シャシーまわり:ブレーキ・マスターシリンダー


 一般的なシリンダーの清掃&研磨によるオーバーホールなどは長期の使用を想定して行わず、欧米で常識であるスリーブ(焼嵌による圧入)加工をする。すなわち、シリンダーを新造するような方法、しかもさびに強い材質を選択できる。材質はステンレスを選択(ブロンズも選択可能)。この方法は自分や友人のコンテッサに20年くらい前から進めており、およそ10数台を施したと記憶する。焼嵌圧入の加工作業自体は、米国の専門業にて行った。当初は英国で行ったり、色々な業者と話したが、結構、各社独自のノウハウに特徴があることも勉強した。重要なことはそれら業者がこのスリービングだけで一生商売をしていることである。この米国の業者の特徴は、非常に削りしろが薄いことであり、後、2回のスリービングに耐えるとのことである。注意として、ステンレスを入れても、錆びないと言うメリットはあるが、傷はつくことはあり、それは普通のシリンダーと同じケアが必要である。

 インナーやブーツについては、新しくした。

 スリーブ(焼嵌による圧入)加工については、以下を参照。

(コンテッサ本体には一切、改造無し)

参考情報:ハイドロ・シリンダー : ステンレス・スリーブ焼嵌圧入

映像など:編集中

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