Daily Life with My HINO!
2025.1.20 公道復帰10年、経年劣化修復プロジェクト (75) - メッキ (続)
金曜日に出来上がったメッキ、週末に最終の所謂、バフがけ、と言ってもメッキ屋さんの注意に従ってクリーンアップ程度で進めました。
所謂、研磨剤の入っているピカールや酸系のブルーマジック、また青棒を避け、Mathersで表面を整えました。劇的な変化はなく透明感が少し増した感じです。
やはろ、反省点は処理前の下地処理です。大丈夫かなと思っても出来上がってみると不具合点が目立ってきます。素人がなかなか克服できない、所謂、処理前に出来上がりがわかる、といった経験値です。
しかし、一歩一歩、それなりに前に進むというのは楽しいことです!
2025.1.19 公道復帰10年、経年劣化修復プロジェクト (74) - ハイトクラッシュ調整完
今日の午後、ようやく、懸案のコンロッドのビッグエンド・ベアリングのクラッシュハイトの調整を終わらすことができました。
クラッシュハイトが大きい場合のリスクが心配であるもののどこにも情報がなく、自分で解を導くことしかないと原理原則を理解して信ずるのは己のみということになりました。
結果的に定盤での1/100mm単位の研磨、そして取り付け、規定トルクを掛けて、片側を開放してのハイトチェック、データをとりながら繰り返し進めました。
最終的にとても厚い1mmUSの強靭なベアリングの調整、4本ともほぼ0.11mmになりました。調整前の0.2mmで5/100程度のばらつきから大分改善されました。とりあえず、一つの課題、自分を信じてクリアしました。
2025.1.18 エンジン組立用ケミカル - トラブル防止
画像は、CRC - EXTREME-PRESSURE-ANTI-SEIZE - Engine Assembiy Lube、直訳すれば、極圧潤滑剤/極圧焼き付き防止であり、組立時に使用する油です。
画像のは日本のCRCで販売されているか不明ですが、米国の街の自動車部品屋で同じ目的の多くの製品とともに置かれているモノです。確か、20米ドルぐらいと記憶します。日本でも多くの製品が「エンジン組み付けグリス」でみることができます。
エンジンを組んで最初にエンジンを始動する際がリスク - かじりなどが多いためです。このCRC社のはモリブデンベースです。他にも各社の長年のノウハウベースの製品があります。
先日の「2025.1.11 バルボリン エンジンオイル VR1 Racing 新パッケージ」の同様な材質:ZDDPを思い出し、ここに取り上げました。
2025.1.17 公道復帰10年、経年劣化修復プロジェクト (73) - メッキ
年明けに新しいメッキ業者にお願いをしたメッキ作業が昨日完了の連絡を受け、今日、昼過ぎ、ピックアップに伺いました。
出来上がりは画像の様でイメージ (下地) 通りの極力薄いメッキです。皆さんで議論し、10分程度にしたそうです (2輪のガスタンクなど2時間とか!). 。
メッキだけの処理で、事前のバフ掛けもしてません。また、処理後のバフ掛けも不要とかなり勝手なお願いでした。自分で最終の磨きをするわけですが、5ミクロン程度なのでピカールなど要注意と色々ノウハウをお教えいただきました。
出来上がりについては前処理含めて自分で責任を持つというわがままに対応いただいたメッキ屋 (神谷電化工業(株)) さんに大変感謝しております。
2025.1.13 (続) モノクロ画像のカラー化 - チームサムライ (1967.1)
昨日に続き、もう一枚、カラー化を試みました。昔、ピートさんにお会いした際にいただいた当時のTEAM SAMURAIの1967年シーズン車のBREのEl Segundo市の事務所前のモノクロ写真です。
#73&#55のオレンジのストライブや文字などや#58のドライバーレンタル車両のオレンジボデー、それら何となくそれらしく見えます。全体的には旧いやれたカラー写真というば、これがモノクロから生成されたとは思えない出来栄えです。
すばらしいですね!テクノロジーの進歩。カラー画像から得られるイマジネーションがモノクロとは大きく変わります。なお、この場所の現在をGoogle Mapでみるとこのようです。
2024.1.12 人生初の日野コンテッサ画像のカラー化
何年か前もモノクロ写真のカラー化を無料サイトでテストしましたが結果は決して良いものではなかったです。その理由は景色や人物とかデータが多くあるようなモノクロは、それなりに色が再現されました。
最近ではAIの発展と共に多くの学習データがあり、手持ちのモノクロ画像が、画像のように綺麗に再現できました。なお、一部不具合は編集してます。
数年前、難しかったと記憶するボデー色、我が人生初の日野コンテッサ (1970年購入) の淡いブルーが入ったストーングレイメタリックが非常に良く再現されました。時代の進歩は素晴らしい!
変換ソフトにより、ロジックの良し悪しあるいは相性があるようです。また、サイトが違っても同じ様に変換される、つまり同じエンジンなのでしょう。
2025.1.11 バルボリン エンジンオイル VR1 Racing 新パッケージ
近所のホームセンターで偶然発見、愛用の「バルボリン エンジンオイル VR1 Racing 20W-50」のパッケージが変わっているのを発見しました。
その場でネットで調べると昨年9月にリニューアル、大きな変更は今までの11U.S. QT/.946Litterから日本的な1Litterにと、50mlほど増量した様です。
その場で補給用に必要量購入しておきました。バルボリンレーシング 20W-50は、80年代半ばから使用しており、競技走行含め、絶対的な信頼をしています。
その理由の一つが極圧性能と酸化防止作用に効果のあるZDDP (ZnDTP - ジンクジアルキルジチオリン酸) が最初から入っているコトです。参考:2023.4.15 OHVエンジンに優しいZDDP (Zinc) 配合エンジンオイル
2025.1.8 新たな年度、富士山にご挨拶
本日のルーチン・ウォーキング、図書館により、近くの江戸川土手を回りました。トータルで4km弱のコースです。
江戸川土手では輝く夕陽をバックにした見事な富士山を拝むことができました。頂上付近は雲に覆われて、よく見ると強風が荒くれているように見えました。
実は元旦の朝、ぜひ拝みたいと出向きましたが残念ながら富士山方向、秩父方向、また日光&赤城山方向、どこも雪雲でしょうか、青空であるものの何も見ることができませんでした。
今日は、画像のように外環道を前に綺麗な稜線も見ることができました。生きている幸せを感じられる光景でした。左上に都心上空コースで夕刻ラッシュの羽田に向かうの飛行機も見えるようです...
2025.1.7 クラッシュハイト過大の調整方法:ChatGPT、凄いの一言!だが...
ChatGPTへの問い:「自動車エンジンのコンロッドのクラッシュハイトが課題の際の適正値への調整方法を教えてください。」
ChatGPTのご返事:自動車エンジンのコンロッドのクラッシュハイト(crush height)の調整は、エンジンの性能や耐久性に直接関わる重要な工程です。クラッシュハイトとは、コンロッドのベアリングキャップとロッド本体が締め付けられたときに、ベアリングの内径がわずかに潰れることで適切な締め付けが得られるように設計された寸法差のことを指します。
以下に、クラッシュハイトの適正値への調整方法を示します:
1. 必要なツールと測定機器の準備
★ トルクレンチ:規定トルクでコンロッドを締め付けるために必要。
★ マイクロメータまたはダイヤルボアゲージ:コンロッドの内径を精密に測定するため。
★ 専用工具:コンロッドの分解・組み立てに必要。
2. 規定値の確認
★ 各エンジンや車種において、メーカーが推奨するクラッシュハイトの規定値がサービスマニュアルに記載されています。この値を必ず確認してください。
3. コンロッドの締め付け
★ コンロッドのベアリングを組み付け、キャップを本体に取り付けます。
★ 規定トルクでボルトを締め付けます。このとき、均等に締めるよう注意します。
4. 内径の測定
★ ダイヤルボアゲージやマイクロメータを使用して、コンロッドの内径を測定します。
★ 測定した値が規定値と一致しているか確認します。
5. 必要に応じた調整
クラッシュハイトが大きすぎる場合:
★ コンロッドキャップまたは本体の接触面を適切に加工することで調整します(専門的な加工が必要)。
★ 過剰に削りすぎると、耐久性に問題が出る可能性があるため慎重に作業します。
クラッシュハイトが小さすぎる場合:
★ 新しいベアリングを使用する、またはベアリングの適正なクリアランスを持つサイズを選択します。
6. 再確認
★ 調整後、再度組み立てて内径を測定し、規定値に収まるか確認します。
7. 実機でのテスト
★ 最終的にエンジンを組み立てて作動確認を行い、異音や過剰な摩耗が発生していないことを確認します。
注意点
★ コンロッドのクラッシュハイトの調整には高い精度が求められるため、専門の工具と設備が必要です。
★ 必ずエンジンメーカーの指示に従い、適切な値を守ってください。
★ 調整作業が不適切な場合、エンジンの耐久性や性能に悪影響を及ぼす可能性があるため、慎重に行いましょう。
★ 必要に応じて、専門家やエンジンメーカーに相談することをお勧めします。
以上ですが、質問に沿った実に明快な回答と考えます。だが、 大きな問題が潜んでいると思います。それは この文章がどのように作られたか全くわからないことです。恐らく何もわからない。技術的に 素人であれば、それを参考にするというのは良いと思います。しかし、技術的に原理原則を知って、困った際にこの質問をしたならば、おそらく違う見方をするのではないかと思います。 すなわちここにはエビデンスがないと言うことです。耳障りの 心地良い回答ですが、ある意味でややこしい記述をわかりやすく整理することでは素晴らしい能力だと感心しております。
2025.1.5 公道復帰10年、経年劣化修復プロジェクト (72) - 心機一転!
今日で年始年末の9連休も終わりです。コンロッドの問題も前に進むべく自分なりの戦略&戦術も見えてまいりました。
そのために旧いコンロッドと厚みあるベアリングを使って、定盤とサンドペーパー (#400) を用いてベアリングチューニングのプロセス&データ創りを試みました。すなわちどこにもないノウハウに対する新たなノウハウを創り出す実験です!
明日のメッキ屋への持ち込み部品を最終のバフ掛け&ポリッシュし、メッキしてはならない部分を明確にするためにテープを入れてました。
コンテツ本体のケア諸々と最後の休日をコーヒー飲み飲み、ガレージの清掃など含めて気の向くままにのんびりと進めました。天候もよく、実に良い連休でした!
2025.1.4:習慣 - 新年の仕事始め
何十年も前の二十歳前後からの習慣、一月四日は仕事始め、まず出勤、挨拶回り、社長のお言葉を聞く、〆は仕事場で簡素な会食、昼前には流れ解散、古き良き時代の風習となってしまいました。
これがDNAのようになって、60年近い時代を経ても自然に体が動いてしまいます。今日は週末の土曜日、休息日、にもかかわらず、昼前にビジネス上のメールでの打ち合わせ、日本と習慣やサイクルの違う海外なのです。
そして午後、週明けにメッキ業者にあずける部品のポリッシュをしました (画像) 。経験をもとにメッキの下地は自分で責任を持つのが最善と考えてます。この後、ネジのスレッド部分やコッパー部分にマスキングをしました。
いまだ決断のできないコンロッド課題、はやく決着をつけて先に進みたいとこころが騒いでおります。なにはともあれ、仕事始めの儀式は無事完了しました。
2025.1.3:第101回東京箱根間往復大学駅伝競走
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走、総合優勝は昨年に続き青山学院大。優勝インタビュー、原監督は箱根駅伝に向けて選手を強化するメソッド (原監督がオリジナル) 競争になっているそうです。
現代科学を重視した手法と理解します。その結果でしょうか、今年は4つの大会新記録、特に6区の山下りは56分台に突入、人間の進歩は科学と密につながっている証のようです。止むことのない進化が楽しみです。
箱根駅伝、昔は何度も現地に出向き、70年代後半は、芦ノ湖のゴール地点の椿ラインに入った先に路上駐車できました。子供ができてからは小涌園近辺の脇道に駐車、1号線で見学、その足で日帰り温泉を楽しんでいました。
有名な場所での駐車が難しくなった後は、精進池近辺 (画像) などで見学しました。2003年1月3日、この日は雪まじりの凍りつくような気候、そんな中、懸命な選手の皆さんの足音だけが静けさの中に響いたのが今でも脳裏に焼き付いています。
2025.1.1 元旦恒例 - ウィーンフィルのニューイヤーコンサート
あけましておめでとうございます。今年も元旦恒例のNHKEプログラムのウィーンフィルのニューイヤーコンサート (Neujahrskonzert) を楽しみました。
リッカルド・ムーティ(Riccardo Muti)さんの指揮でした。1941年生まれ、83歳、指揮者の例にもれず、実に矍鑠として全身で素晴らしい音色を引き出し、魅了させていただきました。
ウィーンフィルの皆さんも何時ものお顔を伺えたし、楽団員の活動などの紹介もあり、実に地味で献身的な皆さんでした。
中学生のごろ、ヴィリー・ボスコフスキー (Wilhelm) Boskovsky) さんの時代に聴き始めたヨハン・シュトラウス (Johann Strauss) さん関連の音楽、いまだ新鮮です!