先月以来、毎晩、眠りにつく際に眺めているマツダのNAロードスター (米国名:Miata NA) の米国チューニング本です (Mazda Miata - Performance Handbook) 。この本にはMiataを日常のドライビング、スポーツ競技 (スラロームなど) 、そしてより高度な競技にどうチューンアップしたらよいかがまとめられています。実に地道な内容ばかりです。
特に設計として大変優れた点が多く書かれておりそれを理解することが大切であり、特にシャシーやギアボックスなどが多く書かれてます。そして110%の使い方をすればこうなる (破壊) ともあります。
どれも我がコンテツの改善に多く役立つものです。実は最近特に気になっているギアボックスです。コンテツのそれもBREの時代の評価ではピートさんも特に日野のギアボックスの設計者には大変感謝したいと言われていたました。結果的に西海岸でのレース活動ではギアボックスだけはまったく手を入れる必要がなかったのです。
しかし、このMiataのギアボックスを設計や構造の観点で読むとコンテツとは天地の差ほど進歩していること、あるいはどうしようもないことに気がつくのです。30年近くの技術の差は致し方ないものです。諦めず、一歩一歩と、誇大妄想を夢に描きながらすぐに熟睡となります。