先週、金曜日 (5/7) に内燃機から持ち帰ったGR100エンジンブロックです。
クランク研磨のために、切削量を実測するためにベアリングを取り付けたままのキャップです。
残念ながら日野のGR100エンジン純正でありません。当時のイスラエルの世界的なベアリング専業メーカー製の部品です。これが吉と出るか凶となるかは未知数です。吉であると信じています。
取り外して綺麗に並べてとりあえず次のプロセスに進みます。
ペイントのためにまずは地肌を出す必要があります。こんかいはフライホイール側の面はクリーンアップするだけで当時の赤ペイントは残す所存です。理由は画像の様に “8” のマーキングがあるためです。おそらくこれは当時、日野自動車がカリフォルニアのBREにブロックを送った際のマーキングと推測します。そんな理由を鑑み、ここは歴史的検証のためにそのまま当時の状態を残しことにしました。
そして、今回、このブロックはやはり(日野の) “赤” に決定、それがベストな選択と考えます。実はこのブロック、画像で見える赤、約30数年年前にOHの際に自分がスプレーしたものです。カリフォルニアのPEP BOYSで購入した “GM RED” です。米国ではメーカー指定のエンジンブロックの色を選べますが日本では無理ですので、一般的な “赤” の耐熱スプレー (VHT) の選択となります。
以上です。これからまずはペイント剥がし、まだまだ多くの作業が待ち受けています!