ご存知のように今は街の部品にホースを在庫しなくなっており、その理由は一般のクルマのライフサイクルを通じて交換不要になったことであり、それはそれだけホースの寿命の関する進化があったということである。それを考え、新品でも旧いものを使っても意味ないし、どこでも買える部品で現代のものを流用あるいは使用。
ある程度の形状(フォーム)は変わっても、取り付けられれば(フィット)、そのような機能(ファンクション)の優れた工業製品のホースを使うべきというのがもう1つの大きな理由のである。愛好家クラブなどのホースは残念ながら形状は同じでも機能は満たされてない。
ほとんどのコンテッサ・オーナーは、トランク・ルームに複数の予備を安全のために常備している。もし、本車につけたホースをこのまま使うならば、現代のクルマと同様、その不安は払拭されていると考える。
基本的にメンテナンスのセオリーである「フォーム・フィット・ファンクション」の役目は満たしている。
【アッパー・ホース】
- 現状コンテッサの実測値 - ラジエータ側外径:36mm、パイプ側外径:36mm
- 内径:35mmのL型(90度以上)
流用品(2回分+α 取れる):Toyota Corolla 1.8 L 1794 CC L4 1ZZFE DOHC Hose - Radiator Lower Hose
内径:1.32”( 33.6mm、若干、細いが大丈夫) 長さ:19.9” (ご参考)
【ロワー・ホース(通称、三つ又)】
- 現状コンテッサの実測値 - ラジエータ側外径:36mm、ウォーターポンプ側外径:40〜41mm
- 下記、三枚目の写真の上が純正品。下が、ホースジョイントを利用し、35mm(上記のアッパー・ホースの一部分を利用)と38mm(ストレートに近い)を利用。
- 最近は、アルミの38ミリ径のアダプターに3/4のタケノコを入れるようにしている (以下の写真、ホースは暫定)
【サーモ・ホース】
- 現状コンテッサの実測値 - エンジン側外径:57mm、パイプ側外径:36mm
- 三段になったサーモスタットが入ったホース。一般規格品の組合せで製作。
- 使用部品:Straight Silicone REDUCERS - - 4’’ length 2 1⁄7" x 2"(57 x 51mm)I.D. Reducer SR57.54 (参考:Samco Sport、Viper Performance、Hebei Chengrui Rubber Hose - Straight Silicone Reducer、Amazonなど)
【ヒーター(通称、ひっとこ)】
- 現状コンテッサの実測値 - エンジン側外径:36mm、ヒーターパイプ側外径:チェック中
- 異径の一般規格品を使用。アウト側をインナー・カラーを入れて、ヒーターホースを接続。
- 使用部品:90° Silicone REDUCING Elbows - 4’’ legs 1 3⁄8" x 1 3⁄16"(35 x 30mm)I.D.
【ヒーター・コアのインとアウト】
- 現状コンテッサの実測値 - ヒーターコア側外径:20.5mm (IN/OUT) 、ヒーターパイプ側外径:チェック中
- 一般規格品、二種使用、長さを合わせて使用。(右、写真、中央の二つが日野製)
- グッドイヤ製、3/4(右、写真の左端)このようなL型ゴムホース二本あればよい。
- SAMCO製シリコン、7/8(右、写真の右端)、このホースはたまたまあったので使用。シリコンホースは収縮は小さいのでヒーターコアのパイプに装着するには7/8インチすなわち22mm程度のものでないと入らない。3/4をテストしたがヒーターコアには無駄であることも判明した。
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