我が日野コンテッサ1300クーぺと同時期 (1965年4月) に発売となったトヨタ自動車の軽量スポーツカー「トヨタS800」の50周年イベントがトヨタ自動車の下に西から北へと全国規模で開催されました。
ソフトバンクが好きか嫌いかは別として、iPhoneは好きと言う巷の意見同様、トヨタが好きか嫌いかは別として、その当時からコンテッサ1300クーペ同様に好きなクルマの「TOYOTA S800」です。これは何が何でも「トヨタスポーツ 800」生誕 50 周年記念イベント in MEGA WEB」に出向かねばなりません。
ゆりかもめでMEGA WEBに到着すると、まさに見たこともない圧倒されそうな100台余りが鎮座しておりました。関東圏ナンバーだけではなく多くの地域からの参加があるようで、ツワモノは前日のトヨタ博物館 (こちらは100台弱だったとか、関東圏からも) のイベントに参加、昨晩、編隊を組んで東京に向かったようです。
さすが天下のトヨタ自動車です。秋の神宮などのイベント同様、そつがないと言うかイベントの管理がしっかりとなされているように見受けます。S800オーナーにも正に手厚いおもてなしだったようです。圧巻は、昔、隣町の市川の千葉街道脇で目にした「全日本自動車クラブ選手権レース大会 '65シリーズ-1」で伝説となった浮谷選手のS800のレプリカ (浮谷 東次郎 没後、トヨタから浮谷家に寄贈された俗に “浮谷東次郎レース仕様車” と言われて個体) が同乗者をつのってのデモラン・サービスを行ったことです。
この個体は、最近、市川の浮谷家からMEGA WEBに移管され、トヨタの手で整備が成されたようです。デモランは環境の問題もあるのでしょうが、当然、当時のサウンドではないものの、それなりに走っておるなと感じました。
正にすばらしい「トヨタS800」の50周年イベントでありました。また、そのような環境に恵まれた「トヨタS800」たちが羨ましくも感じました。
この会場の中の会話の一つは、同じ50年となるコンテッサ1300クーペ、「日野自動車も何かしてくれるんじゃない」と当然のような意見でした。実際はどうでしょうか、それは望んでも期待してはいけないのです。残念ながら。。。だから自分だけのイベントを、最後は愚痴になってしまいます。欧州の成熟したクルマ文化では例えば、Audiは合併で今はなくなったDKWの旧車にオーナー含めてリスペクトして手厚い活動をしております。我が日本のトップOEMは、社のクルマを全世界・地球の果てまでばらまくだけでなく、そのような文化のインテリジェンシーと粋を持ち合わせているでしょうか?
上記のスライド映像の末尾の由緒ある「TOYODA」マークと「HINO」ウイングを上下にしたディスプレイを見て複雑な気持ちであります。
以下は偉大なるトヨタスポーツ800に敬意を表して「全日本自動車クラブ選手権レース大会 '65シリーズ-1」に於けるTMSC (トヨタ・モータースポーツ・クラブ) のトヨタスポーツ800の各選手 (17:細谷 四方洋、18:北原 豪彦、19:田村 三夫、20:浮谷 東次郎) の勇姿です (当日のプログラム) :
(江澤:サイトオーナー、オリジナル:2015.6.18)
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