エンジン&ミッション、パワートレイン関係:CDIとIGコイル


 標準の点火方式については、普通に乗るならば問題ないが、コンテッサをもう少し楽しんで乗るには、いささか力量不足である。そのためには、セミトラ、フルトラ、あるいはCDIなどあるが、最強のCDIにした。

 永井電子などのCDIが有名だが、それなりに高価(10万を超えるか?)であり、個人的には眉唾的な商法に抵抗を感じるもので、またコンテッサのエンジンからみれば、それはレーシング・エンジン並みの高回転型のものには効果あるだろうと言うものである。そこで、コンテッサ同様にOHVで回転も高くない、そしててトルク型のエンジンに最適な米国車V8用のCDIを選択した。それは、MSD社のStreet(FireStreet Fire CD Ignition PN 5520):

 こちらに:http://www.street-fire.com/cdiignition.html 

 機能的な特徴は常時低電流、低電圧でも始動、三千回転以下はマルチ点火、そしてリミッタが内蔵されている。リミッタは一応、6,500回転にセットした。

 低電圧での始動は実用的であり、真冬、スタータを回した際に10V程度になってしまう供給電圧でもスペック通り確実に始動する。

 低回転でトルクが増したように思えるのも、このマルチ点火の結果と考える。また、アイドル時に黒煙を感じないのも燃焼が優れているためと考える。カタログの「This ensures combustion and produces great throttle response and smooth idle.」すなわち「これは燃焼を確保し、優れたスロットル・レスポンスとスムーズなアイドルを作り出す」そのものである。

 最大の特徴は、価格が適切であることで国内でも2万+程度で購入できることで、しかも世界市場を相手にしたもので生産量が違うことで、永井電子の国内のマニア向けに比べて格段のコスト・パフォーマンス並びに品質は優れていると考える。

 万が一のCDIの故障の場合には、配線を元に戻せば良い。

 このCDIの設置場所であるが、当初、エンジンルーム内に設置したが、ここのところの夏の酷暑でパーコレーションなどの問題でこのCDIも疑い、結果的に問題はなかったものの、その過程で外側に移動した。今では、見てくれのためには元のエンジンルームに戻しても良いのかなとも思う。

 尚、IGコイルは現代の主流である閉磁型を入れている。

 実は、IGコイルは結構、熱が溜まる場所である。この閉磁型のIGコイルがどの程度、熱に強いかの確証は取れてない。通常のコイルは結構、熱によるオーバーヒートが経年変化で起きた。その場合、冷えている場合は何の症状も出ないが、エンジンが暖まり、負荷が大きい(登坂など)に軽い息つきとなった。自分のコンテツは暖まらない場所、例えば、エンジン・ルームの右側方向に移動して設置していたことがあった。

 映像など:編集中

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