2022.11 霜月 (しもつき)
2022.11.30:本日のデリバリー - 足回りの強化ボルトほか
昨日 (11/29) は、日曜の晩に手配したHTボルトがデリバリーされました。
日曜日に発覚したラジアスアームのボルト損失のためです。
念のために、左右すべて交換、2種類計4組、そしてスペアを入れ、都合8組となりました。
実に久しぶりに注文、2013年公道復帰を目指していた頃の10数年前の倍以上の価格と感じました。しかし、当時に比べて、ネットで注文、すぐにデリバリーされることは雲泥の差であります。ただ、希望のものはすぐに手に入るかというとそれは微妙で、今回の注文は在庫が確実にあるものでかなりの妥協となりました。
続いてデリバリーされたのがソレックスのアイドルジェットです。目下、#50を使用しています。これも最近、#65から小さくていった結果です。#50で行けるならば、もうちょっと、などど考えた訳です。
手持ちのジェットの上は、2.5おきに用意してますが、小さい方は、#55,#50,そして#45であり、その間も試したかった訳です。そこで画像のように、#52.5と#47.5を加えて訳です。
もう一つは、水温コントローラです。これはサブラジエータ&ヒーターのラインの電動ウォーターポンプのオンオフに使うものです。今は手動でオンオフしてますが、時々忘れたりするので、ある温度、例えば、40〜50℃になったらオンにするという算段です。楽しみです!
2022.11.27:人車共OH中 - ブレーキの点検が…!?
この日は、昨日と変わって実に空気もフレッシュだし、空も雲ひとつない陽気です。
朝、市内での所用を済ませ、6号線で帰路の途中、松戸隧道を出ると目の前に富士山がくっきりと近く見えました。
そこでその足で江戸川に土手に上がると、画像のようにiPhoneの望遠でも綺麗に富士山を収めることが出来ました。
小学生の頃は、松戸市内でも校庭で富士山を拝むことができました。しかし、今は少し高い場所に上がらねば見えなくなりました。富士山は何時見ても何かエネルギーいただけるようは気がします。
来週の12月3日 (土) は、ビ筑の練習会に申し込んでおります。そのために下回りの点検も兼ねて、ブレーキシューのクリアランスの調整をしました。
昨年の車検以来、調整してないので心持ちクリアランスが増えた感じがあったのです。自分は詰め気味の方が好みです。
そこで大問題を発見!左後輪のラジアスアームを固定している下端のボルトの1本が無いのです。脱落です!上端も緩んでいます。自分のはここは過去も緩んだことがあったので気を使っていた部分ですが、完全に脱落したこの状態は目を覆うものです。
実は少し前から、車体の後方で何時もと違う音が段差を乗り上げたような時に発生していました。単に、タイヤを変えたからとか、積み込んである工具が暴れているのかと甘く見ておりました。
やはりの異音はすぐに究明すべきと反省であります。先般のエキパイのナットの緩みも有り、誠に身が締まる思いです。それにしてもここで発見できたこと、事故もなかったことは実にラッキーでした。二度と起こしてはならない事象です!
2022.11.23:勤労感謝の日の誇大妄想 - Smith Digital Speedmeter
ここ数日の間に何気なく発見した、英国のSmith社のClassic SMITH Digital Speedmeter、伝統の機械式の速度計と同じデザインでデジタル化されたもののようです。永遠の男のロマンのような今だ健在なSIMITHのメーターなのです。
取付指示書を読むと、ミッションのメーターケーブルのソケットにセンサーアダプターを取付 (これは車種に応じて何種類かの形状あるよう) 、そこからケーブルに換えて、電線でメーターに電気信号経由で、指針を動かすと言う代物です。オドメーターはLCDでの表示です。
これは良いと、絶対これにしたいと、スミスのメーターは、コンテッサ乗り初めの1970年代から雑誌などを通じて憧れていました。
特に52mmの油圧計と水温計をデュアルに組込んだものはいつかはと思っておりました。この機械のメーターをコンテッサの水温計に入替えてしまえば、水温も油圧も1つのメーターに収まるし、電気式ではないのレスポンスや精度も良くなると勝手な妄想をした時期があったのです。
さて、このデジタル化された速度計、RRのコンテッサには朗報なのです。何故ならば、2m余りもの長さ、しかも曲がりくねったケーブル、これは結構、機構的に見て難儀なものです。これを静的な電線1本に換えられればと誰しも考えると思います。しかも、あのSMITHのメーターなのであります。
価格的は英国の中でも千差万別で、日本にして3〜5万円 (参考例:eBay) の様です。注文の際にはミッションの取付の形状を相談する必要があります。
と、ここまで来て、大きな壁がありました。それは直径が80mmないし100mmの2種類なのです。コンテッサは90mmです。80mmの小さいのにアダプターを付ける、これはちょっとチャチに見えてしまうだろう...、100mm,これはコンテッサ側を加工、すなわちカットする、これは絶対に行えない、自分の主義は、コンテッサに何かを取り付ける際は、コンテッサ側を絶対に加工してはならないと言う基本的な考えがあります。加工したら最後、後に戻すのが大きな問題となることです。
そんなことを考えてる間に、天の声がありました。まず、上記のサイズの観点でこれは使ってならない部品であること、そして色々多くのことをやるのに絶対的に必要でもないのに、余計なものに投資をするな,,,というお声でした。
まあ、単なる、誇大妄想でした。反省!と、我に返ったら思い出したことがありました。それは画像のようにすでの電気信号を得るためのセンサーをミッションとメーターケーブルの間にあるのです。いつかはと思い何年も前に準備してあるのです。この部品自体は確かデンソー製で、日産サニー向けのセンサーでラリーコンピュータなどのためのようです。
我がコンテッサにはデジタル機器を取り付ける準備はしてあったのです。しかし、何時になるのでしょうか?
2022.11.19:人車共OH中 - 失念・失態!
週末です。コンテッサ共々、体力維持のために散歩にとコクピットに座り、キルスイッチをオン、と思ったら既にオンでした。
これはヤバい、案の定、IGスイッチをオンにしても電磁ポンプは働かず、電流計は中央のゼロのポイントから微動出していません。
つまり、バッテリーがすっからかんになってしましました。
クランキングパワーは強大であっても、28Aと言う小容量のリチウムイオンバッテリーなのです。
なるほど、キルスイッチがオンということは、EWPコントローラがオンだったので1週間のインターバルでバッテリーのエネルギーを喰い潰したようです。1週間ということは、168時間、とするとバッテリーが満杯として、約166mA/H、その程度の消費量程度は不思議ではないので納得です。
まったく、失念・失態であります。早速、専用充電器をつなぎました。数時間後にはIGスイッチオンで電磁ポンプは動くように、しかし、エンジンオンは充電器の自動運転に任せて満充電を待つことにしました。今後、要注意です。
さて、エンジンオンはあきらめましたが、基本的なことをチェック。数週間前に復活させた、TPMS (旧車もIoT、M2M時代 - タイヤ空気圧のリアルタイムモニター) 、iPhoneでの目下の測定値は右の画像のようです。
空気圧、冷間時、F=170,R=230にセットしていたので、まあこんなもんでしょう。下の桁まで仔細なことを問うものではありません、まあ、安心と言うか、ある意味ではプラシーボかも知れません。まったく誇大妄想、自己満足の世界であります。
次に、足車メガーヌ号にウィンドウウオッシャー液を入れたついでのコンテッサのそれもチェック、おそらく数年ぶりと思います。
タンクの中には半分ほどの液が残っていました。ということは、正確ではありませんが数年間でその様な消費量であったということです。
整備屋さんでの法定点検やビ筑など競技以外、雨の日は基本的に乗り出すことはないのでそんなもんでしょう。でも、何時でも動かせるように定期的にチェックすることは必須です。
液を補充して、ついでに内部をクリーンアップしました。結構、汚れはしっかりと喰い付いているようで、再度、本腰を入れてクリーンアップする必要があります。
と、いうことで、この日の午後の時間が過ぎました。晩秋は陽が落ちるのも早いものです。完全に落ちる前にルーチンのウィーキングへと。。。
2022.11.13:メガーヌ号の冬の懸案事項 - 備忘録
メガーヌ号のスロットルボディ・バルブのクリーンアップです。先週あたりからエンジンの始動があやしくなってまいりました。
この現象、昨年のこの時期に発生し始めました。WAKO’Sのスロットルバルブクリーナーを大晦日には手にしていました。しかし、無精でそのままして、春も近くなると現象も消え、今日まで来ました。
どうも今回は一向に始動せず、分解&クリーンアップとなります。ダクトを外してみると上の画像のように確かに汚れていました。下の画像はボディを外した内側の状況です。こう見ると内側の方が大きく汚れているようです。ボディ、本来ならば、ルノーの整備解説書にあるようにISCV (アイドリングスピードコントロールバルブ) に接続されている水のラインを外すべきですがエアー抜きなど後が面倒なので外しんませんでした。
クリーナをお世話に表も裏も綺麗に清掃しました。クリーナのインストラクションにあるボディを外さず外から吹きかける方法はおそらく内側の清掃に効果がないだろうと推測します。おそらくプラシーボ効果程度だと思います。
そしてボデーを戻したのが以下の画像です。やはり綺麗なのは気持ちの良いものです。エンジン始動後のアイドルも実に安定して静かです。
しかし、これだけの汚れがでエンジンが始動しないのも何とも不便な世の中です。今どきの電子制御多用の世界なのでしょうか?複雑な気持ちです。
2022.11.7:本日のデリバリー - エキパイ用チタンボルト
先日の「2022.10.1:人車共OH中 - ルーチン作業 - 点火プラグの清掃」にあるようにヘッドのエキパイ用のスタットボルトのナットに緩みがあることが発見されました。基本的はガスケットが原因かと思いますが、この際、ちゃんとしたナットにしようと決意しました。
ちゃんとするというのは、丈のある真鍮ナットです。英国の旧車系のショップあるいはその筋の専門店から購入できます。しかし、残念年ながらどういう訳が日本では入手困難です。VW系であっても外形が細く自分の望むものではありません。
そこでたよりになるeBayやネット検索です。真鍮系もありましたがチタン製を発見しました。これは形状的に理想だし、試してみようと、即ポチってしまいました。
発送後の到着日の予定は12月初めになっているものの、何と1週間後のこの日に投函されておりました。実にラッキーであります。
早速、重量を計測、使用分:7ヶでおよそ38g強、5g強/ヶです。やはり軽いですね。使うのが楽しみです。
2022.11.6:東葛旧車交流会@白井運動公園
何年も前から主催の方から紹介を受けたり、メールを通して会話をしてました。しかし、なんだかんだが旧車イベンドから遠ざかっているのか、一度も伺わこと無く、今まで来ておりました。
ビ筑の今年のシリーズ戦も終わり、来年の2月末ではしばしの休息期間 (実際には何かを詰め込む大切な準備期間) でもあり、コンテッサを走行チェックを兼ねて、20km先の白井運動公園にお伺いしました。
主催さんとリアルで初めてお会いし会話を楽しみました。また、ベレット軍団の皆さんと久しぶりとなりました。また、以前、松戸のイベントにお出でいただいた大和のジャガーのオーナーさんとも再開できました。
!! やはり、一歩、踏み出すことは良いことが有りものだと感じました。近場だし、日曜の朝のクルマの運動にまた尋ねてみましょう。
以下はこの場で配布させていただいたチラシです。皆さんの参加出走を期待しております。ご参考までに(QRコードにコンテンツが入っています)
2022.11.5:人車共OH中 - 外装光り物クリーンアップ
我が愛車、コンテッサクーペ、下回りは小まめにクリーンアップするものの外装は滅多に手を入れておらず、ワックスがけなどは年1ならば良い方です。
これは普通の旧車オーナーとは間逆な愛車への接し方かも知れません。
ネットなどを通して目にする最近の旧車は目を疑うほど綺麗に見えると思うのは自分だけではないでしょう。それはそれでは自分とは生きる道が違うのだと…
ここに来て、友人の愛車を機にして、自車のモール類の輝きが気になり始めました。と、思ったら、すぐに行動、久しぶりにクリーンアップを試みました。まずは一番目につくフロントウインドウのモールとワイパーアーム周り、とにもかくにも付着している汚れを拭い去ることです。
そして、限りなく繰り返し磨き上げることだけが輝きを取り戻す方法です。スーパーセットはありません。時間の関数は無限であります。と、言ってもある時期に来るとグッと輝きが増すというかステンレス独特 (あるいはクロームメッキ) の深みが出てきます。
実はこの間、数分ですが...。自分としてこの画像の様な雰囲気が妥協を含んでの合格点です。
以下は、リヤのモール類です。ここは三種類の材質から成っています。フードの末端の横バーとグリル下の三分割のモールはステンレス、右左サイドの縦のモールはよくはわかりませんがダイキャスト (?) にクロームメッキ、そしてグリルはアルミです。これらもひたすら汚れを拭い去り、磨き上げるのです。結果は以下の通りです。
もちろん、ステンレスのキャレロ (Carello) のライセンス灯とそのアルミ製台座 (自作) 、そしてルーカスのバックランプのモールも忘れてはいません。重要なのは全体感です。
再度の三角窓あたりも実に重要です。ここは三角窓のロック機構を外し、下部のモールに手が届くようして綺麗にクリーンアップします。そうでしないと全体感が台無しになります。
もちろん、ピラー下の細いステンレスバーの外してクリーンアップします。ここはそうでもしないと、内側の汚れが取れず、見た目感に大きく響きます。
フロント周りのメインパーツ、Talbotミラーです。これは一般的な真鍮製ではないアルミ製であります。やはり丁寧に汚れを取り磨き上げるとアルミ独特に風合いが出てまいります。嗚呼、これで米L.A.のPetesen Museumで見たあの1971 MacLAREN M8E (参考:virtual globetrotting = https://virtualglobetrotting.com/map/1971-mclaren-m8e/view/google/) のそれに近くなったかなと、イヤ未だまだと、もう少し修行が必要と、やはり本物を拝んで置くことは重要だなと思う瞬間であります。
そして、最後のこの作業に使用したツール類は以下の通りです。もちろん、これ以外に2013年の公道復帰の際に施した基本的なクリーンアップでのBlue Magicなどがこの作業に影にあります。今回は、その上に立った、謂わば俗に言う「ディテーリング」のレベルであります。
以上、実は3回の週末に数時間づつの作業であります。数センチあたり数分の作業の繰り返しの磨き作業である訳で、積算して全体になるとそのような時間になります。つまり、面積の関数です。
最近ではこのような作業を専門の業者にお任せするのが世間のようです。それはそれで多くのメリットがあるでしょう。否定するものではありません。
しかし、自分のクルマは自分でと、その努力に見合った結果、そして大いなる満足感が味わえるこの上ない喜びがあるものです。週末の息抜きにはもってこいです。での、このディテーリング作業、次に出来るのは10年後でしょうか?
2022.11.4:本日のデリバリー - BaseQi Aluminium SD Card Adapter for MacBook Pro 14"
先週、eBayで注文した台湾製の「BaseQi Aluminium SD Card Adapter for MacBook Pro 14”」、トラッキング自情報では到着が12月1 日と表示されていました。
しかし、今日、郵便局から配達がありました。1週間のもしないで手にすることができました。
日本のAmazonでも購入できますが、価格がちょっと高めであり、デリバリーも台湾から発送とか、日数のかかるとあるので、それならばとeBayの台湾の販売元から購入しました。結果は、正解!おそらくAmazonも同じルートではないかと推測します。
手にすると小さい、「for MacBook Pro 14”」とあるだけにデザインもピッタリだし、目論んだ通りの出っ張りの無いMicro SDのアダプターです。
早速、AmazonでTranscendの128GB Micro SDを注文、何と10時間もしない午後8時過ぎの投函されました。何時も思うのですが、そんなに速くしなくといいのに…と思うものですが、便利さには抵抗できません!
早速、MacBookに装着、ほとんど出っ張りもなく、デザインの親和性もドンピシャです。ただ、取り出すのが難儀というのが一般の意見のようです。
2022.10 神無月 (かんなづき)
2022.10.30:本日のデリバリー - Appleの有線マウス
もう何年もApple Magic Maouse 2 (A1657 − 2015年発売) を使用しています。使いやすく、重宝しています。
自分の環境ではこれに勝るマウスは無しと自負するもののですが、自分にとって一つ欠点というかマイナス面を感じております。
それは重量です。重さ約100g、これ自身、世間では普通のようです。しかし、長時間、細かい作業をしていると腕が疲れて来ます。歳のせいもあるのでしょうが、とにかく重くかんじるのです。
そこでいろいろ検討の結果、旧いアップルマウス (A1152 - 2006年発売) をヤフオクで購入しました。未使用のを非常にロープライスで運良く手にすることが来ました。重量を測ると以下のようです:
画像のようにおよそ3/4の重さです。この差は大きく、何とも軽々と感じるものです。取り敢えず、旧い有線マウスとマジックマウスを適宜使い分けて楽しみましょう。どうも重量は自乗で効いてくるようです。
ちなみに、昔、購入した気に入っているMacallyの3ボタンマウスは1/3と軽量です。これは時折、使用しますが大きな欠点は大きさが小さ過ぎることです。Macallyの最新版の有線マウス、70g台ですが、日本では未だUSB-Cモデルが購入が困難です。いずれ適価 (英国eBayで本体が20ユーロだが送料が非常に高価) で入手できるようなったら試したいと考えています。
2022.10.29:人車共OH中 - 12ヶ月点検後のケア
昨日、無事、12ヶ月点検も完了し、懸案事項のフロントディスクブレーキの片効きも原因が特定しました。
週末のこの日は、久しぶりに秋らしい天気で実に気持ちの良い日和であります。
気分もよく、何時も中々できないケアをしました。その一つが最近、友人と何かと話題になっているタルボミラー (Talbot Mirror) のケアをしました。
微粒子コンパウド入の固形ワックスでクリーンアップするという単純な方法です。長い間、清掃してなかったボデー (一般的な真鍮と違って、これはアルミ製) もなんとなく透明感が出てきました。
トランクルームの荷物を全部出し、内部の清掃はもちろん、手の届く範囲内の下回りの清掃を進めました。また、燃料センサーや給油パイプ周りもクリーンアップ、この辺りはマメにしてあげないと結構、ダメージが大きくなる部分です。NAPAのフェンダーエプロンで雑多なものを隠し、見てくれ、うまく纏まりました。
そして、懸案事項だった右のフロントディスクブレーキ部分です。
整備士さんも経験しておられるシリコンのこびり着くような状況、一応、プロの見解でこれで大丈夫ということにはなりましたが、この先、少し気をつけた方が良いだろうというご意見をもらいました。
よって、昨日、50km余り走行後、再度、クリーンアップを進めました。
パッドを外し、まずはローターの両面をこれでもかと思うほど、ブレーキクリーンとペーパータオルで吹いては拭き取りと繰り替えました。
適当なところでオーケーとして、次にパッドの清掃、何時ものように平板 (本当が硝子板が良いが) を下敷きに120番のペーパーで表面を削ります。
これでパッドの表面は削れ、新品のように綺麗になります。メタルもキラキラと輝いています。
そして、念のため、ホイールの内側もブレーキクリーンで清掃.。
そんなこんだで空気も綺麗で暖かな陽気、この日は期限が限られたプレッシャもなく、実にのんびりした一日でした。
2022.10.28:12ヶ月法定点検
当初、予定していた10月24日 (月) は、諸般の事情で変更して、金曜日の24日に整備工場に伺いました。
1970年半ばからお世話になっている工場です。何時もながらチリ一つ落ちてないフロアは気持ちの良いのです。この工場の良き伝統だと思います。
自分より年長の社長はまだまだ健在ですが、実際の整備作業は、息子さんあるいは若い従業員さんに代が変わってきています。
これはこれで良いことだと思います。自分のコンテッサは旧車であることは事実ですが、整備については特段の目でみることなく、普通のクルマとして接していただきたいのです。つまり、変なこともなく通常の整備で事足りるというのが目標で自分なりにそのようにケアしています。
コンテッサも若い整備士さんに普通に点検・整備していただくことが重要だと考えています。それにより、自分のような旧い考えあるいは目ではなく、現代の目線でいろいろ考えてくれるということです。それにより、こちらも勉強になるものです。
リフトがあるのはいいものです。久しぶりに下回りの全景をみることができました。およそ10年を経ますと結構劣化が目立ってきています。しかし、この下回り、組んだ当時からほぼ変化してないというのが自分としては正解だったのでは自負するものです。とにかく、ペイント、ブレーキのライン、クラッチのライン、燃料ライン、そして電気配線と、全て日野のコピーではなく、自分の考える通りに自分でコツコツと製作したものです。
さて、懸案のフロントブレーキの方効きです。さすがプロです。一発で原因発見です。右側のローターがヤケにテカテカだと、左のローターは作業グローブでこするとキュッキュッと音が出るもののが、右のローターは音もなくスベスベです。
原因は、ブリーダから漏れたフルード (シリコン) 、極微量ですが、それはローターの表面にこびりついていたのです。ブレーキクリーンで念入りにシリコンを拭い去る清掃をして一件落着となりました。
プロの整備屋さんの弁、実はトヨタのリヤのドラムブレーキに似た問題があるとのこと、それはシリコン系のグリスが新車で入っているのが、10年くらい経るとそこかしこに散って、それが目視できない状態でブレーキドラムにも付着して問題を起こすそうです。それをクリーンアップすることが大変な手間だそうです。
実はシリコン系のこの問題、グリスでは無く、フルードでも同じことが言えます。10数年前、シリコンに変えた際に、運悪く漏らしてしまった場合、シリコンがガレージの中、あるいは隣の部屋にも拡散してしまうことです。例えば、我が家のガレージの隣にある台所の床がすべすべになってしまうというとわかり易いとおもいます。後始末が大変なのです。
今回は色々、勉強になりました。帰路は手放しブレーキでもまっすぐ止まるようになりました。もちろん、踏み心地もパッドがちゃんとディスクをグリップしていることもダイレクトに感じられるようなりました。
専門家の意見や処方箋は大変参考かつ勉強になるものです。だから自分でいじってもプロに点検・整備お願いするのは改めて正解と感じました。
2022.10.23:人車共OH中 - 12ヶ月点検に向けて
本当は今月の初めに持ち込みたかった12ヶ月点検、行動が何かとスローになっています。10月24日 (月) に予約を入れました。
天候、歳の問題、あるいはやる気?、どうでもいいのですが、結果的に遅れております。
後のないこの日、気合をいれました。まずは、マフラーをMonzaから隔壁板の入ってまあまあ普通の音量のタイプに戻しました。そして、懸案事項のフロントブレーキの片効きです。
先般、パッドをクリーンアップしてところ、現象が出なくなりました。その結果、先月末のビ筑第5戦に出場、エンジンは不調なものの、ブレーキの問題はでませんでした。しかし、その後、やはり同じ様に片効きが出るようになりました。そこで発見したのは、数日前に発見したのが、何とブリーダからフルードが滲んでいるのです。
これが問題かと、締めれば解決と、しかし、同じ様に問題が出た状態です。そこで再度点検です。
一応、念入りにチェック、しかし、見た目では何とも不具合は見当たりません。結果ても、自己判断ではありますが、ここの一般道の走行は注意をすればよいだろうと、12ヶ月点検にこのままで出して、また専門家の判断に仰ごうということにしました。
と、いうことでこの日の作業は、下回りの点検とクリーンアップをして終わりにしました。
2022.10.16:人車共OH中 - タイヤカスの除去
この日は、昨日、外したシバタイヤのクリーンアップです。
先月のビ筑第5戦でたったの3回の走行ですが、タイヤカスは立派にこびりついております。
よく見ると、リヤのタイヤよりもフロントのタイヤのほうがたくさん残っています。おそらく、重量の重いリヤは走っている内に結構消えてしまうのだと思います。走っているうちには取れるから掃除はしないと輩もおりますので…
いずれにせよ、のこぎりヤスリで除去、結構、骨の折れる作業、小一時間で完了しました。
でも綺麗になれば気持ちの良いものです。さて、このタイヤで走るのは何時になるのかな?
2022.10.15:人車共OH中 - タイヤ交換
普街乗り用にスティールホイールに入れていたミシュランのエネジーセーバー (175/70R14) 、確か2016年生産ですのでそろそれ換えようと、郷里にしては2~3,000kmも乗ってないと思います。しかし、時間の関数で変えるというの個人的な法則なので新しいのを探しておりました。
第一の優先順位は、ホイールが4.5Jですので175/70R14はどうしても太いと感じており、横方向の剛性が低下するのではと、感じておりました。昔、メーカーの専門家に言っていた「絶対にホイールよりは太いタイヤを使うな!」というのがDNAになっているのです。
そこで初心に戻り、適切な幅のタイヤ、それは155/80R14となります。エネジーセーバーの前はそのサイズでした。当時も一般乗用車用のものがありましたが、横剛性が欲しいのであえてLTタイヤ (6プライ) 、当時、乗用車並みに乗りごごちと評判の高かったトーヨー H11を選択しました。
そのような経緯もあり、今回も155/80R14 LTを選択、時代も進化したようでそれなりの評価の高いhttps://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_van_ry55/を購入しました。
決定の大きなポイントは重量で、約6.6kgとか、これは軽いといわれるミシュランのエネジーセーバーの175/70R14より軽量です。また、トレッドパターンも柔でないのも気に入りました。
ヤフオクで1年落ちの新品をリーズナブルな価格で落札、早速、何時ものパーツワンさんで入替えをしました。
装着してボデーを揺すると結構剛性感があります。エネジーセーバーの比ではありません。これはグッドニュース、以前のGY RS-Sportsや現行のシバタイヤほどのガチガチ感ではありませんが近い感じです。後はレスポンスがどうかとでしょう。これは叶わいのは明確です。近いうち、コースで走るのが楽しみです。
この日、タイヤの交換と同時に下回りのクリーンアップとチェックもしました。フロントのボールジョインなどのボルトが結構、増し締め箇所があり、やはりチェックしてみるもです。
近々、12ヶ月点検を予定してます。まだまだチェックをしておきましょう。
2022.10.11:北千住界隈、ひさしぶりの散策
この日は、月一のルーチン、もう四半世紀以上の世話になっている西日暮里の歯医者での点検&クリーンアップ、そして同様な長い付き合いである北千住の床屋で散髪です。
パンデミック以降、ただ単に両者のところに伺うだけで特に周辺に寄り道をすることなく長い間そうして来ました。
しかし、今週からはコロナの規制が緩和されたこともあり、この所用のあと、北千住の東側を久しぶりに散策しました。
散策のシメに東京電機大学のイタリアン・トマト CafeJr.で昼食をとりました。キャンパスにはパンデミック前のように学生さんを多くみることが出来、またこのCafeJr.もそれなりに賑わっておりました。
やはり、規制が緩和されたせいでしょうか、あるいは個人の気持ちの問題でしょうか、ゆっくりとパスタ、そしてコーヒーをじっくりと味わうことが出来ました。こんなことは久しぶりの時間です。
そして、この場所に至る前に、以下のようなすてきなネジ屋さんを発見!
2022.10.4:メガーヌ号の最近のメンテナンス - 備忘録
メガーヌ号、12ヶ月点検の時期となります。メーターパネルには先日からカウントダウンのように後、何日と表示され、ついに10月4日は、画像にオレンジにスバナマークが表示され、設定した点検日が過ぎたアラームです。
そこで、この日、ルーチンであるオイル交換をすることにしました。前回、交換したのは5月7日、それからおよそ5ヶ月、距離にして、2,000km程度の走行、今、メーターは43,171kmです。およそ4,000km前後の走行と思われます。
今回も何時ものようにELF Evolution 900 Racing1 10W-50です。4.5Lが規定値なので不足分の0.5L分は昔購入のCastrol Edge RS 10W-50から拝借しています。また、オイル・フィルター(日産車用 AY100-NS004) を使用します。以前、MoXXroの格安品に問題があったので (ロットの問題と思うが...) 、一応、それ以来、ブランドが明確な部品をしています。
アンダーカバーを外し、小一時間、作業が完了、新たにオイル交換のシールを貼りました。また、ついでにエンジンルームの清掃、ウインドウウオッシャーの補充をして置きました。
これでここ半年、メンテナンスしたことは、主だったものはタイヤの交換、エアコンのケア、キャビンフィルターの交換、ブレーキランプの交換などでした。
来週の10月12日に整備工場の予約をいれました。
2022.10.2:人車共OH中 - ルーチン作業 (続き) - オイル交換など
本日も昨日に同様に空の高い秋晴れ (気温は高いものの) です。
昨日、設定したIdle Jet 50番で近所を走行してみました。結果は、走り始めは何の問題も無かったのですが、あるポイントから急に悪しき症状が出てきました。
少し走っては修正を繰り返しましたが解決の視ないまま、小一時間を経てしまいました。結果的に、じっくり考えることにしました。
まずはルーチンで6ヶ月単位のエンジンオイル交換です。何時ものようにバルボリンレーシング、20W-50,もう40年前後のワンパターンです。
その間、IGワイヤーやコイルの電気的なチェック、抵抗値は何ら問題ありません。また、タイミングもチェックなどなど。
これも懸案事項、グローボックスの蓋は正常にオープンしません。これはコンテッサクーペにはよくある問題です。修正は2回めのような気がします。問題の原因は、オープンする際に中央部分のボタンを押すことで反ってしまうことです。
その歪みを修正するのが以下のような画像で中央を支店に両サイドを押さえつけ、反りを戻すという方法です。
そして以下のように微妙な調整をしました。おそらく0.5ミリていど逆な反りを加えました。
取り付けたの以下のがぞうです。ついでの木目パネル、メッキもの、コンテッサクーペマークの全体を椰子の実オイルクリーナでクリーンアップ&磨きをしました。
修正したした開き具合は以下のようなです。実はあまり強い力で開閉ボタンを押さないように中のラッチも調整しました。これもコンマ・何ミリという感じで、要は頃合です。また、予防策は強く押さないことしかありません。
と、いうことで本日の作業は終わりです。燃調周りの不具合は課題のまま、この先、ビ筑のシリーズも休戦して腰をすえて対処すべく目論んでおります。
2022.10.1:人車共OH中 - ルーチン作業 - 点火プラグの清掃
本日は、日中の気温は高いものの、空気も乾燥し、秋の晴天になりました。体に良いし、気分もよいものです。
さて、先週、ビ筑第5戦で不調だった燃調、カブったBP6ES-11のクリーンアップとなります。
エンジンルームを覗いたらとんでもない光景は目に入りました。
エキパイのナットが緩んでるはないか、それも画像のようにかなりの量です。他のナット全ても若干の緩みがありました。原因は何でしょうか?経年変化でガスケットが痩せてきたのでしょうか!?いずれにせよ、取り敢えず、締め込んでおきました。
さて、今日の本題、プラグの清掃です。カブったプラグは以下のようです:
清掃にはスポットプラスター (冒頭の画像) を使います。以下の画像のスピードブラスターのノズルに取り付け、プラグの汚れを吹き飛ばそうというものです。非常に便利なツールで、おそらく40年くらい前に米国で購入したのではないかと思います。
さて、結果は以下のようです;
最終的に、エアでサンドブラストのメディアや汚れを吹き飛ばし、ブレーキクリーンでクリーンアップをします。そして、ギャップの調整をして、完了となりました。
その他、燃圧のチェック、油面のチェック&調整をして、エンジンオン、プラグが綺麗なせいでしょうか、一発即発でかかりました。油面については、再度、しっかりと調整しましょう。また、トライとして、アイドルジェットは、55−>50に落としてみました。明日、走って感触を確かめましょう。
2022.9 長月 (ナガツキ)
2022.9.22:人車共OH中 - ルーチン作業 (続き) - ワックス掛け
昨日に続いて、天気が良く、午後の残りの作業を進めました。
週末はまた、台風とか、その前にワックスを入れておこうとMONOTAROから画像のようにワックスを購入しました。
固形のほうは、コンテッサ用です。いつもように微量のコンパウンド入りです。コンテッサはここ1年半ぶりくらいのワックスがけです。下回りは都度液体ワックスを入れているのですが。。。
画像の右のスプレータイプはメガーヌ号用で、先月、ルーフ面を残して無くなってしまったの購入、そしてこの日に処理をしました。
そして、ブルーマジック、久しぶりに購入、結構、値段が上がったような感じです。
これはホイールのアルミ地肌部分用です。こちらも久しぶりにクリーンアップしました。
で、本日の作業を終えました。やはり、空は台風の永承を受けているような感じです。
2022.9.21:人車共OH中 - ルーチン作業 - ディスクブレーキ点検
天候や諸々の状況で遅れていた8月のISDC練習会後の足回りのクリーンアップと点検です。
この日の午後、久しぶりに天候も良いので元気を出して頑張りました。
実は、先週の川向うの機械加工屋さんに行く際にブレーキの違和感を感じました。
それは、ハンドルは顕著に左に取られることです。こんなことはここ10年近くで初めての減少です。その間、実はキャリパーなどのOHはしておりません。
そこで原因を確かめるべくパッドを取り出して、内部をチェック、ピストンも固着など異常はなく、一応、戻りも効いているようです。いずれにせよ、キャリパーOリングが交換はしなければなりません。
取り敢えず、画像のようにパッドを綺麗にしてあげました。これでどうなるでしょうか?
また、下回りのクリーンアップ、点検を済ませ、今週末のビ筑第5戦にそなえて、例のシバタイヤに入れ替えました。
下回りのクリーンアップは、先のISDCは天候に恵まれましたので、大きな作業にならず助かりました。何時もこうだと良いのですが、そうは中々ならないのが現実です。
シバタイヤの空気圧は、画像のように前輪は180kPa、後輪は260kPaと現地で調整作業を最小にするために、何時ものように上げておきました。この値が一般道をのドライビングに耐えられる許容値と自分では考えております。
シバタイヤ、自分としては、前輪は180kPa、後輪は280kPaがベストと経験的に決めております。
また、ステアリングハンドル、ナルディのウッドの360mmから純正に戻しました。今まで、何回も換えたり、戻したりと愚行を繰り替えました。今度こそは純正でと、考えております。
と、いうことでこの日の午後の作業はここまでとしました。
2022.9.17:週末の作業 - 台風との戦い? - メガーヌ号
かなり大きな台風14号が近づいており、なかなか安定しない怪しい雲模様の週末&連休です。
そんな中、「To-Do List」は増えるばかりです。それに追いつけない自分の情けなさ、あるいは齢を感じるものです。昔だったら、と思ってもしかたありません。
この日の第一歩は、最近、女房から言われていたメガーヌ号のストップランプの球切れです。左側のランプアッシーを外し、バルブをチェックすると、案の定、黒く汚れ、フィラメントは切れていました。
早速、徒歩圏内の近所のイエローハットで2個セットの小糸 (PIAA) のものを購入しました。この際、予防的メンテナンスとして左右共に交換することにしました。
今回、このパッケージが興味深かったです。と、いうのが以前にようにホッチキスを使用してないことです。これは開けるの楽だし、環境にもグッドだと思いました。
また、レンズアッシーは外した際、下の画像 (ビフォア) のように結構な汚れなのでクリーンアップ (アフター) もしました。普段な見えない部分であるものの、気持ちがよいものです。
そして、完了、ストップランプ、めでたく完治しました!
さて、コンテッサですが、以前から気がついてましたが、いよいよと手当したのが、以下の画像の窓枠のゴムチャネルの切れ、以前も補修したのですが接着剤の効き目が切れたようです。以前、同様、ゴム用せっちゃくざいでを施し、ガラスを目一杯上げて固定し、数日、乾くのを待つことにしました。
今日はそんなこんだでつかの間の雨上がりをみての作業でした。残念なことは、コンテッサ、先月、20日走行後の詳細なチェックがまだ出来てないことです。9月25日の日曜日の第5戦のエントリーをしているので何とか事前に済ませたいところです。この先の天候次第となります。
2022.9.16:人車共OH中 - クランク関係の一体バランス取り
先月お願いしたクランクシャフト (プーリー、フライホイール&クラッチカバー含む) の一体バランスの調整加工が終わったと昨日、連絡をいただきました。
この日の朝一番でお伺いし、調整状況の説明をいただき、無事、持ち帰りました。
半世紀以上の旧い部品、しかも一度サビを囲い、自分で錆取りをしたものです。使用過程が異なったクランクシャフトとフライホイールの組みあわせ (過去、それぞれがバランス取りされている) でどの程度のバランス状態なのか心配と期待の両方でした。
結果的に、大きな問題はなし、クランクの振れは、0.02mmで良好でした。バランス取りは、プーリーはホンの少し、中心近くに2点のドリルホール、フライホイール&クラッチカバーの画像のごとく実に軽微なドリルホールでした。また、一番心配なクランク本体は一つのカウンターの表面を軽く削ったようで、ドリルホールの必要はなかったそうです。おそらく今回持ち込んだそれぞれの精度が良かったのでしょう。実にラッキーでありました。
全体、このように実に軽微な調整で一体バランスがとれたようです。安心しました。これでまた一歩前に進めることできます。
2021.8 葉月 (ハヅキ)
2022.8.27:真夏の3時間耐久レース@TC1000
ビ筑ジムカーナでお世話になっているZummy Racing Familyの年中行事、今年も真夏の3時間耐久レースに参加できました。少しばかりの知性 (理性か?) を必要とする独特のルールやレギュレーションは、こちらを参照ください。
チーム名:マッシュムラムラHIS、ビ筑のHISクラスのレギュラーメンバー、50歳前後の働き盛りを中心に若き乙女 (?) から後期X齢者含めてのドライバー構成です。
昨年が4位、その敗因はドボン (申告タイムより0.5秒超えると1周減算となるレギュレーション) が多かったことです。今年こそは理論的にドボンがなく、申告タイム通りに走れば優勝と目論んで全ドライバー挑みました。
何時ものように灼熱、高湿度の8月のTC1000コース、画像にある「ASIA」,これ意味不明なのですが、東南アジアのローカルサーキットのようなのどかさを感じるものです。周辺からは蛇でもでそうな森がせまっています。
それはどうでもいいことですが、今年は何故か本戦の画像が主催者側から提供されませんでした。よって、リザルトのみ報告で、詳細は「3時間耐久レースリザルト」を参照ください。
結果、我々のチームは残念ながら2位でした。申告タイム超えのドボンが3回、つまり3周分のペナルティ、その差が正に優勝チームとの差でした。優勝チームはドボンがゼロ!やはり、世の中、なかなか思うように行かないものです。「来年こそは」となりました!
チームオーナー:マッシュさん、チーム監督:Hさん、そして皆さん、お疲れさまでした。今年も楽しませていただきました。この先1年、体力&知力を維持して来年に備えたいと思います。
さて、今回の我がメガーヌ号、タイヤ空気圧、一昨年は、全輪共に260kPaで剛性不足大、そこで昨年は280kPaに上げ、右コーナーがほとんどのTC1000の左全輪の負担が減り、グニュグニュ感や鳴きも減りました。そこで今年は、右コーナー主体に合わせた秘伝 (?) のタイヤ空気圧、すなわち左右非対称、左前後輪を290kPa、 右前後輪を270kPaとしました。結果は正解で右旋回が全くストレスなくなりました。これは今回の大きな収穫です!
Dual GPS + RaceChrono (データロガー) + GoPro、一体でうまく動作し、いろいろ貴重なデータを得ることができました。
例えば、以下のラップごとの各セクターの状況、ラップタイムともにどこでロスしているかが明確に見えます:
そして、このデータを利用して以下のようにExcelでグラフにすると更に見えないものが視られるようになります:
全体論的に視ると、なるほど、コーナーで追い越しをさせている間のロスが大きいようです。申告タイムが50秒や48秒などのクルマに対して時間がかかっているようです。あっという間に1〜2秒のロス、これは要対策です。バカ速い、ランボルギーニとかボルシェケイマンGT4などはそれほど大きなロスではないようで、またクルマの性格上、彼らはコーナーではなく、多くがストレートの追い越しなのです。
それからタワー前の申告タイムキープのための時間調整、これも実はその後の走行に影響しているようです。つまり、減速なのでその後、加速しなければなりません。これもストレスの掛かることです。おそらくもっと前にゆるかやかに減速して、タワー前は加速している状況がベストだと思います。
次回、走るとしたら次の点を考えたいと思います:
- 追い越しを避けるためのタイムロス、その前後のコーナー取りをよく考える (走行妨害にならない範囲で) 。すなわち、そのような場合でも自車の
- 周回タイムに変化を与えないようにする。
- タワー前の減速を極力避けるために、その前の各セクターの時間を把握し、速度を調整し、タワー前をスムーズに駆け抜け、ラップタイムを均一化させる。
- タワー前の減速、ストレスもあり、であるならば、申告タイムを1〜2秒上げる。その方が心理的にドボンで1周減算よりもいいのではないかと考える。
以上です。以下は自車の車載映像と計測データのサマリーです:
2022.8.20:ISDCジムカーナ練習会 (2020年 第3戦)
この日は、今年で2回めの参加となるISDC (いすゞスポーツドライビングサークル) 主催の筑波サーキットのジムカーナ場での練習会です。2022年度第3戦だそうです。
この時期はとても暑いので当初はメガーヌ号で登録していました。しかし、直前に配布された参加者リストを見るといすゞ117も登録されていました。この方は以前、このイベントで現代のマツダ車で登録されてた際に、自分のコンテッサの参加を見たら、117に替えて現場に来られました。と、いうことは、今回は自分がコンテッサにしなければと、急遽、変更しました!というわけで参加した車両は以下の画像のようとなりました。
いすゞ117のスタイルは絶品、そしてその走行姿がみれるのは実に貴重です。やはり、旧車は、走ってこそ、なのです。よくある旧車イベントのようにただ鎮座している個体は見る気がありません!
このISDCのイベントは、商業主義とは無縁で、ただ走りたいという皆さんのボランティアに支えられています。運営方法もかなり簡略化されており、参加者自らのボランティアにもなっています。
今回は、今話題のシバタイヤではなく、街乗り用のミシュランの6〜7年もののエネジーセーバー (175/70R14 & 4.5J鉄ホイール) で走りました。まず後輪を2.6ではトライ、やはり剛性感不足?と、3本目に2.8 (前輪は2.0) にしました。以下のような走りとなりました:
すなわち、スピンを連発!また、燃調もここのところ不調をかこっており、思うように加速もしません。昔、若い頃はもっと体力があったのに、と思うような感覚です。
この日は練習が目的です、このタイヤ圧力をどう扱うかに集中することにしました。リヤのブレーキ圧力も変化させながら、その後はスピンもなく、結果的に最後の9本目にベストを出すことができました。ラッキーな出来事でありました。
少し前から使い始めたiPhoneのRaceChrono Proアプリ,データーロガーとGoProを合成したり (上のビデオはように、実はタイトルの日付ミスあり!) 、かなり正確な走行軌跡 (これはSkyPro GPS Reciverを使用) を分析したり、速度、加速など計測できます。60年近く前の旧車ではありますが、内部がIoT状態であります。
自分の走りの参考はもちろん、クルマ自体の走りの分析も可能です。今回の燃調問題も如実にロギングデータに現れていました。大きな反省とともに実にありがたいインプットとなり、かなりのヒント (これは今、世間で言う、「IoTでのアナリティクス」が得られ、貴重なインサイトとなりました。これについては別途、書きましょう!
2022.8.15:終戦の日に思うこと - ロケット戦闘機 秋水
この日は今から77年前の1945年、第二次世界大戦に終結、すなわち敗戦をし、終戦となった日です。
自分は戦後生まれでありますが、子供の頃は上野駅にはまだ多くの傷痍軍人をおられたことを目にしています。
また、父親は中国に出征しましたが、生きて生還、しかし、兄弟は残念ながら戻らず、また母親の兄弟も同様でした。
昨今、ウクライナでの戦争、日本とはいささか事情が異なりますが、国のためとはいえ、どこの国でも犠牲になるのはフロントエンドにいる庶民ばかりです。リアルタイムの戦争を知らない世代ですが、何かを感じとるものです。
画像の “神風になりそこなった男達 - ロケットファイター 秋水隊” 著者は、高田 幸雄さん、1980年代前後、PD300 コンテッサ・クーペ・カー・クラブ (現日野コンテッサクラブ) を共に奔走、零戦乗り、ドイツのMe163のコピー、三菱製ロケット戦闘機の秋水のテストパイロットであった氏には戦争、正確には当時の海軍のお話を多くお聞きしました。
結果的にそれは、海軍の現場の皆さんは戦争を望んでない、あるいはやっていること自体が無理なことばかりとかで、でもそれを上官に言えば、「歯を食いしばれ…」と、後は…となったそうです。また、仲間が散ってしまった秋水機は見たくもない、心が痛むと。
戦争とは何なのか、絶体的権力を手にした極一部の人間 (おそらく現場では戦わない) 、そしてそれにはこびる人種だけの問題なのか、結果てきに、おそらく99%の善良な庶民が戦いの犠牲になるんではないかと思うものです。
そんなことを思い出しました。高田さんに敬意を評してここに書かせていただきました。
参考ブログ:
2022.8.13:“何故、コンテッサ1300クーペ?” への問いに対して!
一昨日、旧知の友人の所用に同行、道中の車内で、「何故、コンテッサ1300クーペ?」と質問があり、とっさに答えるほどの俊敏性が欠けたしまった年齢になったのか、あるいは簡単に一言で答えるほどの簡単なものでないのか、「他に選択肢がなかった…」なんて本音ではない中途半端な会話をしてました。
これはいかんと思い、思い出す努力を、...ありました。我がHPのコンテッサ暦の「1964年〜1970年」に、原点をちゃんと書いていたのです。時は高校生、クルマは当然無し、つまり誰もが誇大妄想に明け暮れる時代です。高校生の頃は、コンテッサ1300、ホンダS600、そしてジープがあれば完全なコンビネーションと友人たちと少年たちの夢を話していた記憶があります。
ただ、コンテッサ1300だけは別格で、それはおそらく、市内の何かのイベント(警察?)で画像のような交通安全標語のコンテッサ1300のポストカードセットをいただいたことにあります。購入もしない少年に大変立派なカードセットを振舞った訳ですから日野ファンあるいはコンテッサ1300になったのです。特に当時は他メーカーにはワインレッド (ピンク色に近い) メタリンクカラーのクーペが印象的でした。
そして、近所のモータース (オリエントを含む日野車販売の修理工場) だったと思いますが、以下のようなカードセットいただきました。何故か、これもワインレッドのクーペ、そして封筒はなんとも洒落たことにワインレッドと凝ったものでした。当時の日野自動車のマーケティングのセンスを感じております。
その直後の1964年の東京モーターショーのNHKニュースで日野自動車の説明員は、「この新しいコンテッサ1300は、イタリアのミケロッティ氏によるもの。このすばらしいスタイリングは向こう10年は持つ」と、自慢げに語っていた光景、これでスタイリング中心ではありますが完全な釘付けになりました。すなわち、心に刻み込まれた決定打となりました。(画像は参考までに1965年東京モーターショー)
そんなかんだで高校2年のころ、近所の6号線の松戸トンネルで初めて走っているコンテッサ1300クーペをカメラ (リバーサルカラー) でキャプチャーしたのも、何とのワインレッドのクーペでした。走行姿がとても格好良く見えました。
また、米国のTEAM SAMURAIの活躍、すなわち走っている姿がものすごく格好い、そうコンテッサ1300は静止しているよりも走っているそれがいいんだと感じました。これは大きなインパクトであり、さらなる絶対的な決定打となりました。(末尾の画像参照)
その後、何年も経て、普通のサラリーマンになって初ボーナスをはたいてクーペを購入、残念ながらワインレッドメタリックでなく、モスグリーンメタリックでした。中古車ですから仕方ありません。(その前に半年ほど、セダンSを使用)
さて、実車を手にすると、有頂天もすぐに目が覚めました。友人たちのどのクルマ (コンパーノ、410SSS、サニークーペ、ホンダN600など) に比べて、自分としては走りに満足するものではありませんでした。自分の個体だけが悪かったのでしょうか。。。あるいはドライビング技量の問題でしょうか?
スタイリングは良し、イヤ、完璧、しかし無いものが一つあり、それは走り、TEAM SAMURAIのコンテッサのイメージにはどうしても程遠い!そこにある自分にとって完璧なキャッチコピー:「国際舞台で実装した高性能とスタイル」、これでノックアウトされてるのですが。。。
ではどうすれば、もっと気持ちいいコンテッサクーペにするにはどうすればいいのか?実はこれがその後、半世紀近く続いているのです!これが’持続するエネルギーの源、おそらく終着駅はなさそうです。
2022.8.12:人生の後始末、所謂、断捨離?
もう何年も前からトライしている財産半減作戦、お金ではなく、ろくたらでもない趣味で集めたもろもろ、第三者には何の役にたたない代物です。
所謂、世間でいる断捨離でしょうか?
半年前にアクシデントで消してしまったパソコン (MacBook) の中のデータ、スキャンした旧い雑誌の切り抜き、なければないで何の支障もないのです。そんなもんでしょう。
30〜40年前の米国の自動車誌 (Road&Track、AutoWeek、その他もろもろ)、10数年前に本棚がかさばるので気に入った記事だけを切取っておきました。いつの日か、じっくり、読みたいな、なんて考えておりました。しかし、結果はそのような年齢もとうに超えたようです。
最近、考えたことは、これおそらく、もう読まない、そんな時間もない、仮に自分がいなくなったらただのゴミでしかない、と考えました。そしたら、早い、捨てることを決心、女房に処分をお願いしました。その結果が画像のようなものです。
捨てる前に見るなんて未練、でもそんなことしたらキリがありません。潔く処分、これで大分スぺースも出来たし、身の回りが徐々にスッキリしてきました。呪縛から解かれて実に気持ちの良いものです!人生は他に楽しむものあるのです!
2022.8.7:ルーチン作業 - 下回りチェック&クリーンアップ
8月に入り、日常生活がようやくひと段落し、また猛暑も控えめになり、遅れていた先月のビ筑後の下回りのチェックとクリーンアップ作業です。
ドラムブレークの中、まったく漏れ (当然ですが) がなく、ブレーキダストの除去程度です。
一般にあるようなグリコール系ブレーキフルードでの避けれない錆感がないのがなによりです。これはシリコン系フルードにして良かったとつくづく思うものです。
今回は雨天ではなかったので大助かりです。埃だけなので軽く拭き取るだけで済みました
この先、9月末までビ筑はないし、法定12ヶ月点検もあるのでノーマルタイヤに戻すことにしました。自分的にはこの日野の鉄ホイールが気に入っています。これで5Jとか5.5Jがあるといいのですが難しいですね。
そして外したタイヤのクリーンアップ、タイヤカスをのこぎりヤスリで取り除きました。そしてガレージの中に収めました。
以下の画像は今回のタイヤカスです。走行回数が少ないのでそれなりに少量です。
以上です。作業時間、およそ3時間余り、短く済みました。しかし、晴天でないものの、温度&湿度が高く、かなりの汗の量です。でも無理をしない範囲での汗をかく労働は健康に良いと思います。
2022.8.6:メガーヌ号 - キャビンフィルター交換
懸案事項、メガーヌ号のキャビンフィルター、部品を購入したのは一年前です。昨年の車検に合わせて済ませようと思ったものの手がつかないで今日に至りました。まったく無精者です。
メガーヌのキャビンフィルターは結構、難儀の部類に入るようでYouTubeなどでもいくつか紹介されています。本来の左ハンドルのままの設計なので手が入りにくいのです。RSなどマニュアル車はクラッチペダルを外すとかで、とんでもない設計だと思います。
実は3週間前の週末からシミュレーションをしてました。ネットなどでは体を捻らないとならないので1週間前くらいから筋肉など準備運動すること、なんて書かれてるもありました。
結果的に、ベスト、すなわち手を入れやすくするためにはダッシュボード下のカバーを取り外すのがスムーズに入れるによいと考えました。結果的にそこにアクセスするためには、画像のようにカバーを外しました。
以下の画像は、新旧キャビンフィルターの比較です。取り出したフィルターはやはり虫など含めて大変汚れていました。
ルノー純正とは構造が大分異なります。新しいのマーレ (MAHLE) 製、抗カビ 脱臭 PM2.5除去 5層だそうです。ルノー の縦構造よりマーレの横構造の方が出し入れが格段に優れていると思います。
ケースに装着の際に問題が発生、下部の補強の材料が外れてしまいました。そこで、画像のようにホッチキスで外れないように固定しました。
以下は取り付けの肝、ダッシュ下カバー、これを外しと格段にアクセスが良くなりました。YouTubeにあるようなマジックにも見えるトリッキーな感じ無くしてスムーズに脱着ができます。ただ、これ一つ外すのにいくつものカバーを外さねばなりません。
下の画像が、とりあえず、ケースに収まった際の光景です。空気の流れの矢印には注意が必要ですネ。5層構造が故に大切なポイントです。もちろん、新しいフィルターを取り付ける前に、エアコンをフルに稼働させて内部のクリーンアップもしなければなりません。
以上でカバー類をもとに戻して完了です。ついてに、足元のマット類もクリーンアップ、何年も間の砂利がはこびっていました。これで外気導入モードも気持ちよく使えるでしょう!
2022.8.5:備忘録 - ディストリビュータ キャップの配線識別番号、日野の良心か!?
日野コンテッサ1300のディストリビュータとそのプラグへの配線、クロスフローのエンジンでもあり直線と適度はカーブで実にすっきりとしています。
この30度傾斜エンジンを美しくみせている要素の一つでもあると自画自賛でしょうが好みの光景です。
ディストリビュータは、以下の画像のように一般的な時計方向の回転です。
しかし、コンテッサ1300はリアエンジン故に、整備書では、フライホイール側のピストンが#1とされています。これは一般のエンジンと真逆なアサインメントです。点火順序は一般車と同じ典型的な1-3-4-2です。
回転方からも分かるように、1-3-4-2のシリンダーへのプラグのアサインメントが上の画像の通りです。これが日野品番:6 403 27126 0のコンテッサ1300用のディストリビュータ キャップです。丁寧に番号が刻印されています。多くのクルマはそうでないようです。当時の日野の良心でしょうか!?
ただ、日野ブリスカ1300 (およびトヨタブリスカ1300) は、コンテッサ1300のGR100エンジンがフロントにあるので、シリンダーへのプラグのアサインメントがコンテッサ1300と逆で、一般的であるラジエータ側が#1となっています。フライホイール側は、#1でなく#4となります。よってキャップの刻印も異なります。昔、よくあったのが比較的部品の入手が容易だったトヨタブリスカのそれを使うことがありました。もちろん、配線を気をつけることが必要なことは言うまでもありません。
2022.8.4:Abarthエンジンの排気管
大分昔にロサンゼルス郊外のバーバンク (Burbank) の自動車図書専門の本屋で購入した、ABARTHの書籍、気に入ってる一冊でたびたび眺めています。
好きな内容はあまりメジャーではない、FIAT車セダンベースのFiat-Abarth 850や羊の皮を被った1300/124OTです。また、この書籍はエンジンの詳細やモデフィア方法などが詳細に書かれており、大いに参考になります。興味のある点はなぜ、アルファロメオのエンジンが使わなかったかということ、これは別途、記述しましょう。
さて、今回、気になったのが以下の写真です。今まで、何度も何度も見てたのですが、あることの発想ができませんでした!
一般的には、効率が疑問視される等長ではないエキパイです。でもあのAbarthの高性能エンジンにこんなのがあったんだと思うものです。そこで最近、思い出したのが’日野コンテッサ1300のスポーツキットのエキパイ (材質:スレンレス) です。同様な構造であります。コンテッサのそれが1-4につなぎ目が雑なようですが、いずれにせよ同じコンセプトのようです。
ただそれだけです。当時の日野の担当者はAbarthを参考にしたのかなと思わせるものです。歴史とは何とも面白いものです。
2022.7 文月 (フヅキ)
2022.7.28:旧車は遠くなりにけり - 開運なんでも鑑定団
テレビの長期の人気番組、開運なんでも鑑定団、前宣伝でトヨタ2000GTが登場とか、早速、視聴しました。
なるほど、開運、右の画像の登場者の誰もがハッピーな笑顔です。
それもその筈、トヨタ2000GTの本体ではないものの、長い間、保存されていたエンジンに五百万円の鑑定額となりました。とても使えるような代物に見えましたが、カムカバーが市販車のものでない、他に確認されているのが一つのみと、そんな理由のようです。実に驚愕です!多くの人はジャンクにしか見えないものでもこのような額にと、さすがトヨタ2000GTなんでしょうね!
最近、ネットオークションなどで旧車をみていると一桁間違えそうに読んでしまうような個体を多く見受けます。おそらく市場価値なんでしょう。これは自分などには旧車を持てる、あるいは新たに購入するなんて、それは天にも登るような雲の上のように話になってしまいました。
まっ、いいか、自分は自分の道を行きましょう!
2022.7.24:人車共OH中 - ルーチン作業 - 燃料計微調整
先日の燃料レギュレータの修復は成功したようです。調整も3psi、すなわち0.21kで安定しています。
そこでまだ手をつけてなかったキャブのフロートレベルを再チェックしました。
やはり、結構、ずれており、低いレベルになっていました。40PHHの基準値:20〜21mm程度に調整しました。また、アイドルジェット、#60から#55へと、当然、アイドルスクリューも調整しました。
本来ならばすぐに走ってチェックしたいのですが、何しろ、この暑さです。先延ばしとしました。楽しみは貯まる一方です!
2022.7.19:考察、日野コンテッサ1300のキャスター角
日野コンテッサ1300のフロントのキャスター角は12度と非常に大きな設定となっています。この背景は、リアエンジン、つまりリアが重いことにより直進性能を保持するものと理解しています。
右の画像のように旋回時には、結果的に非常に大きなキャンバー角も生じさせます。このキャンバー角の作動原理を知らない人にとっては、前輪の動きがとてもおかしいとかコメントをいただくことは稀ではありません。ビ筑などの場面でも、同様な意見をいただいたことがあります。
最近は、若干、重心を落とし、以下の様な旋回姿勢です。一見良くなったように見えますが、基本的に何ら変わっております。
しかし、それにしても何故、こんなに大きいのか?、他車はどうのか?、などが気になり、旧いクルマを中心にリサーチをしてみました。各車のシャシージオメトリのデータベースを作りました。その中からキャスター角、いくつかの代表的な旧車を中心に、RR、FF、FRなどに分類し、図にしました:
この図からわかるように、コンテッサのキャスター角が12度というのが例外中の例外なのです。でも、これが高速での安定度というか安心感を産んでいるのだと思います。でも、キャスター角の教則本にあるように、横風などに対しては、効果がないことも事実です。ただ、前に走るという機能のためのキャスター角です。
コンテッサと対照的なRR車は、当時のVW Type 1です。1度程度と、設計思想の違いでしょう。その意味で、VWがフラフラ感は拭えないと思います。しかし、ジムカーナなどでは旋回性能は一枚も二枚も上であることに間違いありません。それに加えて、当時、嫌われたと言うロックツーロック、2.5回転のステアリング であれば、正に敵無しのスーパーレーサーでしょう。
それぞれの感触 (独断と偏見に基づく超私的) については、図の中に入れました。ご参照ください。この課題は今後も続けましょう。
参照文献 (抜粋):
- 日野コンテッサ900:PC車整備基準 (日野自動車、昭和39年3月)
- 日野コンテッサ1300:日野コンテッサ1300整備解説書 (日野自動車、昭和39年9月1日)
- ルノー4CV/Dauphine/R8/Caravalle "S":GLENN's Renault REPAIR AND TUNE-UP GUIDE, CHILTON BOOKS
- Renault R8 RENAULT 8, 10, 1100:OWNERS WORKSHOP MANUAL (Autobook 715, By Kenneth Ball
- Renault A110:https://www.thesamba.com/vw/forum/viewtopic.php?t=375777
- VW Type 1:Workshop Manual Series No45 VW 1600 Beetle, SCIENTIFIC PUBLICATIONS
- Porsche 912:Porsch 912 Handbook
- Porsche 911 G-body:https://rennlist.com/forums/964-forum/1109243-is-more-caster-always-better.html
- Honda Civic:http://angribet.blogspot.com/2011/
- Honda City E-AA:HONDA CITY/CITY PRO サービスマニュアル 整備編
- Honda Integra LS:https://honda-tech.com/forums/suspension-brakes-54/integra-ls-negative-caster-angle-issue-2700276/
- CITROEN DS19, ID 19:Workshop Manual for Citroen DS19, ID19, 1955-66, Kenneth Bell, AUTOPRESS LTD
- MINI 1959〜:MINI Owner's Workshop Manual by J.H.Haunes
- Renault R16:Renault 16/16TS/16TA from 1965 Workshop Manual
- Renault 5:Renault 5 Le Car Owners Workshop Manual
- Megane III:http://www.jltechno.com/en/alignment_specs.php?brand=RENAULT(EUR)&ModelName=Megane%C2%A0III,Coupe%C2%A0RS/Cup,(D95)&ModelID=104880
- Lancia Beta:Lancia Beta Owners Workshop Manual, Haynes
- MAZDA NA:Mazda Miata Performance Handbook
- BMW320:BMW 320/320i, Owners Workshop Manual
- Ginetta G4:https://www.pistonheads.com/gassing/topic.asp?h=0&f=128&t=5024&i=320
- MB 190E:http://www.jltechno.com/en/alignment_specs.php?brand=BENZ&ModelName=200E/230E/250D/300D&ModelID=610757
- FIAT 124 Sport Cooupe:http://automotiverepairguides.blogspot.com/2013/07/1975-fiat-wheel-alignment-guide.html
- NISSAN DATSUN 510:http://angribet.blogspot.com/2011/
- Alfa Romeo Giulietta:https://rikarahayutata.wordpress.com/2013/02/19/repair-guide-alfa-romeo-1963-73-wheel-alignment/
2022.7.9:人車共OH中 - ルーチン作業 - まずは改善項目の結果チェック&新な項目
先の日曜日にビ筑の第三戦も終了、好天気ではあるものの、とても暑い、しかし2本目の走行時には雨も降ると、とんでもない天気でした。
グッドニュースが、手間がかかる下回りが汚れるほどの天候ではなかったことです。
今回は、「2022.6.25:人車ともにOH中 - 燃料系のメンテナンス」にあるような燃料キャップのゴムシールの結果が心配でしたが、タンクには半分以上のガスを入れておきましたが、大きな漏れなくまずは結果オーライでした。若干はタンクの構造上、仕方ないと考えます。新しいゴムの威力を改めてしりました。
これで以前にようにキャップをケーブルタイで縛る必要もなくなり、上記の画像のように、気にいってるセキュリティの簡易金具を設置できるようになりました。
さて、今回の走行では今まで感じていたクラッチの遊びが前にもまして気になりました。遊びが小さくなり、切れるポイントが自分のDNAにもなっている下の20〜30mmの位置より大分上の方になっています。
早速、確認、シリンダーのところで1〜3mmの規定値ではあるものの大分なくなっていました。また、目視は最大の武器、ブーツが切れていました!
およそ9年の使用で切れたようです。旧いものですがら当然でしょう。とりあえず、ストックの部品、あまり状態がよく無いですが取り出してきました。
以下の画像が取り付いたところです。
アジャスタの17mmのボルトに赤マークが見えます。これはTipsですが、遊びの調整のマーキングです。すなわちネジのピッチ (1.00mm - 細目) に合わせて、希望の遊びのミリ数だけ回せば良いのです。これ以上正確な測定方法はありません。
作業性のためにはずしてインテークのダクト (自作) も、いい機会ですからきれいにクリーンアップしました。
今日はストレスもなく作業ができ、燃料キャップの結果も出たし、メンテを楽しみました。まだまだ作業は続きます!
2022.6 水無月 (みなづき)
2022.6.26:人車ともにOH中 - カラーマッチング
日本塗料工業会の色見本、購入してから役2ヶ月、時折、チェックしてますが、画像に収めるに初めてです。
過去、塗装を試して見て、成功体験はないものの、現車の外板以外、つまりエンジンルーム、トランク、下回り、そして足回りの取り外した全ての部品は、自分で塗装しました。
もう10数年前ですが、サフェーサ、カラー、そしてクリアとすべて2液性ウレタンで拭きました。時間を経ると、うまく行った箇所、あるいは駄目な箇所、それぞれ明確であります。
今回、補修&部分塗装を試みようとしてます。その一環でこの色味本を入手しました。どの色が近いか、そして近づけるためにはどの色を追加すれば良いかです。板金&塗装工場でよく見る色合わせに一滴たらしという作業です!
現車で一番難しいのが白の部分です。この色はこの個体がBREで製作された際に、その当時のペインターのDave Kentさんが創ったもので、それは「白よりも白い」で、カリフォルニアのレーシングトラックにおいて紺碧のカリフォルニアの空のもとですべての不純な色が抜けて完全な白に化ける、というようなアメリカンレーシングホワイでトす!の部分です。
正確な色がでるかは別としてチェックするのも面白いものです。
そして、ストライプのオレンジです。この色は難しいものではなく、出来合いのオレンジに黒や黄色入れる程度で可能と思われます。
最後が内側のライトブルーです。これはBREは何もしてないのですが、自分が好きな色を入れたまです。この色を決める際に特殊な色合いは選択せず、色見本あるものを選択しただけです。よって難しいことはないでしょう。
2022.6.25:人車ともにOH中 - 燃料系のメンテナンス
何も進展しない内に時は過ぎ去って行きます。歳をとったせいでしょうか?焦りながら、ホームセンターに行くのも億劫になり、昨晩、アマゾンに駆け込みました。10数時間も経ない、朝方に画像の耐油ゴムシートが投函されておりました。価格の送料込みで220円です。この安さを理解できないものの、ホームセンターに行く手間をかければSDGに貢献したかなと思う今の時代です。
早速、懸案の燃料キャップを取り外し、工作に入りました。以下のようにハサミでカットしました。
そして、キャップに取り付けたのが以下の画像です。
ついでにキャップの機能&外観もメンテ、カバーのロックの甘いスプリングも強めにし、全体も手を入れました。また、燃料タンクの取り付け部のネックもMathersでクリーンアップ、久しぶりにアルミの輝きが戻ってまいりました。さあ、走るのが楽しみです。
2022.5.22:メガーヌ号の珍事 - 「keycard not recognised」のメッセージ
現代のクルマはカードキー (あるいはスマートキー) が主流、メガーヌ号も例外ではあります。
先の日曜日 (6月19日) 、女房の所用で千歳烏山駅方面におりました。ついでに夕飯の買い物でもと、近所のスーパーの地下駐車場にクルマを入れました。
そこで珍事が発生しました。それは、エンジンが停止しないことです。右往左往、10数分後、何かのタイミングでエンジンオフできました。そして始動を試みたところ、画像のように、「keycard not recognised」というメッセージが表示され、始動も出来ません。
このカードは駄目なのかと、女房のカードを入れてみましたが同じです。この状態ではここからは外に脱出もできないことです。ネットでチェックしよう試みましたが地下なのかデータ通信も不可!最終的にJAFかと、取り敢えず、その前にして買い物を先に済ませました。
そして戻ったら、今度は「keycard not recognised」のメッセージが出ません。これ幸いとそこを後にしました。
帰宅して、ネットをチェック、ルノーのカードキーについて、山のように書き込みや回避策がありました:
- ルノーをコール、クルマの引き取りとかカードの修理&リプログクラミンで数万円かかった!
- ルノー車の最も典型的なトラブル!
- この問題を数千円で解決する多くの専門業車が!
- これでプジョーに乗り換えた!
- これがあるからルノー車を絶対に購入してはいけない!
などなど、散々です。このトラブルを現場で乗り切る方法、YouTubeにはテーブルナイフをカードの中の電磁コイルの付近に差し込んで強制的にオン&オフするなど荒手も幾つかありました。
ただ、よくわからないのは上記はすべて欧州の事例であり、日本国内のこの問題は見受けないことです。あったとしても、バッテリー切程度です。つまり、カード本体のバッテリーとか基板の電磁コイルなどのハンダの外れでカード自体の問題です。
さて、よく考えてみると自分のトラブルはこれらには当てはまらないような思えてきました。なぜならば、カード、2枚とも「keycard not recognised」のメッセージが出たことです。カードに問題あれば両方同時ということは稀な現象だからです。つまり、原因はカード以外にあるということです。
電磁コイル?、と、すると電磁波の関係かと一つの推測をしておりました。たまたま、駐車した至近距離にスーパーの建屋のための何か強力なパワー装置などがあり、そこから電磁波が出ていたのでは。。。ということです。それも時間により変動?なんて考えてました。
そう思いながら、今朝ほど、以下のような記事を発見 (グーグル検索:車の電子キー無反応) 、
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/420166/
車の電子キー無反応、トラブル相次ぐ 長崎県佐世保市で200件超 「米軍基地が影響か」の声も (西日本新聞 :2018/5/29 6:00)
ポイントは:
- トラブルは複数のメーカー、車種で発生。ダイハツ長崎販売大塔店には24~28日、苦情や相談が計100件以上
- JR佐世保駅近くの市中心部に被害が集中
- 電波妨害が原因とみられ、5年ほど前にも同じことがあった。米軍基地に近い地域で被害が多発
- 市中心部を離れると「電子キーが使えた」
- トヨタ自動車広報は、電子キーが正常に作動しないケースとして「テレビ塔や空港があるなど、強い電波やノイズを発生する場所」などを例示
などなど、。。。
今のところ、自宅では何の問題が発生してません。おそらく何らかの電磁波かと推測しております。今度、「電磁波測定器」など持って同じスーバーの地下駐車場をチェックしたい。。。なんと思うものです。
2022.6.14:人車ともにOH中 - 燃料系のメンテナンス
6月18日 (土) 、この日は、先のジムカーナの練習会 (2022.6.4:ISDC ジムカーナ練習会) などで今まで気になっていた点をメンテナンスしました。
まず、子細なことでが、エンジンルーム内の水パイプを固定するクランプの緩みのチェック、スペーサが外れて、オイルパン横のエアダクトのカバーの中に転がっていました。当然、再度、しっかりと取り付けました。
次は燃圧の不安定さが大分前から気になっていました。それは何時始まったか定かではありませんが、レギュレータの圧のコントロールスクリューで調整しても、変化がなかったりでと、そんなことが発生していました。当然、正確な燃圧が出ません。先の筑波からの帰路で燃圧系がホボゼロを指したりと気になっていました。
分解して、冒頭の画像のように内部のクリーンアップをしました。ただ、この分解時に調整スクリューのスプリングがどうも外れていたように思います。中のダイアフラムのところに転がりこんでたのではないかと思うものです。現場で調整の際、緩め過ぎてそうなったのかは今では定かではありません。
いずれにせよ、外観もクリーンアップし、仮取付をして、アイドリングでの燃圧調整、4PSI弱、おそらく0.28kg/cm弱程度でしょう。以下はいつもの参照先です:
- キャブレター基本セッティング
- アイドリング時燃圧 4気筒...0.25~0.30kg/cm
- 参照先:http://www.kameariengineworks.co.jp/Catalogue-v3/catalogue-068.pdf
実際は、走行してみないと、あるいはジムカーナの現場でチェックしないとわかりません。取り敢えず、調整スクリューも感触よく正常に動作するし、燃圧系の指示も微動だしませんので、これで良ければと楽観しております。
そして、もう一つの大懸案事項が、燃料キャップからのオーバーフローです。もちろん、通常の走行は何ら問題ありません。問題は、ジムカーナでの旋回です。これに気がついたころは、ギリギリのガソリン量にして走行したのですが、今度はエアを吸ってエンジンストールが発生したのは一度ではありません。
本当は当時でさえ、普通のクルマのようにバッフルはあればと思うのですが、日野自動車の設計には肝心なアイデアすらなかったようです。いずれバッフルを設けたいと考えております。
最近では、画像のようにキャップを蓋を縛ったり、その周りに漏れても良いように布を巻き付けていますが。。。問題はボンネットの上にも撒き散らすことです。
当面、出来そうなこととして、パッキン (耐油性ゴム、2mm厚) をフレッシュなものに交換してみようと思います。以下は、同じ品の旧い燃料キャップを分解したものです。何とかなればいいですね...
2022.6.18:旧車 de シバタイヤ (TW280) - 何事もトライ、そして考察
色々と悩んだ?と、いうより即断、即決、早とちり無しでシバタイヤの選択、おそらくコンテッサごとき、あるいは旧車での情報はあまり見てないような感じます。また、多くの旧車オーナーはこの選択に?ではないかと推測します。
そんなことはいいとして、過去、80年代にはヨコハマ・アドバンが出た時はまっさきに使用したことを考えれば、今回の決断は自分としても納得です。アドバン、90年代初めまで三代使用しました。減りは早いけど走りにはストレスのないタイヤでした。
さて、今回のシバタイヤ 185/60R14、TW=280 (シバタイヤでは新280) 、Traction=A、Temperature=A、MAX. LOAD = 470kg @250kPaという仕様です。一般的にスポーツ用というか競技を目的としたタイヤであります。
自分の使用目的は、少々の街乗りと軽競技走行です。純粋な街乗り専用タイヤは別にありますが、ある程度の雨天なども想定したものです。ジムカーナ、これは一般的にサイドターンを使うとか走りは過酷なものではなく、人車共に年齢相応にジェントルに走りを楽しむ、学ぶといったものです。
以下の画像は、デリバリー時の梱包状況、また単体の重量を測定すると約7.9kgでした。同じサイズのヨコハマ ADVAN NEOVA AD08Rが約7.2kgですからおよそ10%弱重いようです。その分、バネ下が重くなりそうです。他社の似たようなタイヤも調べる必要があります。一応、その様な実測値でありました。
設計は欧州のようです。内部構造、これ結構、剛性がありそうな感じです。また、ホイールに装着後の外観が丸みを帯びて結構ファットに見えます。結構、1970年代のラジアルタイヤのような見てくれです。その意味では6Jホイールでは6.5Jの方が合ってるような気がしました。と、言ってもPCD120というホイールにはその選択肢がありません。
シバタイヤ雑感 with 旧車
今回、購入後、すぐのジムカーナの練習会 (2022.6.4:ISDC ジムカーナ練習会) で、感触を掴むべく、参加しました。以下、コース図、都合、8本走りました。天候は晴れ、気温は30度弱でした。路面温度は測っておりません。また、何時ものように人車共の年齢相応 (数えで131歳!?) に7〜8割走行で全開走行でないことにご理解いただければ幸いです!
このシバタイヤ 、一言でいうと、会話能力が凄い!間髪入れず、クルマをどうしろとか、お前は、..なんて語りかけてくれる!前のタイヤは無言のようだった!
空気圧などを変えてベストを探ろうとしました。以下はその内容です:
- F=200kPa R=260kPa(1本目のリヤブレーキ圧抜かず ->2本目 25%減->3本目 50%減)
- スラロームは格段に楽!
- レスポンスが率直のように思える。ストレスがない。
- 例として、#9の左90度、ブレーキングとともに素直に曲がるし、リヤの流れが素直、但し、リヤブレーキ圧力 50%減 スピンもあり。
- F=150kPa R=180kPa (4〜6本目、リヤブレーキ圧 25%減)
- 何も起こらず、緊張感無し、不思議な感覚。ただただハンドルを切るだけ、気持ち悪い。
- とにもかくにも、前に進まない!感じ。グリップに負けてる?蹴飛ばす様な力がない!エンジン馬力の問題か?
- よりパイロンに近づけるような気がしたが…実際は...
- タイムは格段に落ちた!落ちたところはどうも12〜15の8の字。ドライビングの問題か?
- 例の#9の左90度、ブレーキングとともに素直に曲がる、Rの流れがより穏やか。
- F=140kPa R=160kPa (7本目、リヤブレーキ圧 25%減)
- 上よりはよいフィーリング、何が?あるいは、おそらく慣れたのか?緊張感がさらに薄れる?
- F=180kPa R=240kPa (最後の8本目、帰路につき、ブレーキ含めて通常に戻す)
- オマケ走行みたいなもので、気も入らず、ただの走行、疲れ、マンネリか。タイムは落ちる。インプレッションは無し。
- 全体として
- 旧車にもいいタイヤではないか。ただし、空気圧とドライビングは要注意。
- 自車、現行エンジンでは高空気圧の方が無難か。レスポンスの良いところを学んで馴れる必要あり。
- ハイパワーエンジン&パワステであれば、低圧も良いのでは。とにかくグリップに打ち勝つ力が必要?あるいは8の字のようなところのアクセル&ステアのコントロールを学ぶ必要がありそう。
- ステアリング、切り始め、もっとダイナミックにしてみると面白そう。つまり、余裕がありそう。この辺は技術的に経験不足あり。
- 暖まりは結構速い!またタイヤカスがベットリとくっつく!
- 結果的にモータースポーツ専用であることは間違いない。それを忘れてはならない。ただし、現場で交換ということほどではない。
- 結構付着したタイヤカスなど、こまめなケアをしたい。まだ新しいからか?
- そして、公道走行はもったいない感じ。デュアルパーポスにあらずか。。。
基本的に素晴らしいタイヤだと思います。低価格と多く書かれていますが、そうではなくて流通コストや宣伝・広告費などのマーケティングコストをほぼゼロにした結果でそのような価格になったと考えます。また、シングルブランド(パターン)で製造型の節減もしたそうです。
そして称賛・特筆すべきはは彼ら自分たちが必要なタイヤを自ら創り出し、必要な人だけに供給するというだと思います。その意味ではアップデートが速いと思います。最新の「新280」は評判が高く、以前の200程度のグリップ力があるそうです。自分もこの「新280」を購入しました。
先のビ筑第2戦や上記のISDCの場での皆さんの空気圧、結構低めです。おおよそ、160〜180kPaのようです。現代のクルマなので旧車には参考になりません。しかし、空気圧が低くともそれなりの情報を得られるというのが 良いタイヤとお聞きしております。その意味で、現代のクルマはパワーもあるし、パワステもあるし、低空気圧でグリップを稼ぐセッティングになっているかなと推測しています。
以下の画像は、4〜5回、走行後のタイヤの状況です。前輪荷重=300kg程度、後輪荷重=550kg程度のRR車なので、旧車他車、現代のすべてのクルマと比較できるものではありません。軽量&低馬力車でマイルドなドライブなので、多くの競技車両車のような状態にはなっていません。しかし、この状態で、表面は温もりがありベタベタ状態です。なるほど、これがシバタイヤ か、と思う瞬間でした。
上記の雑感で、低圧でタイムが落ちたと書きました。低圧の4本目は8の字を大回りしているのが以下のようにRaceChroboの記録で明確に見えます。また、速度について見え、その部分についての明確に分かります。やはり、要は旋回時のドライビングが低圧に慣れてないようです。また、走行距離、2本目=798m、4本目=812m、差は14m、GPSのデータですので誤差は大きいと思いますが、いずれにせよ余計な距離を走行したのが明白です。
以下は、車載カメラによる比較です。人車ともにそれなりにかなりの歳を重ねてますし、クルマのパワーも50馬力前後なので、緊張感のない走行に見えると思います。
上記の雑感のように、低圧の方は穏やかに見えます。上のRaceChronoのデータの様に8の字で完全に遅く、結果的にコントロールに慣れてないようです。高圧はややレスポンスが鋭く時折修正してるように見受けます。自分的にはこちらが好きです。
旧車でもエンジンパワーがあり、ステアリングもパワーアシストがあり、それなりに足回りも正しく強化してある個体ならば低圧でのグリップの効果を活用できると思います。しかし、そうでない個体では、低圧でのグリップの良さの活用の恩恵を享受できないとも感じました。自分のクルマだけかも知れませんが…。また、足回りへの負担は相当なものになりますので、それなりの配慮を肝に命ずるべきです。
以上、旧車でのジムカーナの独断と偏見に満ちたシバタイヤの雑感です。
自分たちが必要ばタイヤは自分で作ると、何とも「おとこぎ」を感じさせるタイヤそのもので、どうもその辺が心に火がついて導入の決断になったと考えております。後は、現代の多くの競技走行車とは違って、そんなに乗らない旧車であり、ワンシーズンで使い切ってしまうようなものではありません。複数年、使うことになるので大事にケアして、このタイヤでどう楽しむです!
最後に、後日談、走行から1週間を経て、タイヤカスなどのクリーンアップを進めました。上の画像、これは後輪で、タイヤカスは後輪の方が少なめです。ただ、見ての通り、外側の縁が見事な「青焼け」状態となってました。前輪も同様です。なるほど、たった8本の走行、それも非力で軽量、しかも激しい走りではありません。
原因は、おそらく、コンテッサ1300独特のジオメトリー、すなわち前輪の12度のキャスター角と今は化石化した後輪のスイングアクスル、すなわち、キャンバーが若干たりともプラスに出る現象を免れない、そして共にストロークの無さということと分析します。この欠点をカバーするドライビングスキルが必要なようです。
以上、ご参考までに。
参考ページ:
- 2022.6.17:タイヤのトレッドウエアについて - シバタイヤ を購入して
- 2020.2.4:旧車 DE ジムカーナ - タイヤの選択 “トレッドウェア”
- シバタイヤ について:RYDANZ社 (エンジニアリング&製造)
2022.6.17:タイヤのトレッドウエアについて - シバタイヤ を購入して
以前、「2020.2.4:旧車 DE ジムカーナ - タイヤの選択 “トレッドウェア”」で、レッドウェアについて、記述しました。色々、記述したものの、最近、どうも自分の解釈に誤りがあることが判明しました。
また、先の、「2022.4.15:AUTOMOBILE COUNCIL 2022 (オートモビル カウンシル)」、ヨコハマタイヤの方をお話しする機会がありました。そこでの教えられたことは、「トレッドウェア、その昔、米国でラジアルタイヤが投入された頃、当時、一般的であったバイアスタイヤにくらべてどの程度長持ちするかの指標。ラジアルタイヤを「100」として、例えば、「400」であれば、4倍の長持ち、具体的には4倍の距離が走行可能である」、と言うことだそうです。
つまり、“トレッドウェア” は、柔らかさとかグリップの話ではないと解かされたました。なるほど、自分の知識はまちがっていたのかと感じた次第です。
そこで、今回導入した、シバタイヤ 、そこでの謳い文句には、トレッドウェアの値によるグリップの差はないと明確に書かれております。要はもちの問題と、明確にしております。
少々、反省を感じ、ここに備忘録として書きました。
2022.6.13:人車共OH中 - ルーチン作業 - 下回りチェック&クリーンアップ (続)
この日は思いの外の良い天候、早朝から本業を進め、午後の時間に一昨時出来なかったリヤの下回りのチェックとクリーンアップを済ませました。
先のISDCの晴天で下回りのひどい汚れがなく助かりました。雨などだと2〜3倍の作業時間となります。
今回、入れた新しいシバタイヤ 、リヤの状況は以下の画像のようです。フロント違ってリヤの方がタイヤカスが小さくて少ないような気がします。フロントで拾ってしまうためでしょうか?おそらくリヤの方は荷重が倍近くもあり、帰路の50kmほどの走行で大分取れたのではないかと推測しますが、どうでしょうか?
リヤは以下のようにスクレイパーに換えて、昨晩、アマゾンに注文したシントー のこヤスリ (L) を使いました。やはり、この方が格段に作業性が良いです。ただ手のパワーは必要です。また、のこヤスリの歯は結構、柔のような感じで、段々と切り味というか性能が落ちるような感じです。
今回、この作業をして気がついたのが青焼けです。前輪、後輪共に外側に発生しております。そんなにハードに負担を掛けた気がしないのですが、ドライビング技術の問題でしょうか?何しろ、そんなにパワーのない (おそらく、実質的に50馬力余り) コンテッサなので。。。
そして、今回、久しぶりに重要なボルト&ナットにクロスチェック (CROSS-CHECK) のマークを追加しました。今まで、これで緩みが発見されたことはありませんが、あくまで念のためです。また、自分に対して作業の気の緩みに喝を入れるためです。
2022.6.13:東京都葛飾区の補助金申請用Excelシートの問題 - ITガバナンスの欠如か?
ここのところ、報道を通して伝えられている東京都葛飾区が区内の私立認可保育園に対し、補助金を過大に支払っていた問題です。
この原因が区の担当者がよかれ (と思う) で制作したデータ入力用Excelフォームの中の関数の設定に不備があったと報道されています。
この話を耳にして、まず最初に頭をよぎったのは我々の業界 (PLM、ひいてはIT業界) は大丈夫かということです。と、いうのは昨今、ローコード、ノーコードがBuzz Wordsの如くもてはやされています。つまり、ITプロフェショナルではない現場の専門家がアプリケーションを開発できることです。
それはそれで素晴らしいことです。しかし、ローコード/ノーコードというもののそれなりのITガバナンスが求められるということです。そのアプリケーションが正しく動作するのかは、規模に関係なくそれなりのVeeのもとで判断されるべきものと考えます。これは単なる担当者の問題 (あるいはミス) ではなく区あるいは行政という組織レベルに根付いたものと考えるべきです。
今回の葛飾区の問題は、昨今のローコード/ノーコードへの問題提起をしていただいたと考えます。ローコード/ノーコードへの正常進化を望むものです。
2022.6.11:人車共OH中 - ルーチン作業 - 下回りチェック&クリーンアップ
先週までかかっていた前回走行後のルーチン作業、この日も先のISDCジムカーナ練習会後の下回り&クリーアップ作業です。
前回の雨走行と違って、今回は晴天なので数倍も楽な作業です。
何時ものように下回りのクリーンアップ、ただフェンダー内部、思いの他、タイヤの粉末でしょうか、結構汚れていました。競技用のシバタイヤなので仕方ないでしょう。そして、各ボルト&ナット類のチェック、今回は1本、増し締めがありました。
先の土曜日の早朝、ISDCジムカーナ練習会に行く際に気がついたのが、冷却水のラインのヒーター部分が完全にエアが抜けてないと感じました。それはヒーターの効き (6月に入っても早朝5時ごろはヒーターが必要) が甘いことです。
おそらく、事前にクーラント の継ぎ足しをした際にラジエータ のドレーンから若干排水したことが原因と推測します。
80度以上に暖気し、ヒーターモーター全開し、ヒーターのドレインを開けたら、少しの時間を経て見事がエアが出てきました。これで大丈夫でしょう。
さて、今回は 新たな課題を発見、競技用タイヤの半端ではないタイヤカスの付着です。スクレーバ&ワイヤブラシで削除しましたが、結構な時間を要しました。この日は前輪だけですが、後輪は別な手段を考えてみましょう。
以下は取り敢えず、除去した結果です。結構な量なタイヤカスが見られます。
2022.6.4:ISDC ジムカーナ練習会
この日は、ISDC (いすゞスポーツドライビングサークル) 主催の筑波サーキットのジムカーナ 場での練習会です。
この梅雨時には奇跡的な超晴天で素晴らしい1日となりました。
いすゞですので、ベレットのグループをお誘いしました (いすゞ車は特別割引あり) が、走るイベンドには自信がないとか、あるいは興味がなさそうです。やはり、旧車、形を見せることが興味の中心の皆さんのようです。残念です!旧車は走ってこそなのです!
今回は、上の画像のように思い思いのクルマですが、ビ筑のHISクラスのレギュラーメンバーのオールキャストとなりました。皆さん、走ることが命のようです。素晴らしい!
以下はコース図です:
この日は兼ねてからの以下のような事項の試験&トライを狙って申し込みました (=> 以降が結果):
- 新しいシバタイヤ の感触を確認する。=> 一口で会話能力がすごい、前のタイヤは無言だったのような違い。高空気圧はそれなりに、しかし試した低空気圧 (シバタイヤのユーザーの多くがしているような) については、まだ学ばねばならないことも多くあることが判った。シバタイヤについては別途、記述予定。
- EWS、デジタルコントローラの動作を確認する。=> 設定温度通りの制御が可能。以前の不安定な温度上昇の不安はなくなった。
- 懸案の燃調の改善を狙う。=> 残念ながら解決ならず!まだまだいばらの道である。
- DUAL GPS XGPS160 & RaceChronoを使い方を学ぶ。=> 思いの他、便利なものであることが判った。しかし、GoProがあれば完璧なツールであることも判った。これはさらなる投資をしなければならない頭の痛い話!
- そして、自分のドライビングの学習、特に如何にパイロンに近づいて走行距離を減らせるか!=> これはいつもの癖で走って冷静に対処する能力に欠ける。まだまだ努力が必要。
iPhoneのRaceChronoのアプリは絶大です。以下のように走りをバーチャルに再現できます。2本目に比べ、4本目は8の字を大回りしているのが明確に見えます。また、速度について見えます。こうなると、やはり、GoProがあると情報量が多くなるのが納得です。
以下は、例によって、走行&車載ビデオです。ビデオをとっていただく皆さんに感謝申し上げます。
2022.6.3:ISDC ジムカーナ練習会 - 準備
明日の土曜日、6月4日は、ISDC (いすゞスポーツドライビングサークル) 主催の筑波サーキットのジムカーナ 場での練習会です。
久しぶりの参加です。ビ筑のHISクラスの仲間も参加します。テントやテーブルを積み込んだりとこの日の午後は準備に追われました。
我が愛機のコンテッサクーペも4月末のビ筑の結果を踏まえて以下のような設定&準備を進めました。
- 前回、濃いと感じた燃調、AJ=160 -> 180としました。しかし、結果的にこれは裏目に出たようです。
- タイヤの空気圧、新しいシバタイヤですが、経験的な自分の標準値 (ベンチマーク値) であるフロント=2.0、リヤ=2.6としました。FOBO TPMSの実測値は左の画像のようです。
- フロント車高調整、前回、リヤのジオメトリを変えた関係でフロントの車高を調整しました。しかし、まだ低いようで、トーションバーの調整、一回転締め込みました。これで約5mm程度のアップとなります。
- フロントトーインの調整、昨年の秋の車検の際も若干トーアウト気味でした。その後、調整を怠っておりました。ここで修正、右のタイロッドの調整ポイントで半回転締め込みました。これで、理論上、0,5mmに移動にないます。タイヤ先端でが1.5mm以上の移動になる筈です。何時もの目測で右のタイヤはそのように変化してます。
以上ですが、実走行は明日の朝となります。楽しみです。
2022.6.1:コンテッサ、タイヤ交換 - シバタイヤ!
先般、購入したシバタイヤ (185/60R14 TW=新280)、この日、いつものパーツワン (足立) さんで装着しました。
比較的空いている平日の午前中、しかも雨模様のなさそうなこの日を天気予報をみながら日時を選定しました。結果はビンゴでした。
画像のように、貸し切り状態で手当てしていただきました。やはり手際がよく、自分ではタイヤ一つはずしにも苦労しているので、感謝です。リヤのタイヤの脱着が干渉があり困難なのですが、イトも簡単にこなされていたのは驚きです。ただ、シバタイヤ は競技用ということで、割増料金となりました。
装着後、帰宅、10km弱の走行ですが、やはり新しいタイヤは、XXと畳は新しい方が…にことわざにある通りで、これはいつも感じる印象です。先般の、メガーヌ号のミシュラン PS4 (205/55R15) の際も同様でありました。
リヤタイヤで眺めるシバタイヤ 、50年以上のこんな旧態依然としたクルマに使うなんで意見のある方も多そうです。従前のグッドイヤーのEAGLE RS SPORT S-SPEC 185/60R14とくらべるとパターン的に大きな差はないので、このようなタイヤを心配しておりません。
さて、今回は、タイヤ交換ついでに新兵器を取り付けました。エアバルブです。下の画像のように二股形状です。目的は画像から分かるようにTPMSセンサー (参照:旧車もIoT….空気圧のリアルタイムモニター) の装着です。
2015年に導入したTPMSですが、ジムカーナ などでの度々の空気圧チェック&調整がこのセンサーがついていると面倒なのでしばらく外していました。しかし、何年か前、この二股バルブを発見、購入しました。今回、チャンスとを考え、装着しました。
そこで、早速、新しいiPhoneにアプリをダウンロード、FOBO社の良さが現れました。ちゃんとユーザー登録をしており、クラウドになっており、数年、使わずでしたが、以前のプロファイル&データがすぐに現れました。さすが現代社会です!設定のフロント=180、リヤ=240を若干下回ってますが、まあ、イイでしょう!気温ですぐ変化するものです。
そして、最後がEWPの新しいデジタルコントーラです。この日は外気温、約30度程度、コンテッサの室内の温度計は39度を指しておりました。依然のアナログコントローラの不安定さはなく、何としても設定の80度以上を越そうとさせない動作です。まずは合格です。また、例の泡の問題は解決したようです。
2022.5 皐月 (さつき)
2022.5.31:本日のデリバリー - DUAL GPS XGPS160
Bluetooth GPS レシーバー、DUAL GPS XGPS160です。iPhoneと接続して、GPSデータをiPhone内蔵のGPSの10倍程度のレートで取得するデバイスです。
以前から欲しいと思っていましたが、高価なためいつの日かと考えていたものです。
今回、iPhone 13 Pro入手を契機に、あらたなアプリを楽しみたいと購入しました。日本では一時期の流行が去ったようで、入手困難なようです。そこで、いつものeBayで購入しました。米国では依然として根強く、特に自家用飛行機など需要があり、アプリケーションが実に豊富です。
さて、このDUAL GPS XGPS160、何に使うのか?です。手始めに、RaceChronoなどのクルマの走行データ取得です。楽しみです。
参考までに以下の画像は、DUAL GPS XGPS160の専用ユーティリティ、GPS SkyProで接続状況をモニタリングしたものです。アメリカ合衆国によって運用されているグローバル・ポジショニング・システム (GPS) やロシア航空宇宙軍の手によってロシア政府のために運用されている衛星測位システム GLONASSが見えます。
2022.5.29:EWP - デジタルコントローラの換装 (2)
昨日に続き、電動ウォーターポンプのデジタルコントーラへの換装です。
この日は、本番作業、昨日のスペアパーツでの試験的な加工ではなく、現行、使用中のアウトレットのカバーへの穴あけ、タッピングなどの作業を進めました。
加工後のセンサーを取付けた記念写真です。昨日の位置より若干中央寄りにしました。エンジンヘッドの水のアウトレットカバー、何と4つも機能があります。右から、プルドン式のメカニカルの水温センサー、38🀄️の大きなのが水の出口、そして今回取付けたEWP用のセンサー、左がヘッドのエア抜きで、これは本来はヒーター用のアウトレット利用です。
さて、この作業の中でとんでもない状況を発見しました。それはアウトレットのホースを外したところ、ネックのところはゴムがただれるようになって穴が細くなっていました。中央のセンサーを固定する際の保護用のゴムです。使用過程でこんなになるとは想像していませんでした。
水圧で広がるものとは思いますがいい気持ちのイイものではないですね。10年経ればいろいろあるものです。
そしてさらに追い討ちをかけるような事象がありました。電動ウォータープンプはエンジンを回さないでエア抜きをします。その過程で以下の画像のように泡が吹き出してきました。ポンプが回れば回るほ限りなく出てきます。オーバーヒート状態なら納得ですが。。。
おそらく水路のどこかに過去にオーバーヒートに近い現象が起きてこの泡が残っていたのでしょうか!このような状態で乗っていたのが不思議でもあります。温度コントロールが不安定なのもこのようにものが一因あったのかも知れません。
いずれにせよ、水ラインをすべてクリーンアップすることにしました。30分くらいはラジエータ のドレインプラグを開けて水を回しました。その間、以下の画像のように出て来る水が炭酸水のように泡を含んでいました。この泡が消えるまで根気よく水を回しました。
そして取り敢えず、完了しました。おかげで汚れていたリザーブタンクも綺麗にしました。後はお楽しみの試運転あるのみです。
2022.5.28:EWP - デジタルコントローラの換装 (1)
10年以上も前に購入したDavis Craig社のEWP=電動ウォーターポンプのコントローラはアナログ式です。機能のするものの経年変化もあり大分曖昧になってきております。昨年は電解コンデンサーなども劣化し交換しました。
そろそろ年貢の納め時と言うものです。そこで兼ねてから購入済みのデジタルコントローラに換装することにしました。まず、手始めに温度センサーが違うのでその取付をDavis Craig社の取説にあるような方法にしました。
まず作業の確認のために手持ちの予備のヘッドのカバーに穴あけ、タップ (先日NPT1/4-18 タップ) と試みました。そして温度センサーを取付けてみました。オーケーのようです。ただし、位置を少し変更する必要がありそうです。
2022.5.28:本日のデリバリー - シバタイヤ
この日の朝一番、4年前に入れたグッドイヤーのEAGLE RS SPORT S-SPEC に代わる新しいタイヤがデリバリされました。
ブランドは、”シバタイヤ “ 、一般には聴き慣れないものですが、ドリフトやジムカーナの競技の世界では話題になっています。
サイズは変わらず、185/60R14です。また、トレッドは新280です。
早速、気になる重量を計測してみたところ、約7.8kgです。一般のタイヤに比較すれば重めですが、この種のサイドウォールなどを強化したものではそんなものでしょう。ただ、ADVAN NEOVA AD008R の同サイズは、7.1kgなので重めのようです。一般的にアジアンタイヤは重いと言う定説があります。その分、何かが強化されているのでしょう。
また、裏側の構造は以下のようです。
”シバタイヤ “ は、ドリフト界で有名な柴田自動車が自身の経験のもとにランニングコストを下げ、自ら必要とする競技に最適なタイヤを自ら開発し、販売をしているタイヤメーカーです。ビ筑の場でも徐々に浸透し始めています。製造は中国 香港に本社を置くRYDANZ社です。
価格が超リーズナブルですが、それは流通&販売チャネルのシンプル化が大きな要素だと考えます。おそらく他社もこのようなシンプル化をすれば同じ様な価格になってしまうと推測します。つまり、安かろうなという分類の商品ではないと考えます。
また、よくあるアジアンタイヤの品質などの問題が巷で語られていますが、それはこのRYDANZ社のサイトをチェックすれば、その不安などは吹っ飛んでしまいます。工場の規模はおそらく日本国内の日本メーカーのどの工場よりも大規模であり、また生産設備の最新鋭の様に思えます。これを見たら、日本メーカーは敵ではないと思えるものです。
以下に社のYouTubeをご参考までに:
2022.5.26:人車共OH中 - ルーチン作業 - 下回りチェック&クリーンアップ
よく晴れたこの日、午後、これはチャンスとばかり、先日、リヤ部分だけに終わったビ筑の後のルーチンの下回りチェック&クリーンアップ、フロント部分を進めました。
諸々の事情で遅れに遅れた作業、何とか取り掛かることができました。
リヤ同様に中性洗剤による汚れの除去、液体ワックス、そしてボルト類の防錆処理です。
こうやって下回りをチェックすると、テンションロッドの先端の内側にゴムブッシュがもう割れております。そんなに時間が経ってないのですが、これがコンテッサの現状です。この部分は強靭なウレタン製などは動的なジオメトリーに大きく影響するので使用することはできません。いずれにせよ近日中に交換しましょう。ここは結構、手間が掛かる作業なのです。
以下の画像、4年前に入れたグッドイヤーのEAGLE RS SPORT S-SPEC 185/60R14です。距離的には2,000kmも走っておりません。画像に軽量荷重のフロントタイヤはほとんど減りがありません。これもコンテッサの常です。しかし、4年も経れば弾力性は大いに損なわれております。
そこで新しいタイヤを発注し、土曜日に到着予定です。このグッドイヤーとも、これでお別れとなります。ご苦労様でした。
2022.5.25:本日のデリバリー - クロモリ・ホイールナット
現行使用しているホイールナット、おそらく7〜8年も経ています。そろそろ替え時とまったく同じ仕様のもを発注し、この日、届きました。
商品のタイトルと、「冷間鍛造の軽量クロモリナット...クロモリレーシングナット 六角貫通タイプ 17HEX(35mm) ショート [16本セット] 」とあります。実は、このショートの35mmというのが、今ではマイナーのようです。50mmは多くある様ですが自分には長すぎです。
配達されて、梱包を解いてみると、なにやらホイールナットらしからぬ立派な化粧ケースが入っていました。そして、その中身は以下の画像にように大層大袈裟なパッケージングです。ここまでしなくとも良い、ただちゃんとしたナットであれば良いのだ、と思うものの、これが最近の市場トレンドなんだろう…と、感じました。
20220522:人車共OH中 - ルーチン作業 - 下回りチェック&クリーンアップ
この日は、思いがけず、澄んだ高い空となりました。久しぶりの五月の天気です。気持ちもよく、午後、先月のビ筑後の点検とクリーンアップをしました。雨の汚れもあり、また午後の時間だけで作業だけなので、後輪周りだけで終わりました。
例によって、ジャッキアップし、中性洗剤を染み込ませたタオルで汚れをとる、そして同時に各部の目視点検です。これだけでも、エンジンルーム内の水パイプのクランプに緩みを発見、今後も注意が必要です。
そして、画像の右にあるような液体カーワックスを施します。下回りのワックスがけにお手軽で重宝しています。そしてボルト類には錆止めを施します。定期的にはWD40ですが、あるインターバルでより強力な液体フィルムという画像の左側のを施します。
以上の作業ですが、こうやって、愛車を手当てしている時間が至福と感じております。この先、天気の良い日にフロント周りの手当てをしましょう。
以下の画像は少し前に手直ししたマフラーのフランジです。スムージング、ホンのささいなことですがこれで改善されるとイイなと楽観的に考えています。
2022.5.21:メガーヌ 号 - エアコンのケア
夏の季節、それも梅雨に入る前に切実に感じるのがエアコンです。
コンテッサクーペから始まる歴代所有車のエアコントラブルが続いています。今、女房中心の足車、メガーヌ 3も何かとトラブルを抱え、今に至っております。要は、専門家にお任せすればよいのでしょうが、そうはしない自分がいることが問題であります。しかし、不具合解決も楽しみの内と考えています。何しろ、大きな資金流出を防げるのでから。。。
さて、メガーヌ 号、ようやくコンプレッサクラッチのコネクタの接触不良が解決したようです。これで、クラッチオンにならない場合、ブラインドの位置にあるコネクタを「揉む」必要もなくなりそうです。と、思ったら、もう一つ、接触不良、圧力センサーのコネクタ、これも完全に繋がってないようです。よく見たら、端子が奥に引っ込んでいました。おそらく、これは自分の差込方が悪かったのでしょう。少し前の作業した際のものと推測します。
と、言うことで、この日は期待をもって、作業開始、まずは先週、手当てした真空ポンプを使用しての真空引きです。
何回か繰り返し、上記のような状態になりました。実は、ここまで真空にはならず、コンプレッサへの配管の緩みも発見、締め込むと改善しました。この値が良いかというと、数年前にコンプレッサを交換した際もこの程度だったので、、、しかし、以前のセニックはもう少し出たのだがと、、、まあ、良しとしました。
そして、冷媒のプロセスです。最近のネットの記事やよくあるキットの取説でも、最初のエンジンオフでの注入は低圧側となっています。しかし、自分が持っている専門書やメーカーの整備マニュアルでは高圧側となっており、自分はそれを信じてました。正解はよく分かりません!でも、コンプレッサは機能しないので、結果的に圧が掛かってなく、全ラインが同じ圧力になる筈、と考えれば、どちらでも結果は同じ、と素人考えです。今回も高圧側で進めました。
エンジンオフの冷媒は全部入ってなかったようで大分残った状態でした。おそらくうまく気化しなかったのでしょう。そして、エンジンオンで、1本目の冷媒、今度が手で温めるのも面倒なので、チンしたタオルを巻いてやりました。そしたら、あっと言う間に完全に空になったようです。しかし、まだ圧力がそんなに上がらない、室内の冷気も弱い、すなわち冷媒不足!当然です、おそらく1本目が半分程度なので都合300cc程度なのでしょう。
そして3本目を注入、おそらくこれで500cc+程度になったと勝手な解釈です (メガーヌ3は、520cc) 。室内の冷気の冷気もまあまあ、圧力も画像のようです。一般的な値と比較すると:
【低圧側で0.15〜0.25MPa】=> 37PSIは、0.255MPa
【高圧側で1.37〜1.77 MPa】=>250PSIは、1.724MPa
おおよそ、標準値の上限のようです。取り敢えず、及第点としましょう。うまく収まったようです。
と、いうことでこれから夏に向かって、まずは梅雨時、快適に過ごせるでしょうか?
2022.5.21:古の日野コンテッサ1300レビュー - モーターマガジン 1966年3月号
自分が何十年のやって疑問に思うことが当時の雑誌の記事を拝見すると、なるほどと思うことが多々あります。
画像のモーターマガジン誌、1966年 (昭和41年) 3月号もその一つです。数ヶ月間、書棚からピックアップし、就寝前、ベッドの中で開くと実に興味深い記事がありました。
6ページに及ぶ記事、「コンテッサ1300Sのロードインプレッション」 (和田垣 雄三氏執筆) がそれです。丁度、1965 年 (昭和40年) 12月の新発売になったコンテッサ 1300Sについて取り上げた記事です。
氏の記事は実に質実剛健と言えるもので昨今の自動車雑誌のカタログ的な内容ではなく、実に率直にインプレッションが書かれています
その中でもっとも印象的なのが以下のテキストです:
「以上がコンテッサ1300Sのエンジンの特長を主とした概要であるが、実際に各種の状況下での走行状態は、かなり 安定したすぐれた性能を示した。と言ってよい。単純にエ ンジン性能だけから推測するのは軽率であるが、第三京浜での最高速テストには、軽く148km/hをマーク, まだ出力には余裕のある気配を示した。この出力は、急登坂、発進 加速の面でも、一貫した力強い特性を示し、伯爵夫人のス タミナは今や全盛期か、と思わせるものがあった。
ただし、高速時に於ける高性能に比べて、エンジンの低回転時におけるトルクの少なさは、どうにも否定できないようだ。あらゆるスピード・レンジにおける、フレキシブル なエンジンなる謳い文句には、やや異論がありそう。具体的な徴候として、 停止からの発進時に、ごく静かなスター トを試みた場合、クラッチの合せが適切であるにかかわらず、エンストを越したことが再三と, 3速 2速とも、著しく低回転接近につれて、エンジンのノック症状が早く始まるような印象をうけた。一方エンジンの出力要求反応は発進、追越とも鋭い加速性を有し、レスポンスに優れる。 高出力・高速回転への設計意図は、よく生かされているといえそうだ。」
自分の興味は、太字の部分です…低速トルクの問題です。現代の多く、あるいはほとんどのコンテッサ のユーザーや旧車の記事などではそのような表現はなく、むしろ低速トルクが大きいということです。しかし、自分自身ではこの記事に同意するもので、やはりそうだったのかです。
この問題は、日野自動車はある時期にエンジン特性を変えるためにふらいホイールを実に重いものに変更しました (参照 - 知恵集:フライホイール) 。日野自動車のその変更理由は明確ではなかったのですが、おそらく、市場の意見がこの記事にあるようなもので、なるほど、それを反映した、と理解しました。この1300S発売直後、全面的に変更されたを分析するものです。
日野コンテッサ1300、初期の個体は、低速トルクはなかったが、実は軽快感のあるスポーティかーだったのでしょう。それが設計本来の目論見だったと、しかし、市場の意見、あるいはコンテッサ1300ユーザーの意見はそうではなかったと、ちょっと、残念な気がします。
そういえば、80年代前後のコンテッサクラブに在籍していた時代、トルクが無いなど理由で、わざわざ重いフライホイールに切り替えたオーナーは一人や二人ではなかったことを思い出しております。50数年前の日野コンテッサ 1300本来の軽快感を味わいたいと思う方は、鋭意、考慮すべき事項と考えます。
2022.5.19:本日のデリバリー - iPhone 13 Pro
先週、Apple Storeに注文したiPhone 13 Proがデリバリーされました。
右の画像は、手元にある歴代のiPhone達です。一番、右の大きのがiPhone 13 Proです。レンズの数も増えてきました。
左から二つ目が、2016年に購入した初代のiPhone SEです。丁度、丸6年、約70ヶ月もの使用です。SIMフリー使用のランニングコスト、本体は、約920円/月、そしてIIJMioのSIMが、1,600円/月、よって約2,500円/月です。その前にYahooモバイルなどの7~8,000円のコストとくらべると実に格安と言うか、実にリーズナブルです。もちろん、それに従量性の通話コストがかかりますが、そんなに使うものでもないし、何年か前からはLineやFacebookほかのSNS利用に通話ですので実質通話料金は無視できるほどのものです。時代は進歩したものです!
画面もこのように実に大きなものになっています。実は歴代のiPhone、一部を除いて、画像にように角がフラットなものを使用してきました。丸いのは何となく掴みどころがないように感じて好みではありません。しかし、今回のiPhone 13 Proは重い!最初は半日は腕が疲れる...、しかしその後は慣れてきました。右から2つ目のiPhone 12 Mini (女房用) が丁度良い様な気がはします。
さて、iPhone 13 Proを選択した理由が以下の画像です。
結構、長い間、ミラーレスの一眼レフを愛用してきました。それは広角と望遠レンズがあることでした。iPhoneの通常のレンズではどうしても遠近感がイマイチでした。そこで、考えたのが広角と望遠レンズで三つの目をそなえたiPhone 13 Proでした。
このミラーレスの一眼レフも独特の色合いはあるものの、iPhoneのレンズの明るさに及ばないし、ビビッドでもない、それに重たい&かさばる、などなど、考えると「iPhone 13 Pro」はそれに対するベストソリューションと考えた訳です。そう思ったら、即断即決で決定、ということになりました。
この先が楽しみです!
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