それは、オーストラリア、西オーストラリア州、パース市 (Australia, West Australia, Perth) 在住のコンテッサ1300エンスーのモーリスさんからの要望でした。ニュージランド、北島、ハミルトン市 (New Zealand, North Iceland, Hamilton) の同様にコンテッサ1300エンスーのキースさんの当時購入した2台目となるクーペのフロントウインドウが割れてることで、キースさんの親友であるモーリスさんから当サイトオーナーに入手可能性の問い合わせを受けていました。
当初はネットなど簡単に入手できると考えておりました。また、当時、在籍していた日野コンテッサクラブの会報にも宣伝を出しました。しかし、残念ながらいずれも朗報とはなりませんでした。
何度も話しをいただき、根負けでしょうが、手持ちの二枚の内の一枚を譲ることしました。以下は、その結末&物語です:
【2005年3月19日】
ガレージの狭い物置スペースに長期保存しているウインドウグラスを数時間、諸々片付けながら引っ張り出しました。
モーリスさんは当初、簡単な梱包で良いといってましたが、貴重な部品ですのでちゃんと木箱を組むことにしました。
【2005年3月20日】
半日がかりで厳重な木箱を組みました。
これから最寄りの郵便局に向かうところが右の写真です。
船便扱いとして少々の保険を入れて発送となりました。
【2005年5月17日】
千葉県松戸市 (Chiba, Matsudo) の当サイトオーナーの自宅を出ておよそ2ヶ月後、オーストラアのパース市のモーリスさんのもとに無事、デリバリーされました。
これで当サイトオーナーの責任を果たせた訳で一安心しました。
【2005年10月15日】
それから半年後、今度はモーリスさんがニュージランドへのデリバリーで自宅を出る際の光景が右の写真です。松戸を出る際の当サイトオーナーと似たようなポーズを取ったようです。
ニュージランドのキースさんの60歳の誕生日にこのコンテッサ1300用のウインドウグラスをプレゼントしようと計画していたのです。
飛行機の手荷物としてこの木箱のまま、ニュージーランドへの早朝のフライトとなりました。
【2005年10月15日】
その日に内にニュージーランド、ハミルトン市のキースさんの手に渡りました。
これが記念すべき60歳の誕生日のプレゼントとなりました。ガッツポーズのキースさんです。
モーリスさんによれば、60歳は特別な意味があるそうです。日本でも同じですネ。
【2005年11月4日】
モーリスさんがニュージーランド滞在中に撮った一コマです。
当サイトオーバーが送ったフロンドウインドウを必要としていたのがこの左側のワインレッドのクーペだったのです。
日本から、そしてオーストラリアを経由して、はるばるやってきたフロンドウインドウを仮に載せて記念撮影となりました。
右のセダンもキースさん所有の有名な個体です (時を経て、その個体の最新の状況) 。
【2005年12月3日】
それから1ヶ月後、キースさんがワインレッドのクーペを購入された時の写真が送られてきました。
どうもこの個体は、80年代くらいに日本から中古車としてニュージーランドに入ったようです。詳細は調査中です。
このクーペの写真の中には右下のように非常にコンディションの悪いホイールカバーがありました。
つまり、これは修復不能ゆえに、一枚ないかという打診でもありました。
【2006年4月14日】
結果的に、数ヶ月後に右のように一枚のホイールカバーを友人のご厚意もあり、無事、送ることになりました。
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(Original 2017.5.9)