オーストラリ、パース (West Australia, Perth) のコンテッサエンスーのモーリスさん (WHY RR?)から10月に今年もニュージーランドのコンテッサ所有のキースさん (ニュージーランドに於ける日野コンテッサ・プロジェクト) を訪問しました。
昨年の旅では、A Letter from Australia about New Zealand trip for Contessa’s barn finds - お宝探しの旅 にあるようにコンテッサ1300をたずねる旅にでました。
その中にあるニュージランド組立車のチェリーレッド (日本生産にはないニュージランド市場線量のカラー) のコンテッサ1300を新たに購入されました。その後、1年を経て綺麗に仕上がったようです。その姿を見にいったモーリスさんから最新の写真をいただきました。
長年ガレージに保管された際の状況がよかったのでしょう。内臓関係は無傷で綺麗だったようです。外装のサビはあるものの日野自動車のプレスのラインがそのままでありアールペイントも綺麗なラインになっており、内外装ともに非常に好ましいと感じました。
この個体は日本市場向けの日本製ではなく、ニュージランドやオーストラリアの市場を狙ったニュージランド製のコンテッサ1300です (参照:ニュージランドにおけるコンッテサ事情) 。当時のニュージランドの貿易の規制による何パーセントかの部品を国産、すなわちニュージランド製としたもので、各種の補機類や内容にそれらをみることができます。この新装なったニュージランド製の極めて高いオリジナル度を持つこの個体は日本とニュージーランドの自動車産業、そして日野自動車にとって尊敬すべき且つ重要ななものと考えます。
【新装なったニュージランド組立車のチェリーレッドのコンテッサ1300】
【仕上げ中のたニュージランド組立車のチェリーレッドのコンテッサ1300】
(Original by SE, 2017.10.21)