外装関係:バンパー類


 残念ながら、設計通りに錆びている。と、いうのは、あるロットのものと分析しているが同じような錆かたをしている。錆に伴う汚れをクリーンアップし、ことあるごとに磨きながら汚れを排除してきているのが今の状態。多くの人にメッキを奨められているが、それには踏み切れていない。

 理由は、メッキすることは簡単であるものの、それはプレスのエッジの形がくずれることである、すなわち甘くなってしまい、ボデー全体のラインのバランスがくずれること、これは全く、個人的な主観だが、大半なコンテッサがバンパーが綺麗になっても駄目に見えてしまう。それはさびを取るために削る、そして何層かのメッキのプロセスになるので仕方ないのであるが。。。。と、いうことである。メッキ屋との相談であるが、そこまで理解してくれるかが心配である。

 少し前のイベントで雑誌などで有名な業者がメッキの過程がよく分かるサンプルを展示しており、それは正に最終的にエッジが丸くなって、工場出荷のようなもので無くなってしまう見事な例であり、それについて、お聞きしたら、これが普通とのこと、しかし、注文通りのことも可能であり、それは手間がかかるだろうとの意見であった。

 これらは悩ましい問題であるがまだ、何か方法があるのではないかと思案中。

 もう一つ、今、フロントについている左側のコーナーバンパーは手持のものを装着したもの、センターや右コーナーとプレスのラインが異なる、かなり甘くなっている。おそらく、後にでた補給品かも知れない。お渡ししたサンダーをかけたりしているのがオリジナルであり、どの程度、サビが行っているかチェックしたもの。プレスラインのエッジはさわってないので、メッキする際はこちらをすすめる。その方が全体のラインがきれいになると思う。

 このプレスラインの違いについては、例えば、1967年登録車に比べて、1965年登録車のコンテッサの方がエッジがシャープであり、クルマ全体に見栄えありと思う。より、本来のデザインに近い。一度、フレッシュな型だったバンパーや違いなどを見ることは無駄ではないと思う。ボデーラインも同じ問題を持っているが、固い材料のバンパーの方が痛みが早く、何度も型の補修が入ったと分析している。

 後は前後ともに全てオリジナル。リアもサビが全体にあるが、一切デコが無いのが良いと思う。ほとんどのコンテッサのリアバンパーは何がしらかのデコがある。フロントの右のオーバーライダーが上向き加減なのは、バンパーの下側がなぜか曲がりがあるためで、ぜひそこを修正されることすすめる、それにより前からのビューが良くなる。

【リアグリル - スチール製】

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【ナンバー灯 - お宝ステッカーを残す】

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【オーバーライダー】

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