サムライ(武士)は如何様な理由でもその最終章は「桜」の木の下で桜の花びらと共にと生涯を散りたいと、その昔耳にしました。事実、そのようなことを自分に例え、「Yes」または「No」とすれば、「Yes」となりましょう。それほど、日本人にとって「桜の花」には特別な感情があるような気がします。また桜の花の季節がやって来ると生きていた喜びや次なる勇気が自然と涌いてくるものです。
子供も時代には実家の片隅に一本の桜の木があり、その季節には母親の作ってくれたお弁当を花びらが舞う下でいただいたことを記憶してます。たった10数メーターの距離ですが遠足にでも行った気分にさせてくれたと今でも脳裏に焼き付いております。
今年は天候不順なのでしょうか、咲くようで咲かない、散ってしまうようで散れないと、何か景気も今一、政治も決断に欠く、そして革新とか変化に未だ抵抗をしているような日本の状況がオーバーラップしてしまいます。また巷ではJRの駅の如くは盛んに桜見学ツアーの宣伝をしております。そんな遠くまで行くまでもなく、近隣で十分、立派な「桜」を満喫出来ます。それも毎年同じ木を鑑賞しますので、今年は何時咲くのかなと、まだがんばって生きているのかと、正に生き物の息吹きとも言うものを感じながら鑑賞させていただいおります。
そこで以下はおよそ我が家から半径1キロ程度(ホボ小学校時代の学区内)のところでがんばって生きている気に入っている「桜」たちのベスト5です: