1月16日、キプロス島(地中海東部)においてハッピー・バァレー・ドライビングテストが開催され、コンテッサ1300はモリス・ミニークーパー、トライアンフ・スピットファイア、MG・ミゼット、ルノー・ゴルディー二、シムカ等世界の名車40台に伍して走行性能、操縦性能を争い、1300ccクラス別ならびに綜合クラスにおいて、それぞれ一位を獲得し、その優秀性を実証した。
なおこのレースに参加した当社の現地代理店社長トリコミティス氏(地中海地方では有名なレーサー)よりコンテッサ1300に対する賞賛のメッセージがつぎのように送られてきた。
「貴社の車の走行性、操縦性は実にすばらしいものである。わたしは優秀な貴社の車を販売することを真に光栄と思います」。
ちなみに同島には、コンテッサ1300が50数台、ブリスカ20数台が輸出されている。
(日野社報、昭和41年3月より抜粋)