エンジン&ミッション、パワートレイン関係:燃料ポンプ


 オリジナルの機械式ポンプを修復することは最初から断念、ベストな解決方法の電磁ポンプとした。最初は米国で調達したマツダのロードスター用 (Facet Fuel Pump) だったが、適合せず (圧力が想定以上に低かった) 、一般的なミツバのFP-3にした。 これは手持のクーペに使用していたものを装着。

 ただ、設置場所の選定が問題で、パーコレーションを誘発する場所を避け、取り付けたが、エンジンルームなど結果的にどこでも誘発するので、最終的に今の場所としている。完全にエンジンルームの外とした。また、飛び石などのリスクを避けるために防壁のアルミプレートも付けた。

 映像 - その1:最初、経験的に温度が低いと思っていたこの場所に設置。しかし、結果的にこの場所は何と60度を超え、空打を誘発した。
        エンジンルームは走行時は何処もラジエータを通過した
60~70度の高熱が回っていることが判明した。

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 映像 - その2:最初、空打の原因は電磁ポンプそのものと思い分解してみた。結果は温度上昇によるパーコレーションと判断した。

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 映像 - その3:次は熱は回らないと推測した燃料タンクの上部に設置した。だが走行時はエンジンルームと同じ60度前後までになった。断熱のパネルなどがあるが、
        熱は容赦なく隙間を通り抜け、走行すればファンの風力により燃料タンク回りもエンジンルームに近い温度となる。

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 映像 - その4:最終的に、冷気を直接得られるエンジンルームの外とした。安全を考慮してパネルなども設置した。

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