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クルマ
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ルノー日野(1953年)ノックダウン生産
コンテッサ1300クーペ:デラックスモデルとスタンダードモデル
参考:戦後の日野の乗用車のお手本、フランス・ルノー公団:ルノ−4CV(初期の米国向けカタログ)
モーターショー・スペシャル(東京モーターショー、50周年記念)
日野コンテッサ900 スペシャル(誕生50周年(2011年2月)記念)
生産台数
日本国内都道府県別登録台数
日野小型車グローバル・センサス(調査)プロジェクト
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ビデオクリップ
日野コンテッサ1300コマーシャル映像
トヨタブリスカ1300(現存)
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日野のクルマ:カタログより
日野コンテッサ1300クーペ(スイス日野による1967年カタログ)

 日本では生産中止が明確に伝えられた時期でのスイス日野のコンテッサ1300クーペのカタログである。

 当時の欧州の日本に対するイメージを大いに想像させるものである。富士山、芸者、桜、城、そして鳥居と定番てんこもりのイラストである。

 装備面でのタイヤはピレリのチンチュラートと記載され、その意気込みを感じさせる。しかし、スペックにある性能:160Km/hはオーバーであり、今日では誇大広告の避難と成りかねない。また、重量も895Kgとこれまたほとんどありえないスタンダード仕様である。変速比も同様でこの時期では出荷してないものである。

 これら内容から見て、このカタログにどの程度の期待があったのかいささかの疑念を感じる。本来ならば、この時期に2年連続の名誉大賞(エレガンス・コンクール)に前面に出してもと思うものであるが、おそらくそれは日本だけで限定的な関心を持たれたもので現地ではそれほど評価されてなかったものと推測する。(SE)

(拡大は絵をクリック、PDFダウンロード:1.1MB
1967年(カタログ番号:無し)
註:表示は独自技術でゴミ・シミや色あせを処理等しており、オリジナルと色合いが異なる可能性があります。

(SE)

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