イベントや街角にて、いろいろな質問、珍問、あり。そしてマニアのこだわりか! まれなクルマ故なのか、とんでもない理解(先入観)もあり。
それら印象的な質問、それに対しての回答集!
- このクルマ走るんですか?ここまでどうやって来ました?
=>我が家はここから歩いても10分くらいなので一生懸命押してここまで来ました。(ウソ!)
=>外観や内装はノーマルでも外から見えないシャシーやエンジンは現代の技術と部品で徹底的且つ飛躍的に走行性能を改善させ、当時以上の性能。一日1,000kmのドライブも出来ます。 - これ現役ですか?
=>もちろんです。今でも150キロ出ますよ。 - ミラー、社外品じゃない?
=>回答不用:純正ミラーでも、磨きすぎたメッキの質を見て。余計なお世話! - 当時、FMラジオありました?なかったですね。
=>純正は温存、ドライブを楽しむため。 - サイドマーク(フロントの左の名誉栄誉賞の記念タイプ)、これセダンについて無い筈!
=>回答不用:残念ながら、その方の知識不足! - シートベルト、当時はついてなかったのでは?
=>日野はオプションで最初からありました。(先代のコンテッサ900からあり) - 当時、ハロゲンはついてなかったヨネ!
=>東芝のシールドビームは温存、今の時代の走行に向かない、それにレンズのデザインが悪い。格好いいミケロッティ・デザインにはこのシビエしかない。 - 日野の純正フォグだ!(レンズに小さな日野マークのステッカーを見て)
=>正直に、昔の小糸ですが、日野のロゴは自作のステッカー。 - フロント左サイドのContessa 1300オーナメント、これモールとの間が狭ますぎだ!
=>回答不用:本人、何を言いたいのか?いずれにせよ、仔細なことを指摘する輩が多い。 - こんなミラーついてた?(砲弾ミラーについて)
=>純正は温存、ひっかける人がいるので。トランクの中にしまってあります。 - オリジナル、すごい!(外観を見て、そして次にナンバーを見て)何だ、“一桁”ナンバーじゃないのか!
=>回答不用:勝手なお世話。うるさい! - これフロントの車高、上げすぎてない?
=>回答不用:多くのコンテッサがフロントをやたら下げ過ぎている。それが普通に見えるようなってしまった!残念ながら「贋作」しか見てない輩があまりにも多すぎる。 - 後ろのエンジンとラジエータを見ると、決まり文句が「オーバーヒートしませんか?」
=>このクルマは基本的にオーバークールです。 - このホワイトリボン(太めの)、どこで買える?
=>
=>中近東、南米でまだ売っている。買う気になれば買えます。 - 4番プラグを外し、アイドリングさせ、3気筒でも普通に回る!普通はこうな行かない!
=>エンジンがちゃんとしてることを、見せるために時折デモしていた。 - レーシング(大したことない程度に)させると、コンテッサを分かる人は何でこんなに静かなんだと驚く!
=>三枚ファンとタイミング・ギアにオイルを回すようにしたため。コンテッサを持っていても、多くの人が知らない。しかし、音の違いだけはすぐ分かる。特にコンテッサをならべた時は面白い。 - 日野のステッカー(バンパー/日野の品質保証/無鉛など)も当時のままついてるし、外観、これでいい、最高、きれいにすることは簡単なんだから!(レストアなどしないものより良いとの意味)
これこそベストな褒め言葉!左三角窓の日野のオーケーマークやリアバンパーの日野ステッカー、これは超貴重だそうです。それとフロントウインドウのブルーのオリジナルステッカー、これも最近がレプリカが出てる。レプリカとは違う勲章みたいなものか!ナンバー灯の日野コンテッサも同様。 - 部品がないでしょう、大変ですね!
=>いやいや、コンテッサほど部品に困らない旧車をありません。なぜならば、生産中止後、すぐに日野は部品供給しなくなったので、お陰で当時からすぐに苦労したので、すでにあらゆる代替え部品のノウハウが付きました。 - 外観、ラインがちゃんとしている!
=>レストアしてプレスの感じが無いクルマが多いので、これもベストな褒め言葉! - ドアの閉まり、当時のトヨタや日産はこうではなかった!力を入れければ閉まらなかった。
=>これまた、ベストな褒め言葉! - ボデイが奇麗だ。これ何もしてないそのままですよね!これが一番良いですね。
=>これこそ、ベストな褒め言葉! - 交差点で、停車中に歩行者から「良いですね、大事にしてくださいね」
=>ベストな褒め言葉!、これ結構、数しれず! - 交差点の信号待ちで、隣にクルマが寄って来て「良いですね、大事にしてくださいね」
=>ベストな褒め言葉!、これも結構、数しれず。特に左ハンドルに多い。
などなど、多くの人がコンテッサを知らなくなってしまったことや、50年近くの前のクルマが走ること自体が稀なことのようですが、そんなことと無関係に正しく歳をとっても元気に走っているのがこのコンテッサです。しかし、コンテッサのマニアは結構、うるさい事を言うようですが、その内容の多くは歴史的なものに基づくものでなく、今の多くの一般的なコンテッサでの裏付けの無い話が多いと思います。
(SE 2013.11.1)
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