コニ製の調整式オイル・ダンパーを使用。ガス・ダンパーも良いが経験的にコンテッサには不向きと考える。街乗りは良いように感じる程度(すなわち、現代のクルマのフィーリング、軽の様な)で、ワインディングや高速など、コンテッサには不向きと考える。
前後共に、旧車でも現代のクルマでも乗り味&姿勢安定性保持に定評のあるオランダ製コニ(KONI)を使用。コニのオイルダンパーの特徴は、縮み方向(すなわち突起物に乗り上げなど)は素早く、調整の効く伸び方向は地わりと効く設計、すなわち縮み方向と伸び方向が同じでないことが特徴。前後左右とも使用すると、路面の不整をうまくバランスが採れる。
フロントは、ワーゲンビートルのローダウン用のフロント。 スペシャル D(赤)。型番:80-1787。手持ち保存の良品の使用過程品を入れた。
リアは、アルファロメオ(ジュリアなど)フロント用。 コニスポーツ・スペシャル D(イエロー)。型番:80-1551。昨年末に以前のいすゞ・ジェミニのフロントから換えて、温存の未使用品(ボデー外観は色むらあり)を奢った。
共に固さ調整機構付き(戻り方向のみ)。前後共に1/2で設定、すなわち50%程度の締め上げに。
伝統的なコニの使用方法は、使ってヘタってきたら、締め上げるという構造。そして、使用限度が来たら、コニ(日本ではFET)に送り、中身のオーバーホールが可能である。新品を購入するよりは遥かにコストは低い。性能とランニング・コストを考えた極めて現実的なシステム。
基本的にメンテナンスのセオリーである「フォーム・フィット・ファンクション」の役目は満たしている。
(コンテッサ本体には一切、改造無し)
(オリジナルは保存、ただし、古いので動作不安定、と思う。)
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