2012.4.14:日野コンテッサの聖地に新たな展示


日野オートプラザ - 日野コンテッサの聖地に新たな展示(2012年4月14日)

 日野コンテッサの日本の「聖地」はもちろん、日野市の日野台の日野自動車の地であります。しかし、完全な商用トラックメーカーとなってしまった日野自動車ですが、粋な計らいな地があります。それは八王子市郊外の日野オートプラザです。今日の本業の大型商用車の歴史に加えて、世界の小型乗用車市場にいち早く果敢に挑戦した日野自動車の一連の歴史について、ルーツのルノー日野 4CV、その発展形のコンテッサ900、そして満を持して市場に投入したコンテッサ1300に関する貴重な展示物など少なくありません。

 そんな場所に、新たな展示コーナーが2012年4月16日 (月) に加わりました。それは特定非営利活動法人 日本自動車殿堂 (JAHFA - Japan Automotive Hall of Fame) 、殿堂者 (殿堂入り) に、2010年に戦前の日野重工業の星子 勇 氏、さらに2011年に日野コンテッサ1300開発当時にGR100の設計を担った鈴木 孝 氏がJAHFAの殿堂入りとなった栄誉を契機に、日野オートプラザの中に両氏のコーナーが新設されました(日野ヒューテックを参照)。

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ご自身のコーナーを前に謝辞を述べられる鈴木博士

 4月16日のオープンを前に、4月14日 (土) 、関係・関連諸氏を交えて、お披露目の会 (内輪のようでありますがそう言ってよいでしょう) がありました。僭越ながら、アレンジをいただきその場所に同席させていただきました。今となっては、一世紀前の瓦斯電以来の長い歴史の中の流れ星のような日野コンテッサの歴史でありますが、鈴木博士ご自身の当時の貴重なコレクションを始め、星子 勇 氏のご家族のご好意で貴重な資料が一堂に集められ、解り易い形で整理・展示となりました。その知られざる偉業を尊敬の念を持って勉強出来る、あるいはエンスーにとっては、薫陶を得られる場所が出来ました。今後、多くの方がこの場所を訪問されることを期待するものです。

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星子 勇 氏のコーナー

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そこにはJAHFAの殿堂入りの楯と共に我がサムライ・コンテッサのスケールモデルも鎮座していた。これ以上のおもてなしはないという誠にありがたきご好意である。尚、この手前には当時のレーシング・エンジンのパーツも展示されている。必見である。

(江澤:サイトオーナー、オリジナル:2012.5.25)


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