2024.12.23 我が家の図書館 (25) – DeskTop DYNOS by Larry Atherton 1990年代後半に購入したエンジンシミュレーションのソフトウエア:DeskTop:DeskTop DYNOS (YouTube) の解説書、難しいこと抜きにシミュレーションの恩恵を肌でわかるソフトウエアと原理原則についての解説です。 購入当時の情報では米国のドラッグレースのエンジン屋向けとか、組んで走らして物理的な結果を得る前にある程度の結果を予測してリスクを減らして、エンジンを作り上げると理解しました。 その効果は日野コンテッサ1300チューンにも適用できます。日野製ベースのエンジンを作り込み、それにスポーツキットを入れたらと、そして自分好みの味付けを入れるにはどうするかも自在です。 それ以上に素晴らしいのこの解説書です。このソフトウェアを理解するために吸排気系を含め、内燃エンジンの原理原則が理解しやすいのです。そこで分かったのがソフトウェアのシミュレーション屋はエンジンの専門家でもあることです。世の中を見る目が大きく変わりました。このソフトウェアの作者と解説書の著者、Larry Athertonさんに感謝しております。 参考:日野GR100エンジン擬似検証 – シミュレーションソフトウェアの活用、2020.6.7:人車共OH中 – 現行エンジンを分析する!。2021.4.17:カム・プロファイルに悩む (その7) – A112 Abarth用にトライ、2021.2.15:カムプロファイルに悩む (その6) – ベストな戦略&戦術ありきで “結論”