1996.1 原点:暗中模索、大いなるチャレンジ
当時にクラブ会報にネットの仕組みやトレンドを紹介したレポート
トップページにはコンテッサ1300クーペを象徴するような元ワークスドライバーだったコンテッサの名手、山西 喜三夫さんのカウンター走法をフォーチャー。
日野コンテッサのクラブに在籍していた当時、JCCAのNYM (ニューイヤーミーティングに際して、極く内輪でホームページ (HP) を創ってみたらどうかと話してました。
丁度、世界的にそのような時代が到来しているので我々もそうしようと、独断と偏見で制作しました。サーバーなどはクラブの合意を得るには時期尚早なのでデモ用として自分のPC上に制作しました。その際のツールが “Adobe PageMill” でした。
JCCA NYMの来場者にはクラブの活動を知る、あるいはコンテッサの歴史を知るために大いに興味を持っていただいたと記憶します。すなわち、クラブのPRのためのツールとして有効であることを証明しました。
クラブでの合意を得るには1年近くを要したものの、おそらく日本ではまだ例のないアクションであり、その後、“HinoContessa.com” とし、年々、コンテンツはかなり充実したものとなりました。
2004.4 旅立ち:決別 & さらなるコンテンツ充実化
画像をクリックすると旧コンテンツにアクセスできます。但し、お問合せや一部の映像は機能しないことにご理解ください。
https://hinosamurai.org/200404_GoLive/index.html
上記ようにクラブのHPを立ち上げ、コンテンツも充実したものの、一部のみなさんには真の目的・効果が理解されたのかは “?” だったようです。
ある時期に役員人事が完全に一新され、自分たちに隔絶された形でHPについて議論されたようです。結果的に、そのコンテンツ&運営を新しい役員諸氏に引き継ぎました。
役員のビジョンや戦略が変われば、その体を表すのごとくHPも一変し、結果的に自分の考えていたものではなく、熟慮の結果、何人に左右されないサイト、個人サイト “HinoSamurai.org” を立ち上げました。
ここではすでに販売終了となった “Adobe PageMill” は使用せず、新たに準プロ向けの “Adobe GoLive” を購入しました。なんやかんやとコンテンツが増え続け、また英語版も入れたりと、2013年には、1Gバイト以上、1万弱のファイル数と膨れ上がっていました。
2013.3 アップグレード:旧車 is Green & タブレット対応
画像をクリックすると旧コンテンツにアクセスできます。但し、お問合せや一部の映像は機能しないことにご理解ください。
https://hinosamurai.org/201303_Sandvox_Gravitas/index.html
2008年には、GoLiveの販売も終了、その後、数年、サポートが継続されたような記憶があります。もう先はないわけでプラットフォームの進化に伴い、動作不安定、最終的に動かなくなるのは目に見えて今す。
リサーチの結果、当時、もっとも “旬” であった、Karelia Software社のSandvoxを試用し、購入しました。また、ビジュアルも重要なので3rd PartyのBlueball社のGravitasテンプレートも購入しました。
これでデザインしたのが画像のようなものです。当時は地球環境重視が始まり、 “旧車 is Green” を掲げ、グリーンを強調しました。また、iPadなどのタブレットを意識し、幅もそれに合わせました。
上記の“Adobe GoLive” 時代のコンテンツの移行も進め、最終的により大きなサイトになってしまいました。
2018.6 リノベーション:最低限のレスポンシブウェブデザイン
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https://hinosamurai.org/201806_Sandvox_Slider/index.html
数年を経て、時代はタブレットやスマホがメインの時代に突入、PC含めてそれに対応する技術が “レスポンシブウェブデザイン” であり、Sandvoxはコアとして対応してないもののテンプレートで擬似的に対応可能と思われる、Blueboll社のSliderを追加購入しました。
しかし、コンテンツはそのままとは行かず、移行する必要がありました。すべては不可能、およそ6〜7割について時間を掛けて手当しました。
2020年頃になると、Karelia Software社がSandvoxのメンテナンスを中止、おそらく新しいプラットフォームに対応するには膨大なリソース (資金を含む) が必要だったのでしょう。
Sandvoxについては、OSXのMontoreyまでは少々の不具合はあるものの動作しますが、現行最新版のVenturaは動作しません。そこで次なる対策が必要になりました。
2023.6 最終チャレンジ:完全なレスポンシブ対応
Sandvoxとの決別は、2022年9月頃に決断しました。これを機会に “HinoSamurai.org” 終焉も考えました。実は、終焉目標として日野コンテッサ市場撤退の1967年12月の50年後の2017年末と定めていました。とはいうものの綺麗に整理できてないこともあり、もう少し続け、最終章を創り上げて完全終了としたいと考えました。
そのためにツールは何が良いかと、仮購入や試用を含め、リサーチを始め、表題にある “Mobirise” に決定し、2022年末に開発キット込みのサブスクリプション契約をしました。(経緯はこちらに)
最も重視した点は、エクスペリエンスの向上、プラットフォームフリーの能力、フォントの美しさ (M+ FONTSを使用) 、構築のし易さ、そして最終的にコンテンツが将来共、永続的に残せるかでありました。
以上のような経緯で新た門出と共に最終章の “HinoSamurai.org” であります。もう少し、明快/簡潔/検証済をモットーにエネルギーを使いましょう。