最近ある戦前の日本の車両(トラック)の調査をしようと早速、グーグルで検索をしました。英語圏での例えば、米国の車両はこれでもかと言う程、データが豊富です。日本の車両となると誠に淋しい限りで非常に限られてしまうことに気がつきました。ただ、その中での日野の前身、すなわちTGE(通称、ガス電)についてはわずかではありますが、他社(いすゞなど)に比べて数があることにも気がつきました。これはある意味でトヨタ傘下になったものの、今の日野自動車は歴史について欧米の自動車メーカーに比べる訳には行きませんが、努力されている結果の現れと分析します。
そんな過程でさらに気づかされたのが「日本のトラックとバスの歴史がわかる博物館 - 日野オートプラザ」であり、「博物館」という表記も目新しく感じました。そこには貴重な日野コンテッサ900スプリントも展示されております。多くの方もこのミケロッティ作の美しい宝石のようなクルマを目当てに訪問されているようです。
そこでこの日野の「博物館」である「日野オートプラザ」をグーグルの検索を掛け、一般の訪問者がどのような興味・感想また評価をしているかを分析をしてみました。個人のブログの中で取り上げられている日野オートプラザのコンテンツを大まかに下記のように分類しました:
- 小型車:とうの昔に撤退したコンテッサ、ルノー4CV、コンマースなど。もちろんコンテッサ900スプリントも。最近では三井精機のハンビーも展示。
- 大型車 - バス:代表的な車両が展示されている。昔から見に焼き付いている印象的なフロントマスクのBH15も。
- 大型車 - トラック:THを始めとする代表的な車両が展示、それも特殊車両も。
- 歴史&資料(TGE/航研機含):社の歴史、また文書類など。ワンスケール(1/1)資料としてのTGE-A型のレプリカも。
- 競技車両:パリダカのカミオン・クラスの戦歴を披露
- エンジンなど技術面:膨大な数の歴代のエンジンのコレクション(ディーゼル主体)
- レストラン&喫茶コーナー:一応ありますと言った程度か。
- おみやげコーナー:これも同様にありますの程度か。
と、独断と偏見で分類をして個人のブログの内容をざっくり見ると、訪問者の興味のポイントを以下のようなグラフにまとめてみました: