本プロジェクトもいいよいよ車載作業を除いて最終章に差し掛かっております。
本日は、シフトリンケージ類の部品製作を午前中から進め、午後はシフトリンケージの仮組付けを行い、最終組付けへと進みました。
シフトリンケージのカバーは仮ではありますが取付けをして、シフトローッドにて各ギアの入り具合を確かめました。最終型のミッションの特徴であるシンクロのスプリングの強力さは大きなものがあり、実際のドライブが楽しみであります。
残る作業は、一度組み込んだデフの再取付け、各カバーの取付、デフのオイルシールを入れる、そしてベルハウジングの組付けとほとんどがルーチン作業です。
今回、久しぶりにミッションの作業に際し、日野の整備マニュアルを頼りにしました。当時の整備屋さん向けで、素人にはデティールの物足らなさを感じました。ヘインズの整備マニュアル (Haynes Publishing) などの素人向けに編纂されており、かゆいところに手が届いている解説書に慣れてしまったこともあるのでしょう。日野コンテッサ1300のヘインズ版があればなんて感じております。