電気配線はシンプルであった時代のコンテッサ1300でも今となってはどのようになっているかは現物だけでは中々難しいものです。やはりオリジナルの配線図をもって、トラブルの対処を正しくしたり、新造なりをすべきです。
以下に当時の整備解説書からの抜粋を例示する:
【日野コンテッサ1300STD】
(PDF参照)
【日野コンテッサ1300DX】
(PDF参照)
【日野コンテッサ1300クーペ】
(PDF参照)
【ワイヤーハネースの現物】
日野コンテッサの電気配線を成すワイヤーハーネスをクルマから取り外すとこんな感じです。旧いシンプルな配線のコンテツも結構複雑に感じます。整然とした配線図とは対照的です。電線全部の長さは数百メータになるでしょう。最近の電子機満載車ではRVなんかと数キロメーターとなってるようです。
【ワイヤーハネースの改善例】
当サイトオーナーの改修後のメーターパネル・アッシーの配線、ビフォア (下) とアフター (上) です。MIL規格の航空&宇宙用の配線材料 (参考本:Automototive Electrical HANDBOOK) を使用しています。アッシーとメインのワイヤリングとに接続インターフェースはフォーム・フィット・ファンクションのセオリーに沿っています。
参考文献:
- 日野コンテッサ1300整備解説書(CONTESSA1300 MODEL:PD100 SHOP MANUAL)、昭和39年9月1日
- 日野コンテッサ1300クーペ整備解説書(CONTESS1300 COUPE)、昭和39年12月1日
(SE, 2009.5.1, Original)
(Revised, 2018.10.26)
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