【2004年10年】
この車両は当時日本から輸出された3台のクーペの貴重な1台でした。セダンは現地ノックダウン生産されたがクーペは少量のため、日本から送られました。
この時点、本車はレストアを目論みました。しかし、その後、作業量の多さのため、最終的にレストアを断念し、部品取りになりました。
以下の写真は、1966年当時のニュージランド、オークランド市内のキャンベラ・モーター(Campbell Motors) 社のショールームでの一コマです。セダンのノックダウン生産&販売に際して、日本から送られたものです。このクーペが上記の個体ではないかと推測するものです。写真には、Hinoのブランドであるロゴと共にブリスカ1300も展示されています。
コンテッサ1300クーペは破格の扱いだったことは展示のディスプレイから見てもそれを伺いとれるものです。しかし、この1966年半ば当時、日野自動車とトヨタ自動車は業務提携を煮詰めており、その絶対条件に「日野コンテッサ1300」の市場撤退があったことは何とも運命的で「悲劇の伯爵夫人」でありました。
(Original 2004.10 by M. Davin)
(SE, Renewed 2017.4.9)
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