今日ではトラック専業メーカー且つトヨタ資本の企業となった日野自動車ですが、戦後の自動車産業復興の黎明期に大型車商用車に加えて、新たに小型大衆乗用車の開発・生産・販売ヘと日本の産業発展に重要な位置を占めていました。そのためにフランスのルノーとの契約の下にリアエンジン方式のルノー4CVのノックダウン生産、そして完全国産化を行いました。その結果として、日野コンマース、そして日野コンテッサへと展開がすすめられました。
今年、2010年2月は商業&乗用目的を狙った意欲作の日野コンマースが1960年2月誕生(販売開始)して半世紀となります。日野初めての自社ブランド&技術の商用&乗用目的の小型車の開発&販売の50周年を記念し、1962年生産打切りと短命、その間に僅か2,344台の生産され、海外にも販売されたこの日野コンマースについて、ここに「日野コンマースとは&検証」として紹介&分析を以下の様に逐次展開みたいと思います。
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