懸案事項のEWP (電動ウオーターポンプ) の自動・手動の切り替えスイッチの配線です。
本来はコンピュータに任せて自動オンリーで良いのでしょうは、取付説明書にあるように競技走行は、常時オンにすべく、切り替えスイッチを設けていました。
ところがもう大分前になりますが、公道復帰のよく年の夏 (2014年) 、大黒PAのHCC95の第三日曜の朝のギャザリングに向かう途中、大黒PA手前の鶴見つばさ橋が見えかけたころ水温が見る見る上昇しました。路肩に停車してエンジンルームを開けるとヘッダータンクから完全に温水&蒸気が吹いている状態です。しかし、ここで止まっていてはまずいと、そろそろと橋を上り、後は下りを利用して蛇行で皆さんがおられる大黒PAの到着しました。その時が以下の画像です:
冷却水は完全に泡状になっており、かなり危険な状態でした。現場で色々と原因をチェック、最初はEWPがダメかと、結果的には、自動・手動の切り替えスイッチを取り除いたらオーケーとなり大黒PAからの帰路はオーバーヒートもせず、何事もなく、我が家に帰着しました。
その後、切り替えスイッチのモジュールを再三チェックしましたが目論見通りの動作で原因が判明せずそのままにしてました。そしてこの日、気を取り直してチェックをすると、何と、引っ張りとギボシの一つが冒頭の画像に抜けていまいました。これが原因かと、今まではチェックしても導通があったので判らなかったのです。それはシステムのアースラインでした。
早速、新たにワイヤーとギボシを用意し、スイッチに接続、そして以下の画像のようにあるべき位置に自動・手動の切り替えスイッチを何年かぶりに取り付けました。何と、トラブルが発生してから7年近くも経てです。
このスイッチが無くとも一般走行や短時間のジムカーナでは何にも困りません。とにかく無しの状態で今まで過ごして来たのです。ただ念のため、あるいは今後あるかもしれないTC1000などの走行には必須のアイテムです。一般走行でもEWPを常時オンにすると水温はすぐに10度くらい下がります。
ギボシのすっぽ抜け、実は2度目です。2016年に1000キロ越えの北陸への旅をした時、夜間、ヘッドランプのハイ・ローの切替が出来なくなり (メキシコ製のVW用ディマーリレーの不具合) 、ハイビームランプのソケットを抜こうした際に、すっぽ抜けがありました。
配線作業をしてる際、結構、集中のあまりチョンボがあったようです。今後も要注意の場所です。気をつけましょう。