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クルマ
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ルノー日野(1953年)ノックダウン生産
コンテッサ1300クーペ:デラックスモデルとスタンダードモデル
参考:戦後の日野の乗用車のお手本、フランス・ルノー公団:ルノ−4CV(初期の米国向けカタログ)
モーターショー・スペシャル(東京モーターショー、50周年記念)
日野コンテッサ900 スペシャル(誕生50周年(2011年2月)記念)
生産台数
日本国内都道府県別登録台数
日野小型車グローバル・センサス(調査)プロジェクト
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ビデオクリップ
日野コンテッサ1300コマーシャル映像
トヨタブリスカ1300(現存)
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日野のクルマ:日野コンマース・スペシャル - 現存する日野コンマース
(誕生50周年(2010年2月)記念)



現存する日野コンマース

 まず最初に、残念ながら実働する日野コンマースは見当たらない。生産台数も少なく、生産期間の非常に短いため致し方ないことと思う。とは言うものの、目下、個体として確認しているのは次の3台である。

  • 日野自動車のオートプラザ。ここには一応、外観のみ修復された100%完全ではない日野コンマースを展示している。多くのプログなどでも報告されている。また、本サイトでも寄稿をいただいている(こちらの「日野コンマースの話題 」を参照)。製造メーカーの博物館と言う性格なので、クルマとして極自然な姿である「完全動態保存」を強く望みたい。
  • 福山自動車時計博物館。こちらには何年か前、オールドタイマーで取材されたキャンピングカー仕様の日野コンマースが修蔵されている。最近(2010年11月)、この日野コンマースについて重要なことが判明した。それは本サイトの読者からの熱心な調査で、どうもこの車両が上記の第7回全日本オートショー(1960年)出展車両そのものでないかということである。細かい、ボルトだとか痕跡が多くそのようだそうである。車台番号を博物館のご好意でいただいた。当サイトの調査で、それはオートショーの3ヶ月前くらいの生産と推測できるので、オートショー出展車両そののものと断定できそうである。ぜひ、実車を見れる機会を作り、さらに検証したい。
  • 山梨県の某所:これは多くのブログで公開されている野ざらし状態の朽ち果てた日野コンマースである。場所を確定したらぜひ現地に行ってみたいと思う(場所をお教えいただけるかたは、こちらにお願いします)

 日本国内では「動く日野コンマース」は皆無のようである。しかし、多く輸出もされたクルマなので国外での発見もあるかもしれない。そちらに期待したい。


(SE、2011.1.28 Original)

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