始めに・歴史 クルマ 寄稿 トップページ
モータースポーツ 文献 イベント 日本語
プロジェクト Tips よくある質問 English
ご意見から サイト内検索 サイトの索引
知的所有権:各頁の下段
*****
プロジェクト
*****
自分のクルマは
自分で作れ!
*****
The White Contessa (E)
The Renovation (刷新!)
ニュージーランドに於ける日野コンテッサ・プロジェクト(近々)
ニュージーランド製日野コンテッサ、オリジナル・ガルフブルーにリペイント
オランダに於ける日野コンテッサ・プロジェクト(近々)
伯爵婦人、帰郷へ挑戦!(スリランカより)- 「もったいない」の原点
コロンビア - 修復開始!
コロンビア - 修復作業中
コロンビア - 修復完了!
コロンビア - 謎の日野コンテッサ1300
マスターシリンダーのカップの厚さについて
ブレーキホース(制作)について
パソコン利用によりガスケットの簡単製作方法
エア・エレメントの新造!
クラッチ・ホースの課題について
クラッチ・コントロール・シリンダーのホース製作
フロント・ドラムブレーキのホイールシリンダー (1)
フロント・ドラムブレーキのホイールシリンダー (2)
フロント・ドラムブレーキのホイールシリンダー(3)
Fun to Drive 日野コンテッサを目指して - GR100 エンジンのリノベーション その1
コンテッサ誕生50周年記念フォグランプカバーの制作
ホワイトリボン・タイヤのホワイトニング
旧車部品は「フォーム・フィット・ファンクション」で行け!
悲劇伯爵夫人、そして素顔の伯爵夫人へ - 青セダン物語
日野小型車グローバル・センサス(調査)プロジェクト
*****旧車部品は「フォーム・フィット・ファンクション」で行け!
Form, Fit, and Function (F3)
***

クラッチ・ホースの課題について


 ここ2〜3年(2006年当時)、クラッチのホースを何とかしたいと言うお話をお聴きしていた。昔であれば、日野の部品が入手出来た。しかし、70年代始めに既に欠品だったと思う。全く情けないと当時は思ったものだ。そんな訳で流用出来るものを当時の代々木のミズホさんからマツダのボクサーのホース(ミヤコ:BH380)が合うとか記録に残っていた(2006.1.9にPD誌(コンテッククラブ会報)に投稿済み)。しかし、そんなものももう入手不可能だ。

 そこでまず現物をチェックし、どうすれば良いかを考えた。現物については、図のなかの1の項を見てもらいたい。普段、見えないものがこんな風になっていることも理解いただきたい。難物は12.0mm-P12というモノがまず見つからない。何でこんなものを日野は設計したのだろうかとも、おそらくトラックのつもりだったのではないのかと、考えてしまう。

 それではどうするか、図の3がほぼオリジナルに近いものである。これらは全て規格品で購入可能である(スチールパイプはちょっと技を必要するが、あくまで購入品、ポン付けで行ける)。目下、ボクが作業をしているサムライコンテツと近々米国行きのコンテッサセダン(写真1を参照)がほぼこれに近いものである。すべて購入品で賄ったのである。一応、実績ありと言える。

 図にも書いたが方法はおそらく数限りなくある。ボクの考えた方法はあくまで,シリンダーはそのままで加工等は一切しないコンセプトである。

****
(拡大は絵をクリック、PDFダウンロード:148KB
****
写真1:図の3の方式の実例(制作方法
*****
本ページへのコメント&意見はこちら迄 (実名表記にて)

(SE, 2008.5.10(改訂)、2006.3.31(オリジナル))

*****