2018.9.30:本日のデリバリー - 弾性ブッシュ制作材料
困った時の神頼み、それは現場の味方、庶民の味方、そして旧車の味方のモノタロウであります。
モノタロウに発注したした材料、ゴムブッシュやウレタンの丸棒が届きました。
これから行おうとするのは画像の上に方にあるロアアームサポートのブッシュの入替です。
このロアアームのブッシュ一式とドンピシャのブッシュもありもう何年も前に購入済みです。
しかし、今回は無垢の丸棒などに加工を目論んでます。
2018.9.29:9月23日のビ筑第五戦&前日練習会 - 現場力が必要!
ビ筑の第五戦のHIS (ヒストリックカー) クラスは前回から参加のFJ20搭載のスカイライン (ストックのままの個体で30年もジムカーナ参戦とのこと) 、本シリーズ戦最強のジェミニ、当時レーシングマシンそのものと言われたホンダS600と正に昭和の新旧ツインカム大集合、そしてコンテッサ、計4台であります。
結果はジェミニの勝ち、スカイラインは残念ながら僅差で2位、両者共に経験豊富なドライバーなので足が強化されているジェミニとストックのスカイラインの足の差かも知れません。3位はS600、そして我がコンテツ号でありました。
今回のHISクラスのコースは画像のようでいつもよりちょっと長めで好ましいものと思いました。
このコースをジェミニとスカイラインは59秒前後、さすが時代の新しい80年代の大排気量のツインカムです。
一宮の有名ガレージ製のS600は最近エンジンOHが完了し、以前に増して音も力強くなったように感じます。我がコンテツは前回は4秒程度の遅れであったのが今回は3秒弱でした。しかし、S600は二本目を若干ロスされたようで、こちらはMCであり、1本目だけの比較は根拠に乏しいです。いずれにしろ新たなベンチマークとしてます。
今回、感じたことはジムカーにも製造業で言う現場力みたいなものがあるのだと言うことです。つまり5ゲン主義 (原理、原則、そして現場、現物、現実) です。クルマのセッティング、例えば、空気圧など、そしてドライビングの修正、これらは現場で走って、確かな根拠の基にレビューし、改善、そしてその場で実装&実証をするというフィードバックの現場力が必要だと大いに感じました。これも経験 (及び能力&スピード、これが問題だが) がものを言うのだということです。まだまだ努力が必要です。これは前日練習会通じて実感してました。
前日の練習会、今回は優しいコース (淡泊コース) ではなく、あえてチャレンジをして難しいコース (濃密コース) で走らせていただきました。
今回、前輪の車高を2cm程度落とし、気持ちネガティブを増やしました。空気圧は前回の結果に合わせて前輪:2.0、後輪:2.6で始め、本戦、2本目はよりオーバーを出すために2.8でトライ。次回は今回の最終結果の前輪:2.0、後輪;2.8から開始するでしょう。
まだまだ経験が浅いもののやはり画像にある13番以降のテクニカルセッションが自分としては何も出来ない部分です。このパートでのサイドターンなどももってのほかです。まずは走ってみて、どうすれば良いのかという解を考えるためのトライでした。
ステアリングはもちろんブレーキ含めパワーアシスト無し、タイトなターンには自分としてはとんでもない腕力が必要、もちろん俊敏な運動神経も、これら経験含め無い無い尽くし!でも走ってみて冷静に考えれば、次のようなことにです:
◎15番以降は2速ではなく1速を使う、ただしデフのロスがない程度に駆動を駆ける、
◎ステアリングはすばやく目一杯に、そのためにステアリングの径を若干大きくする、
◎とにもかくにもパイロン近くで回る (にはどうするか?)
などと考えました。
これにはやはり完熟歩行の際にちゃんとどうトレースするかシミュレーションしてイメージを焼き付けることが重要と感じました。4月から完熟歩行を2回としてることに修正が必要と考えています。完熟歩行は基本中の基本でMCを防ぐためにもその重要さを知らされました。
そして、新たなタイヤ (GoodYear RS-Sport S-SPEC) 、これには感激しております。頭で考えたようにダイレクトにクルマが反応します。実にFun to Driveです。しかし、この種のタイヤは非力なコンテッサの場合、一般公道では使うべきでないという考えにも至っています。
以上です。
今回もZummy Racing Familyのみなさんの心温まるホスタピリティ、そして参加の皆さんのビデオ撮影含め熱いサポートに感謝もうしあげます。ありがとうございました。
以下の画像は練習会のものです。今回はオンボードカメラの画像を組み合わせてみました。
2018.9.24:ルーチン・メンテナンス
成績は別として実り多かった9月22&23日のズーミーレーシングのつくばサーキットでのジムカーナ、早速、何時ものメンテナンスです。
今回、土曜日の朝はまだ雨上がりで一般道で下回りを汚したことやジムカーナ場の午前中まだウエットであったことで結構汚れが付着してます。でもそれはルーチン中のルーチンである大したものではありません。
今回の大ごとは、4月末の突貫工事でのあらたなミッションの換装の結末であります。先のブログでも書きましたが異音、それにシフトの入りにくさです。おそらく、いや、確実に悪さをしてる何かが有りそうです。今度の土日に本気で色々チェックする所存です。
2018.9.17:変化発展するペブルベーチのコンクールデレガンス
先日記述のPebble Beach Concours d’Elegance 2018 – Replay、本日、ゆっくり眺めました。
注目すべきは新たな変化をしていることです。それはイベンt自体がグローバルになっていること、クルマが時代とともに新しいものを受け入れ、若い新たな年代層への対応するなどのようです。
その結果として2年前からマハラジャ (Maharaja) クラスが設けられたとのこと、今年はその性格上、ロールスでの参加が多く、中には100年前のまさにプリザベーション (Preservation - 参照:エントリーガイド) クラスでの参加も目にしました。100年前のロールスはレストアされることなく現役でいることはすごい文化です。
そして注目すべきは日本車クラスです。以前から話題になってますが残念ながら今年は見送りになったようです。その代わりにセミイベント (Jaoanese Automobile Invitational - JAI) が場外で開催されました。開催には米国インフィニティ部門が貢献しているようです。(参照:Japanese Invitational at Pebble)、解説者が妙にIQが低いのは残念!)
日本独特のデザインや文化を尊重するようです。今夏のセミイベントでは歴代の輸入車のフラグシップを一堂にしてます。残念ながら日野コンテッサがまだ登場していませんが米国レースへの最初の歴史を飾った訳で何らの対応を期待するものです。
2018.9.16:たかがGR100、されどGR100… (10) - アルファロメオ
1950年代初期のアルファのエンジンはツインカム (Alfa Romeo Twin Cam Engine) で始まったです。イタリア語の「bialbero」はDOHC、ツインカムを意味するそうで興味をそそるものです。
日本では第二次世界大戦後の復興がまもない頃に量産車全てがツインカムだったのはすごい技術力と思うものです。スポーツカーと知られるアルファロメオですが何の変哲もないセダン (Giulietta Berlina) でもツインカムだったのです。またコマーシャルバン (Alfa Romeo Romeo) でさえもツインカムを搭載していたのです。ノーマルエンジンがツインカムなのです。
そんなアルファがなぜこの場に登場かです。それは1964年日野コンテッサ1300の市場投入以前に日野自動車がフランスのアルピーヌエンジニアリングに開発委託したスポーツカー用エンジン (最近の日野の関係者の弁でレースエンジンを開発委託とあるがそれは真実ではない!) にはルノーの提携先でもあるアルファロメオのツインカムのノウハウが使われたそうです。
まさにコンテッサのスポーツカー用エンジン開発にアルピーヌとアルファロメオのDNAが入ったと言うことです。技術の歴史の一幕です。ただし、それは熟成されておらず市販に至っておりません。
当サイトオーナーの現物チェックでは、日野ワークスのGR100 OHVエンジンのピストンリングはアルファの1300のそれそのものと一致します。また、米国で1970年代に活躍したThe SAMURAIのGR100-YE28エンジンのピストンリングはやはりアルファの1300用を現地調達していました。
以上のようで、ここにアルファのツインカムエンジンを取り上げた次第です。
2018.9.15:大先輩の格言 - 読むことは知識を豊かにする
その昔、サラリーマン時代の仕えた社長の言葉、「人は話すことで機敏になり、書くことでモノゴトの整理ができ、そして読むことで知識が豊かになる」と機会あるごとに語っていました。
これは自分にとっての貴重な格言であり、いまでも師の言葉を肝に命じて実践しております。
最近入手した画像の「How to modify DATSUN 510 619 240Z engines & chassis」、この参考本はアイデアの宝の山で、まさに読むことで知識を豊かにするものです。
コンテッサ1300に比べれば新しい時代のクルマではありませんが、我がコンテツのグレードアップに学ぶものが多いです。
2018.9.9:ルーチン作業 - 点検&クリーンアップ (続き)
先般7月のビ筑以来の点検作業を続けております。
4月のミッション交換以来、「時々、クラッチを目一杯切った際の異音」について、この日に原因が (おそらく)判明しました。
エンジンの位置を変えたため、クラッチホースがダクトに干渉したようです。すなわちクラッチを切る、ホースは圧力がかかり曲がりが変わる、その際にダクトに干渉してしまう、ということで、画像のように逃げの部分を以前より大きくしました。そしてこの際ですから、ダクトを軽くコンパウンドワックスでクリーンアップしました。
残るは、フロントのキャンバーと底ズリの傷の修復のみとなりました。これは連休中に何とかしたいと策を練っています。
2018.9.8:ラグナセカ&ペブルビーチ 2018 モータートレンド YouTube、週末の午後の楽しみ
毎年、この時期の楽しみがモータートレンド チャネル (Motor Trend Channel) などです。ラグナセカのレースとペブルベーチのコンクールデレガンスの数時間の詳細な映像がYouTubeにアップされます。すでに数万の視聴になっています。
今では世界的かつ豪華なイベントになった両者ですが、当サイトオーナーが縁あって見学に行った1980年代はまだ田舎な素朴なものでした。ラグナセカはクルマでコークスクリュー (Laguna Seca corkscrew) 近くに駐車したり、ペブルビーチは最初に行った際はその有名なゴルフ場のホテル (The Lodge at Pebble Beach) の前までクルマで行ったと記憶します。今ではかなり遠方の駐車場にクルマを置きシャトルバスでの現着です。
YouTubuをチェックすると次のようなものがアップされてます。この先1ヶ月は週末の午後に数時間の映像をワインをちびりちびりと楽しみが広がっています。それにしてもBREのジョンモートンさんの240Zは、一見きれいに見えますがよく見るとスクリーンショットの上の画像のようにあちこちが凸凹&傷だらけです。展示主体でなく実際走るクルマの宿命です。我が日野コンテッサクーペ L も同様であり、大変親近感を感じます:
ラグナセカのレース:
- Rolex Monterey Motorsport Reunion 2018 – Day One Replay (4:52:00)
- Rolex Monterey Motorsport Reunion 2018 – Day Two (4:05:53)
- Rolex Monterey Motorsports Reunion, Laguna Seca, 2018 Datsun Parade Lap (4:31)
ペブルベーチのコンクールデレガンス:
2018.9.4:MacBookのマイクロソフト オフィスのアップグレード
当サイトオーナーのパソコン、MacBookの環境は歴代、英語バージョンを使用しています。90年代の頃は日本語の扱いに苦労しました。しかし、もう何年も前からオペレーティングシステムを始め、アプリケーションソフトウェアはマルチ言語対応で苦労もなく英語版 (正確にはマルチ言語の国際版) で日本語は問題なく使えます。
ただ問題はメーカーによって日本国内でマルチ言語対応の国際版である英語版を購入できません (こちらを参照) 。数年前のマイクロソフトオフィスはCD-ROMの英語版を購入して問題なく使えました。しかし、購入がダウンロードのみになり、コトが複雑になりました。それは日本国内では米国マイクロソフトから英語版を購入しても最終的に日本のマイクロソフトに転送され日本語版、そして倍近い高い購入価格になってしまうことです。そんなこともあり、2016版は米国に滞在する際に購入しました (こちらを参照) 。
そして次なるチャレンジはアップグレードです。これも日本でやると面倒臭いことになる得るので、自動更新をオフにしておりました。そして今回米国滞在中に自動更新をオンにして2年ぶりに最新版にアップグレードしました。
ホテルのカフェテリアで時間にして4時間近くを要しました。コーヒー飲みながらただひたすらに待ちました。これでまた当分、自動更新する必要がないでしょう。
2018.9.2:ニューヨーク 摩天楼側の藤原とうふ店
ニューヨークの摩天楼を見上げる川向うのロングアイランドシティのホテルから夕食を喰いに街中を歩いてました。
白いToyota 86が駐車、横には何やら漢字のような日本語文字が目に嫌でも入りました。
そこには、「藤原とうふ店 (自家用)」、日本旧車文化の影響がここまで来たのかと、日本人として誇らしく感じました。
しかしよく見ると字体がちょっとおかしいですね!でもマッいいか!
2018.9.1:今年のラグナセカ - 日産レーシングの同窓会 (Reunion)
今年のラグナセカのブランドテーマは the Rolex Monterey Motorsports Reunion に日産の50年におよぶ米国での活動が認められフォチャーされたことを知りました。
日本車としてこのような場に選ばれたことクルマファンの一人として誠に嬉しいものです。
歴代の日産のレーシングカーが一堂に集結、このイベントでの歴史的なシーンを飾ったのは伝説の#46 (ジョン モートンさん) のBREの510を中心にIMSA GTP、その他オール日産レーシングと実に豪華な演出です。
凄いことはそれら多くの個体が今でも当時の雰囲気を変えることなく、内部は進化を続けいまだサーキットで多くの個人オーナーの手で健在であることです。
そして重要なポイントが画像にあるよう510 (米国日産所有、完全動態保存) の傍らにはピート ブロックさんがおられることです。(画像、左からJohn Morton, Peter Brock, Steve Mille 各氏)
このような場がある日産車ならびにオーナーは羨ましい限りです。記事のどこかに日本車として米国にチャレンジした最初のクルマとか、でも実際はそれ以前に日野コンテッサ900やコンテッサクーペが活躍していたのです。理解されてないのは、日野と日産の企業パワーや文化の差と思うものです。まさに日野コンテッサは切り取られた歴史であります。
参考:米国NISMOのサイトにフィーチャービデオやテキストが載っています。必見です!:
- Peter Brock on Monterey Motorsports Reunion => ピートさんのショートメッセージ
- Video: Rolex Monterey Motorsports Reunion Recap => 日産車についてのブリーフング映像
- Video: Rolex Monterey Motorsports Reunion - Sunday => 米国での日産のレース活動やコマーシャルの貴重な映像を含む4時間のイベントをまとめたビデオ。米国日産のイノベーティブなマーケティング活動、そして日産に誇りを感じます。エキサイティングな内容です。
- Nissan celebrates 50 years of success in Monterey => NISMOの当該イベントのニュースリリース
- GALLERY 1: ROLEX MONTEREY MOTORSPORTS REUNION => 代表画像集