切り忘れても気がつかないことが間々あります。軽作業にはピッタリです。
しかし、ある時期にモーター部分で火花が散り、それ以降、不動となりました。
今日、じっくりとチェックするために分解してみました。モーター部をみると、原因はすぐわかりました。固定子の巻線の一部がローターと接触してました。さらによくチェックすると固定子の巻線を縛っている細い紐の一部が切れております。おそらくこれで巻線の縛りが弱くなり、ふくれた巻線がローターと接触したと分析しました。
では、どう直すか、固定子を巻線を丁寧に縛り上げようと思います。目下、適切な紐を検索中です。
2017.7.11:コンテッサ ネタではありませんが - 思い出した電解コンデンサー
遥かその昔、高校2年にオープンリールのデープデッキ (SONY TC-263D) を今で言うヤマトの宅配アルバイトを資金に購入しました。自分で高級な4トラ・2チャンネルを制作しようというもので、3ヘッド対応の録音再生アンプは自作となりました。
当時のソニーサービスに行き、様々な機種の配線図をいただき、それを基に自分なりのアンプの配線図を書きました。そして秋葉原では入手できないソニーの専用部品は同様にサービスで購入させていただきました。実にアマチュアに良き時代でした。このテープデッキの自作は今で言えばiPodの最上位機種を自作するようなものです。当時は高価で買えないものは何でも作ってしまえというようなものでした。
画像はその2代目となるバージョンアップしたシャシー裏です。よく見ると配線は黒はアース、赤は高圧電源、黄色は信号線かなと思います。この中に真空管8~9本、トランジスタ数本構成されております。電解コンデンサーも多数あります。
このオープンリール&録音再生アンプは80年代に入ってほとんど出番がなくりました。カセットに変わったのです。その後は適当なインターバルで動作を確認していました。プリ&メインやスピーカ様々をほとんど素材から作りましたがすべてゴミにしました。しかし、高校生の頃からの自分で作ったマシンで録音すると思い入れのあったこの個体だけは今だ温存しております。この画像の日付をみると2003年8月17日、そろそろ今年のお盆休みに引き出してテストしたいなと思いました。
ルノー号のSiemensのエンジンECUの電解コンデンサーついでに思い出しました。10代後半、この個体で録音 (エアチェック) した音楽は、今ではiPodに入っていまいました。
2017.7.9:コンテッサ ネタではありませんが - 交換されてなかったキャビンフィルター
これは預かりつつメンテナンスのために乗っているW202です。夏になるとどうも冷房の効きが悪いのです。ネットをチェックすると同じような現象が書かれております。
そこで早速、キャビンフィルターを取り外してみました。すると画像のように、尋常でない汚れであります。内側から息を吹きかけても反応が無いような状態です。水の中につけてみると黒い汚れが永遠に出るような醜い状態です。
おそらくこの個体のキャビンフィルターには、MBのロゴがあるのでおそらく新車以来、交換してなかったのではないかと分析します。実走行はやっと5万キロ台ということもあるのでしょう。
自分がこの個体を預かる以前、オーナーは10数年、専門の業者に点検・車検に出していました。毎度30万程度の費用だったようですが、この種の点検がちゃんとなされてなかったのではと推測します。預かって以降、この個体には、そのような箇所はいくつか認められ、我がコンテツ同様に街の普通の整備屋さんですが、幾つか発見、指摘、そして部品交換&整備してもらいました。
よく考えれば、車検時期が12月であるので、10数年任せた専門の業社であっても冷房なんかはチェックされてなかったのかもしれません。早速、ネットでキャビンフィルターを注文しました。
2017.7.8:コンテッサ ネタではありませんが - 足クルマのエンジンECU
先月、暑さの中、冷房も快調に走っていたルノー・セニック号ですが、栃木県の出先でエンジン不調に陥りました。どうもミスファイヤーのようです。騙し騙し帰宅しました。
その後、2年前に交換したペンシル型のIGコイルを疑い(ちょっと早すだが)、早速、取り寄せて交換しました。その直後は非常に快調でしたが、完全に温まった数分後くらいに同様な現象に陥りました。
次は、TDCセンターを疑いました。新品の手持ちがあるので交換しました。しかし、症状はまだ同じです。次にまだ交換をしたことのないLambda Sensor (所謂、O2センサー) を取寄せた新品を結構難儀をしながら交換しました。結果は見事にはずれ、症状は同じでした。OBD (自己診断機能) のエラーコードもなく正常を示しています。
そこで脳みそをクールダウンして考えたのが症状の2気筒のミスファイアです。Haynesの配線図をみれば、これはECUからの (同時点火のように) 都合2気筒づつ配線されているIGコイルへのシグナルが異常だろうと、これしかないとなりました。そこでネットを検索し、このSIEMENS S110110208 A SIRUS 32N RENAULT 8200046477をテスト&修理をできる業者を目下検索中です。
よくみると、Siemens そしてMade in Franceとありました (SIEMENS S110110208 A SIRUS 32N RENAULT 8200046477) 。ATのECUも同様にSiemens、何年か前に交換した燃料ポンプのコアはBosch製でこれまたドイツ製、さらにペンシル型のIGコイルは新車時以降、最初の交換の際は日本のデンソー製が入っていました。このエンジンECUは二重に囲まれた金庫のようなブ厚い鉄板の中に設置され、これは放熱など熱対策に難があるのではと大いに疑問を感ずるものです。ミッションECUは裸になっており、これは冷気もあたり程対策には強靭と思います。
どうも熱などで経年変化する電子&電気部品は信頼あると言われているドイツや日本製でさえも課題をしょっているようです。ECUには特に熱や湿気に弱い電解コンデンサーや比較的熱に脆弱なICチップなど多く搭載されています。この辺の劣化への解決策はコトをますます複雑にしない革命的なソリューションが求められると考えます。
2017.7.7:コンテッサ ネタではありませんが - パソコンのリチウムイオンバッテリー
目下、女房が使っているMacBook (Early 2008) が最近、トラックパッドの反応が鈍くなっていました。とりあえずは、マウスでことを進めていました。
それは、昨日、今日はそのマウスもトラックパッド異常のようで言うことが効かなくなってしまいました。いよいよ、トラックパッドがダメかとバッテリーパックをはずして裏からトラックパッドの状況をチェックしてみました。
そこで判明したことはバッテリーパックをはずしてみれば、トラックパッドは正常に動作することでした。結果が画像のように、バッテリーパックの内側が膨張し、その真上にありトラックパッドを圧迫していたのです。おそらくここ数カ月を経て徐々に膨張し、ここ数日の猛暑で一気にレッドラインを超えてトラックパッドに悪さをしたようです。
このMacBookは当初、当サイトオーナーが使用しており、3年の保証期限すれすれに同様な現象が起こり、銀座のApple Storeで新しいバッテリーパックをいただきした。その時は内側でなく外側に膨れる現象でした。その後、数年を経てそのバッテリーパックも同様に外側に膨れ上がり、アマゾンで新たに購入しました。そして今回は、外側ではなく内側に膨れ上がるという現象に陥りました。
まあ、結果はどうあれ、このバッテリーパックはおよそ3年が寿命かと、電子部品は機械部品に比べて特に暑さ、熱に弱いようです。最近、航空会社でこのリチウムバッテリーの問題が再燃しています。今後、電子化がますます進むクルマの世界はどうなるのでしょうか?
2017.7.2:ビギナーズジムカーナ in 筑波 2017年第3戦
この日は梅雨明け前にも関わらず猛暑日のような暑さであり、コンクリートの上で人間もクルマも蒸し焼きであり、少ない日射時間に関わらず見事に顔や手は日焼けとなりました。自宅に戻り、風呂に入り、顔を洗うと、何年も忘れていた塩辛い味があり、年寄りでもそれ程、汗をかいていたのです、
3戦からは新設の「ヒストリック」になりました。ジネッタ、エリーゼ、そして我がコンテツ3台を主催者が勝手につけた実に接戦且つ適切、そしてありがたいハンディポイントで始まりました。自車の結果はなんとも情けないミスコース連発で1日は終わり、悔しい思い、反省の懺悔、そして次はどうするのだと、そんな思いが良いんでしょうね。応援に駆けつけくれた友人 (次回からバーキン7で出走予定?) も歳に関係なくそうすることが若さを保つのだと、ありがたいお言葉でした。
今回はようやく2017年仕様のコンテツとなり、それを正に実感するする場となりました。ミッションは発進&ゴール前のシケインだけが1速、後は2速で走行 (一部 1速も試したが) でトルク域を使うことが出来そうで、スピードを殺さないという非力なコンテツ走行を勉強中です。ステアリングについてはセンタリングを入れたことで切る戻すに重くなったもののメリハリを感じ、また途中で大径の純正から36cmのナルディのレザーに変えるといっそうと曲がる&修正に不安を感ずることなく思い描いたコントロールに自信を持てそうです。前回までハンドルと地面がつながってないようなもので、もろもろの改善で地面の食い付き状態をステアリングで感じられる様になりました。今回はクルマを試すことについてこれら成果があったことが大きな収穫でした。
TC2000でのJCCAのイベント会場から我がコンテッサを見て、わざわざジムカーナ場まで足を運んだ数人 (コース攻略のイメージングに瞑想状態で失礼をしたかも?) 、その他応援や協力をいただい皆さんに感謝申し上げます。