岐阜県恵那市方面に流れたパープルカラーのスチール・ボデー製のその後
オーナー氏はいるのだろうか?長閑な田園の中を永住の地を選んだのだろうか?一般的にこの手のクルマがこの様な状態で一台だけ置かれている例は少ない。必ず複数のクルマが置かれている。一台のみでここに置かれている目的は何なのだろうか?
フランスの作りらしく、ワンオフの部分の腐食が何とも言えないほど進んでしまっているようだ。このクルマはそのまま大地に戻るのだろうか?
以下、外観を主体に紹介しよう。解説は不要だろう。
これはリヤのエンジンマウント付近のフレーム。コンテッサのメンバーを利用。フレームの構造がよく見える。しかしサイドのボデー部分の腐食はすごい!!
一枚目:これはリヤのエンジン部分。
二枚目:コンテッサ1300のギアボックスを流用。
三枚目:フロントシャシー。ステアリングギアボックス、スタビやアッパーアーム見える。しかし、フレームの腐食が著しい。
四枚目:これはフロントウインドウの下。ヒーターも備わっていたようだ。
五枚目:フロントのダッシュボード。メーターは見えない。ダッシュは故意に外されたのか?それとも腐って落ちてしまったのか?本皮製の内装もメチャメチャの様だ。
六枚目:ドアの内部がよく見える。イタリアのカロッツリアがワンオフのクルマに使うワイヤーによるレギュレータである。
七枚目:リヤパネルも腐ってしってるようだ。ワンオフのガラスなどはちゃんと整理されているようだ。レストアの途中だったのだろうか?
八枚目:同様に室内のリヤ部分。大穴だ!!
以上
(写真提供:鈴木 陽一郎氏、文責:江澤 智)
(SE, 1996、 Original)
(2014.6.28, Renewed)
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