2017.11 霜月 (しもつき)


2017.11.26:接触型温度計

20171126 temp prove type

 今月初めのビ筑のジムカーナの練習会で走行ごとに4輪のタイヤ温度の測定を試みました。たった1分程度の走行でも負担のかかり具合とが若干の温度上昇を計測して状況を可視化できました。

 その際は、一般的な非接触式 (赤外線) を使いました。これはこれで便利ですが、結構、測り方で温度に違いがあります。

 そこで30年前にもなる接触式 (最新例:HIOKI) の温度計を出してみました。当時の筑波のレースの際にしてたものです。

 さすが20数年、オープンもしてなく、006Pのバッテリーは死んでました。そこでまずはバッテリーを新品にしました。しかし、起動せす、筐体を開けると基盤のバッテリー端子の支持部分が腐食して折れてtました。先日、秋葉原で代替部品を購入して、基盤から直接、新しいバッテリー端子をつなぎ、事なきを得ました。

 これで次回のイベントが楽しみです。30年前の大変高価なテスト器具を捨てずに済みました。

2017.11.25:2017トヨタ博物館CCF in 神宮外苑 - トヨタ BMトラック

20171125 Toyota BM 1950

 その昔、何十年も前に自宅のあったクルマが今、ちゃんとした姿で見たならば、誰もが感激せずにおらないと思います。まさにそのような気分が本日のトヨタ博物館の神宮絵画館でのイベントでありました。

 都内、大手町での鈴木 正吾さんのお別れの会を出て、神宮絵画館前に2時半過ぎに何とか到着しました。早速、目的のトヨタ BM トラックを目指しました。

 このBM型は当サイトオーナーの小学校に入る前でしょうか、親父の仕事の道具として中古で我が家にやってきました。幼い子供にとってはとても大きく見えてました。おおらかな時代で親父の膝の上にすわりよくハンドルを握っていました。夏には隣近所の子供含めて皆荷台に乗り、谷津海岸まで海水浴などもしました。

 時には、6気筒エンジンのオーバーホールを自宅の車庫スペースでエンジニアを雇ってオーバーホールを数日掛かりでやっておりました。子供の目ですがピストンやコンロッドが床の上の新聞紙の上に綺麗に整理されて作業を進めるをじっと眺めておりました。すべて昨日のように脳裏に焼き付いております。

 子供心に思い出一杯であり、資料で見ていた時は同じグリーンに見えましたが展示の個体はやや濃いように見えました。我が家のは塗り替えていたので、親父の趣向なのでしょうか、ブリティッシュグリーンに近かった記憶があります。

 もろもろ、現場のトヨタの担当員に説明したら、こころよく、室内、エンジンなど全部オープンしていただきました。ありがとうございました。

 上の画像をみていると、今でも親父が傍に立っているように見えます。BMの後、我が家の商用車はトヨエースとかダイナですべてトヨタでしたと担当員に方にお話しすると、大変感謝されました。

2017.11.25:鈴木 正吾さんのお別れの会

 本日11月25日 (土) 、TACS (東京自動車クラブ) および JCCA (日本クラシックカー協会) の創立者の鈴木 正吾さんのお別れの会が盛大に行われました。

20171125 Shogo S Owakare

 TACSは1960年代に日本のジムカーナなどの底辺の競技振興に大きな一石を投じ、さらに1970年代には当時としては少し旧いクルマで筑波サーキットで競技イベントを開始し、後にJCCAを設立、日本の旧車の競技&ギャザリングイベントの立ち上げた方です。

 1976年に外車だけで筑波の模擬レースを開催し、おそらく日本で最初のクラシックカーレースであり、それを見学に行きました。すぐに鈴木さんにコンテッサで参加したいのだがとお尋ねしました。その後、国産含めての競技をどうするかについてのミーティングが何回かあり、当サイトオーナー (その当時の日野コンテッサクラブとして) も出席させていただきました。

 その後、そのイベントは翌年には開催されました。コンテッサをどう参戦させるかということにいろいろアダバイスをいただき大変お世話になりました。筑波のイベントではいつも素晴らしい奥様を連れ立って、パドックをまわられ、奥様とともに暖かい声をかけていただきました。いまでも全てが頭の脳裏に焼き付いております。

 今年の8月22日に96歳でご逝去されました。<合掌>

(執筆中:Tribute to 鈴木 正吾さん )

2017.11.24:本日のデリバリー - アクションカメラ! Replay XD

20171124 Replay XD

 現行使用している一般的なドライブレコーダーに加えてさらにジムカーナなどでハンドル操作などをチェックする目的で使い勝手の良い車載カメラを探してました。GoProが良いが何とも手の出ない価格、機能も多すぎ、ではSJ CAMかと価格は手頃だが所詮パクリでありイノベーションもない商品には心情として手を出すには至りませんでした。

 2〜3日前にたまたま見たYouTube (Replay XD: Stadium Super Trucks Take Over the Long Beach Grand Prix) でこれだと言うのがMade in CaliforniaのStable Imaging Solutions, LLC社のReply XDと即断即決となりました。

 到着後、テストのために早速、アプリをダウンロードしてiPhoneやiPadとWiFi経由で連動して見ました。上の画像の様にライブで取り込んでいる映像をチェック出来ます。1280X720 60fpsにセットしてみました。リアルタイムのiPad上の画像はやや解像度をダウンしてるようです。それでもリモートコントロールできる、そして録画した画像はすぐにiPad上で再生できる手軽さです。そして解像度の高いオリジナルファイルは転送あるいはmicroSDHCを読めば済みます。

 さて、この新兵器をどう、ロールバーに取り付けるか、マウントを作るのが楽しみです。

 上記の画像の左側にあるシルバーの物体は参考までに古えのApple iSight デジタルカメラ (解像度:640X480) です。これはカメラだけであり、IEEE 1394 (FireWire) 経由でパソコンに画像を取り込み記録します。10数年を経て、同じような大きさで、しかもワイヤレスで単体で高解像度 (HD) の映像を記録というのは正に技術の進歩です。そしてGoProに無い使い勝手、特に直感的なユーザーインターフェースにイノベーションを感じます。

【参考映像】

2017.11.19:久々の筑波詣で

20171119 Tsukuba

 久々の筑波詣でを新たなメガーヌ号で実行しました。目的地の朝日峠は残念ながらゲートがオープンされてませんでした。工事中なのでしょうか?結果的に小授り地蔵の駐車場で小休止しました (右の画像)。

 今日は、富士山が目の前にクリアに拝めました。その手前左は丹沢山系、その右前が秩父山系、そしてその前に東京のビル群が手に取るように見ることができました。

 さてメガーヌ号、CVTの6速のマニュアルを試したいと、スカイラインは2速で3,000〜5,000回転とエンジンは軽やかにスムース、それよりも面白いのは2Gセニックに比べてもクイックなステアリングで、ほとんどが45度くらい切ればオーケーで、きついヘアピンでも90度程度でクリアしてまうのは驚嘆しました。

 これがコンテツだったら、エンジンのパワーもさることながら、ステアリングやギアシフト&ブレーキングに格闘しなければなりません。操作性、運動性、そして空調やオーディオなどのアメニティ、当然ですが全てが50数年の技術の差は実に大きいものです。

2017.11.18:たかがポルシェ、されど “911R"

20171118 Prosche 911R

 先の幸手のイベントはグリーンのコンテッサクーペのオーナーの友人のPorsche 356 Speedsterの若いオーザーさんと凝りに凝った話題が盛り上がりました。

 その晩から、その会話の影響でしょうか、最も気に入っている雑誌 (右画像:Classic PORSCHE, No.10 March/April 2012) をベッドの中で眠りにつくまで毎晩のごとく眺めています。

 この号に自分として最も尊敬すべき “Porsche 911R” (参考サイト:Porsche 911R) が6ページにわたって詳細にフェーチャーされてます。820kgの超ライトウェイトで走るために不要なものをすべて取り去った理想的なクルマです。自分のコンテツに比べようも無いパワーウェイトレシオがわずか4.8kg/HPであり、12.7kg/HPの我がコンテツとは天と地のような差です。いつかは911Rなんでことも考えてはならない天の上のクルマです。ですから、この記事を見て、自分のコンテツはどれだけ近付けるなんてろくでもないことを考えつつ瞬時に眠りにつくようなものです。

 さてこの号にはポルシェのカレラ パンアメリカーナ メキシコ ("Crrera Panamericana “MEXICO”、参考画像:La Carrera Panamericana in Photos、Royal race.) も歴史とともにレストア後の姿が詳細に記述されています。この個体はメキシコで発掘され、カリフォルニアに持ち込み修復を開始するまで、縁あって直接目にしております。歴史は聞いておりましたが、この記事でさらに勉強した次第です。

2017.11.13:本日のデリバリー - ワンウェイバルブ

20171113 ONE WAY VALVE

 先月、eBay経由で発注していたワンウェアバルブが本日、日本郵便から配達されました。本当は1週間ほど前のビ筑の前に入手できればよかったのですが本日になりました。

 9月30日 (土) の練習会で、ガソリンを多めに入れ、旋回時にリリースパイプがガソリンが漏れてしまいました。これ自体は当然のことで、大昔のTACS/JCCAのイベントではレギュレーションでワンウェアバルブを入れていました。それは今は入っていません。

 ビ筑では毎回ガソリンをギリギリ少なく入れて事無きを済ませていましたが、練習会での消費量を考えるとその訳には行きませんでした。

 そこでワンウェアバルブをと、3ミリのゴムチュープに対応できるものがなかなか見つからず、結果的にeBay経由となりました。英国で購入できるものと同じ (ような) ものを中国から購入しました。その価格が送料込みで二つで154円であり、これには大いに驚きであります。

2017.11.12:幸手クラシックカーフェスティバル “静” のイベント

20171112 Satte Event

 10月から11月は、所謂、旧車にとってもっとも忙しいシーズンです。毎週末には日本全国で多くのイベントが開催されています。

 当サイトオーナーは、最近、この種のイベントから足が遠のいており化石化しております。年1を目標に今年は久々に幸手のイベントに出席させていただきました。我がコンテツにとっても最初の参加であります。また旧車だと考えてもないオーナー&コンテツでありますがインタビューも受けました。

 久しぶりの頭も体も使わない “静” の1日はとてもしんどかったです。やはり “動” のイベントの方が精神的にも肉体的にも脳みそが活性化してとても楽なような気がしました。でも、たまには “静” の付き合いも必要なんでしょうネ!

【参考ブログ】
 ブロガーのみなさんのコメント、写真を中心に掲載されております。このイベントの場も同様でありました。そのほとんどは会話もなく、あるいは紹介の提示書きすらも読まれるてないようで、実に残念であります。それは単なるご自身の考えているレベルを物語るコメントであり、苦笑するものです。
 しかし、下記の内容は真摯に扱っていただき感謝するものです:
Yahoo! ブログ en@埼玉の忘備録 さん 週末の徘徊 2017年11月12日
=>
https://blogs.yahoo.co.jp/streamriderken/65205979.html
 携帯カメラでなくしかも良い角度からリアル感のある写真を撮っていただきました。ありがとうございます:
Yahoo! ブログ 徒然トミカ さん 幸手クラシック 2017年11月12日
=> https://blogs.yahoo.co.jp/minimini981qaz_531/57907033.html

2017.11.11:メンテナンス&クリーニング

20171111 Checking Underbody

 ビ筑走行後のいつもの風景です。

 今回は道中で結構な雨にもやられたの下回りの掃除をまず進めました。結構な汚れでした。また、フロンドのフェンダー裏にはどういう訳か左側だけにタイヤカスが集積してました。

 ごみ取りの後は、ボルト類などのチェックそしてWD40で防錆処理をしました。後はブレーキなどオープンしてチェック&清掃です。

 そして今回大いに成果を感じたエアーファンネルをはずし、通常のエアークリーナに戻しました。また、外したタイヤ&ホいールも裏面もふくめて清掃&ワックスを入れました。

こんなことをしていると毎回、車検並みのチェックしてるようなものです。

 最後に簡単に外側ボデーの拭き掃除とガラス類の清掃です。

2017.11.5:ビギナーズジムカーナ in 筑波 2017年第6戦 (最終戦)

20171105 Tsukubi Final

 ビ筑 (正確には、ツクビ) もこの第6戦で2017年の最終戦となりました。

 前回同様に前日の練習会に参加させていただきました。こんどは初めてではないので若干リラックスして練習ができました。

 前日に交換した新しいシフトレバー機構、長年馴れた方式なので楽にシフトできるようになりましたが、練習中に1速から2速に入らず4速になってしまうトラブルに遭いました。結果的に、練習会終了後、頼りになるプレメーラの友人の手も借り、現場でシム調整をしてことなきを得ました。

 今回のヒストリッククラスは4台の参加で成立となりました。と、いうもののコンテツ以外は2台のセブン、KENTエンジン、あるいはコスワースBDR、また同様にKENTエンジン搭載のジネッタです。パワーウエィトレシオ、コンテツの13kg/PSに対してそれらは4kg/PS前後であり、どんでもなく比べようない有様です。主催者側では事前にハンディ (これがビ筑の特徴) を14としました。そして当日、Sタイヤには+2と!

 しかしながらこのハンディ、どう結果に及ぼしたかとはそれは実に不思議なもので、コンテツが1秒の差で競り勝ちました。人車共に非力でも優勝です! (ご参考:筑波ジムカーナ最終戦無事に終了MTKS Mas.yさん)

 とにもかくにも運良く、最終戦に表彰台に上がることができました。昨年はなかなかクルマが決まらない、今年前半は体調不調、ようやく秋口になり良くなり、練習もそうをこうしたのか、2年地道に続けてよかったなと感じております。

 以下は、本番1本目の走行です。


全ての内容は、固有に記載のあるものを除き所有権は当サイトオーナー、江澤 智に帰属します。如何なる形式での再利用、複製、また再配布はくれぐれもご注意ください。
All contents, unless otherwise stated are copyright Satoshi Ezawa. So not reuse, redistribute, or duplicate in in any format or way. All pages are not sponsored or endorsed by Hino Motors, Ltd.
全てのページは日野自動車のスポンサーあるいは裏書きのあるものでありません。

© 2004-2018 HinoSamuri.org  - ヒノ・サムライ研