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クラッチ・コントロール・シリンダーのホース製作


 クラッチ・コンロール・シリンダーのホースについて、何とか安易な方法でベストの解決を考えていた。それは、クラッチのマスター・シリンダーへのパイピングは既存のものを使うこと、もちろんコントロール・シリンダーも既存のものを使用すると 言う一般的な拘束条件だ。

 数ヶ月前くらいに基本案は出来ていたが、この暑い夏が明け、一気に試してみた。それは、別途記述の問題の難物である日野の『12.0mm-P12』のコネクタをそのまま使おうというものだ。今流りのモッタイナイの精神だ。

 結果は,『写真1:全体図』にあるようにうまくまとまった。全部品の構成は、『写真2:全部品』のようだ。今回、製作したのは中央にあるアダプターである。(註:ワッシャは載せてない)

 『ホース解体図』を見てもらいたい。古くなって使いものならないラバー部分は捨てる,そして何とか使えるだろうコネクタ部分を再利用するものだ。日野の部品から頂いたこの貴重なコネクター部分は,『写真3:アダプター材料:その1』のようにホースの芯となっていた金属パイプを残して加工する。そして、もう一つ重要なものは、市販の#4のステンレスメッシュのホースを接続するための、アダプター、『写真4:アダプター材料:その2』を手配する。これは左半分を頂く訳だ。この写真の形状のものでなくても大丈夫、要は#4のフィッティングであればよい(要スティール)。『写真5:アダプター材料(加工後)』がこれから『二個一』にしようとする材料だ(写真の矢印のように)。そして、『写真6:アダプター(ロウ付け後)』は合体し、銀ロウ付けしたものた。写真は奇麗にするため、一応サンドブラス処理をしたものである。この後、錆び止めのためにクロームメッキに出す予定だ。

 今流行の『モッタイナイ』のようなものだと自画自賛。車体への取付はおそらく9月くらいになると思うが、またリポートしたい。誰かが言った、『何も考えるな!行動あるのみだ』と言うボクの好きな言葉とはこのようなことだと思う。まずはやって見よう!

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ホース解体図
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写真1:全体図
写真2:全部品.jpg
写真3:アダプター材料:その1
写真4:アダプター材料:その2
写真5:アダプター材料(加工後
写真6:アダプター(ロウ付け後)
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本ページへのコメント&意見はこちら迄 (実名表記にて)

(SE, 2008.5.10(改訂)、2006.8.6オリジナル))

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