東日本大震災も覚めやらない3月20日過ぎにNRT (成田空港) からミシガン大学の地のアナバーにビジネスで滞在、その週末に友人に会う以外大きな目的もなくロザンゼルスで過ごしました。連日の震災&原発の壊滅的な現状を伝えるメディア、千葉でさえ昼夜間髪入れずの余震、巷では電気も計画停電、スーパーでは必需品も消える、コンビニでは水も無い、そんなことは頭の中から消える筈もない、心の中にずっしりと深く刺さった身になっていました。多くの人はそんな状態であっただろうと推測します。
ロスの空気を吸えば,ウツな心も気も晴れるだろう、というのはあまりも軽い妄想でした。気分はどこに行っても同じ、スーパーやホームセンターでの豊富な食料&物資を目の辺りにすれば、何で日本はこうなったんだろうとか、ホテルでテレビを視れば、リビア&中近東などの問題が大きな話題ではあるものの、日本の震災は東京電力の問題含めて、英語だが否応無く飛び込んで来ました。おまけに映像も日本よりリアルなのです。何時もなら、ボクにとって特別なロスで土曜日の朝が来れば、クルマでどこに行こうかと天国のような気分なのだが、今回ばかりは全く気が乗りません。要はモヤモヤ頭が回転してない、効率が数分の一、リフレッシモードヘの切り替えもままなりません!
そんな中、気を紛らわすために、昨今、日本ではあまりにもメジャーなポジションになった横浜の「Mooneys」の故郷のサンタフェの「MOON Equip. Co. (現、MOONEYES USA)」に尋ねてみました。ここは、かのDeen Moon氏の亡き (1987年6月没) 後、日本人オーナー (Shige Suganuma & Chico Kodama) に売却されたものの、当時のMoonの場所且つそのままのガレージ&バックヤード・ショップが時間が止まったような面影をそのままにショップを営んでいるのです。おそらくアメリカ人のハートはそのようなものであり、見事に継承している現オーナーに敬意を表するものです。しかし、なぜ、このコンテツ・サイトとMoonか?