当サイトオーナーの常套句、流れ星如く光り、散ってしまった日野自動車のコンテッサ1300、微力ながら超私的プロジェクトとして動く個体と共に単なるペーパーワークでなく『日野研究』を続けております。
実にマイナーな日野コンテッサ1300、多くのオーナーは走ることにも大きな気を使い、個体として温存されていることとおもいます。市場撤退後、諸々の背景をもって日本国内での部品について絶望的な環境になってしまいました。よって、貴重な部品を壊さない、あるいは消耗させないという、つまり過酷な走行な避けると、それはそれで長期の維持には重要なことだと思います。
とはいうもののクルマですから、走ってナンボ、静止しているコンテッサ1300よりも、単なる街乗りではないそれなりに闊達に走っている姿のほうがどれほど美しい、あるいは格好イイと思うのは当サイトオーナーだけではないと強く考えます。「走るコンテッサ1300」、さらに「戦うコンテッサ1300」を中心に多くの皆さんの記憶に残していただきたいと、このページを創りました。
ここに手持ちのビデオ映像を公開し、皆様の記憶に残ることを願うものです。また日野自動車やその関係者の皆さんのご努力に尊敬の念をここに示すものです。
(本コンテンツは日野自動車の許可を得て掲載しております:サイトオーナー)
非常に数少ない日野自動車が制作した日野コンテッサ1300クーペのコマーシャルフィルムです。何時、どのような目的で、そしてどのように使用されたかは不明であります。
内容から1965年のイタリアでのコンクールデレガンスで名誉大賞を得た名誉を記念して販促のために制作されたのではと推測するものです。いずれせよ、非常に貴重なコンテンツであることは間違いないと思います。
(本コンテンツの日野自動車の許可を得て掲載しております:サイトオーナー)
我が松戸市の毎年10月の最初の週末に開催される松戸まつり、そこには併設のクラシックカーフェスティバルがあります。2013年は我がコンテツの公道復帰に際して、日野コンテッサ1300をフィーチャーいただきました。
そこでは日野コンテッサ1300のモータースポーツのパネルや特殊部品の展示を進めました。また、日野自動車の協力を得て、当時のレースのビデオを編集し、約30分余りのハイライトビデオを制作しました。米国での走行シーンなど非常に貴重な映像がまとめられています。
2013年10月の公道復帰後、丁度、10年目の節目、少々酷使で疲れたエンジンを含め全体をいろいろとオーバーホールを進めて始め、内装もちゃんとついておりません。そんな中でのシリーズ戦参加。
HISクラスの特徴、PWR (パワーウェイトレシオ) によるハンディ戦のおかけで優勝できました。ただ、最後のテクニカルセッションでちょっと躊躇して失速してしまったのが残念です。
ISDC、いすゞ系の主催者の練習会です。この日は、新たなタイヤ、「シバタイヤ」の空気圧の最適解を探すためにいろいろ、試しました。
結果的に現代車のように低圧はグリップ力にパワーが負けてしまい、やはりすべる寸前の高圧の方がドライビングし易いと感じました。1年半を経た現状は、F=200、R=320というところが落とし所で楽しんでます。
ビ筑の年間シリーズチャンピオンに抽選で与えられるジムカーナ場の一日使用権、前年度は我らHISのメンバーが得ました。この日はそんな訳でメンバーと本人の勤務先の有志をつのって表題のようなイベントに、と言っても参加数台、ツワモノは60本超えと実に豪華な練習会でした。
超私的なゆる~い走行会、各自それぞれのペースで走りました。結果的にコースクローズ間際の最終本で参加者全員、自己ベストを叩き出しました。例によって、巨大なキャスター角:12度とセンタリングスプリングのお陰でハンドルの戻しはクルマ任せです。
2020年2月のビギナーズジムカーナ in 筑波のHISクラスをPRするビデオを制作しました。なかなか参加台数が増えず難儀しておりました。
ちょうどこの日は結構な雨、なるほど、アマにもめげず走る旧車、これもいいなと、旧車オーナーの皆さんに奮起してもらいたいとをいう思いです。
2019年5月22日の平日の午前中、ホンダ S600やカプチーノのビ筑 HIS仲間と成田の浅間台スポーツランドで走行しました。我々の他には数台とガラ空き、かなりの本数を思い思いのんびりと指定のコースで楽しみました。
公式戦でないので単なる走行、タイヤも競技向けでなく、省エネラジアル (165/80R14) で尻がずるずるいうのを楽しみました。でも結構なスキール音が出てるものです!
2013年の公道復帰から約3年を経て石川&福井方面に3泊4日の旅にでました。経路として今まで行ってなかった昔の日本アルペンラリーの地、松本、安房峠&高山経由でスーパー林道こと白山白川郷ホワイトロードへと向かいました。
高山までは夏の暑い日差しでしたが、登りを終え、トンネルを過ぎ、石川県側の下りに入ったらとんでもない天候になっていました。山の天気、大雨で周辺の光景はこの世とは思えないものでした。いい意味で我がコンテツの耐久試験となりました。もちろん、何の問題もありませんでした。
30年近く、淡路島の閉鎖された個人博物館地下で眠っていた「日野コンテッサ1300 デラックス」、10月初めに車検を取得しました。その後、近所を走りながらチューンアップを進めました。走行、3万キロを超えたばかりの個体、エンジン&足回りも絶好調で新車のようなコンテッサ1300独特の軽快なエンジン&排気音でした。
某雑誌メディアの袖ヶ浦フォレストレースウェイでの走行会イベントを発見、速攻で追い越しのないパレードクラスに申込みました。エントリー車はセブンやアルファなどモダンスポーツばかり、パレードでも結構な車速、ストレートでは映像のような有り様、三速コラムミッションのコンテッサ、2速全開で90キロ超えで頑張りました!とてもきれいな乾いたサウンドを奏でてました。
もう15年前になりますがぜひともゆっくりとお話したいと思い山形のコンテッサオーナーを訪ねました。奥様ともども手厚いもてなしを受けました。このグリーンの1300DXはオーナーが1967年に新車で購入したものです。マフラーはそれから42年、全くの腐食がないそうで奇跡のコンディションです。
排気音は本当に1967年当時のサウンドでこれこそが軽やかで乾いたコンテッササウンドは本物といって良いでしょう。その秘訣は2サイクル二輪が趣味のオーナーのノウハウらしく、適当なインターバルでガソリンにエンジンオイルを混入し、マフラーの内側をオイルでコーティングすることだそうです!
2006年春、とある米国人の要請でヤフオクで購入した日野コンテッサ1300DX、エンジンもようやく当たりがつき始めるジャスト3万キロ、しかし20数年の地下博物館の展示車の動態復帰は容易ではありませんでした。
足回り&ブレーキ他、すべての分解整備を施し、この日の動態試験となりました。チャレンジ項目のシリコンフルード使用のブレーキもバッチリ、エンジンサウンドもコンテッサ1300独特の乾いた音で当時そのもの、感激した一日でした。