ホーン (クラクション) - 実践編 その2


昔は整備屋さんもいじっていた!

 クラクション:ホーンというのはそこのウラについている調整ネジは絶対にいじってならないとクルマに乗り始めた1960年の後半から整備屋さんから教えられていた。しかし、昔の雑誌:車種別にみた部品の構造と整備、ホーン:今仙電機株式会社 (モーターマガジン、1965年8月号、P69) にはちゃんと調整の仕方が載っていたのだ。何年か前、これを知り、自分でもやってみた。最近、今仙のKnight Hornを入手した友人 (整備屋さん) にこれを送ったら、「貴重な資料ありがとうございます。僕が、整備士の資格を取る時には、ホーンのアジャストスクリューは動かしてはいけないと習いました。それ以前は、やはり想像通り、積極的に調整していたんですね。とは言え、昔は、鳴らないホーンのアジャストスクリューはよく回して調整したものです。」

 以下のその雑誌に載っていた今仙のホーンの調整&修理方法:

Horn Practice 2 1

今仙 KU120 (セダン用) を開けてみる

 コンテッサ1300セダンには今仙電機 KU120 (スタンダード車は高音のみ) が装着されている。以下はその KU120 を参考までに分解したものである:

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今仙 KM120 (クーペ用) をオーバーホール&取付

 コンテッサN1300クーペには純正で今仙電機 KMH120 (高音/低温のデュアル)  がバンパー裏に装着されている。以下は同型の KM120 (一般市販品) をクーペ "L" に接点不良のオーバーホールから装着した記録である。上記の「今仙のホーンの調整&修理方法」に沿って進めた。ボルト類は場所柄錆びるのでステンレスに交換した。クーペ "L" はスタンダード仕様なので右側のみシングルホーンである:

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(SE, Original 2014.12.29)
(Renewed 2020.1.31)

20180612 Notice
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