アメリカ・カリフォルニア州のリバーサイドにおいて、GPレースが昨年10月10日行なわれ、鈴鹿グランプリレースなどで活躍したロバートダンハム氏が、日野コンテッサGTで出場、Gクラスで堂々第二位に入賞した。
このレースには予選通過車、54台が出場、一周2.5マイル(四キロ)のコースを75周(300キロ)レースで、54台のうち33台が完走した。
日本からの初参加ということで注目をあびたダンハム氏の日野コンテッサGTは、ロータス11、オースティンヒーレー、スプライトS、ロータン・セヴンAなどの名車と大接戦を演じかっさいをあびた。
ダンハム氏の日野コンテッサのリアバンバーに「青い眼の大和魂、勇走するコンテッサここにあり」と書いてあったという。
また11月1日には、同じカリフォルニア州のウイロスプリングでSCCA主催のヒルクライムが行なわれ、ロバート・ダンハム氏のコンテッサGTは1,100クラスに出場、1.2マイルを60秒という圧倒的な記録で優勝。2位もE・ブロック氏の日野コンテッサであった。
ロバートダンハム氏はレースのあとで「日本の自動車の優秀性をアメリカのカーファンに認識してもらうため参加した。幸い優勝できて日野コンテッサの優秀性かってもらえ満足です」と語ったという。
なおカリフォルニア州サンジェゴで行われた、セダン車レースにおいても優勝した。
リバーサイドGPで活躍したコンテッサGT
(日野社報、昭和40年2月より抜粋)
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