2018.5.20:1年数ヶ月ぶりのワックス掛け
今日は久しぶりの切羽詰まった緊張感のない朝でした。先月末以来、コンテツは外に出してないし、ガスをチャ=ジし、大黒PAあたりまでと思いましたが、結果的に近所を20キロ弱の徘徊でした。
例のミッションはしぶさも取れ始めた感じです。何しろ、内張り&遮音・防音のない個体でもミッションの騒音が聞こえないのは生涯初めてです。やはり、工業的にちゃんと組まれたマシンはよくできたものと変な感心をしてします。
さて、今日はガレージやエンジン雑多の整理、ナルディハンドルのボス作成&完成とかノンビリと進め、午後遅くなり直射日光がなくなった後、コンテツの外装の汚れを拭き取り、昨年1月以来のワックス掛けをしました。
何時もの微粒子コンパウンド入りワックスに換えて、長年、ガレージの棚に鎮座してた未使用のAURI、化石化してる商品であり、20年くらい前ものです。当時のDuPontの最新鋭のテフロン加工が触れ込みのTVショップものです。今ではもっと優れたものがあるでしょう。しかし、折角ですから今更ですが試してみました。
2度のカラぶきで完全になるようです。もう一回あったほうがもっと良いかなとも思うものです。コンテツの表面が滑らかに感ずるのが久しぶりのことです。また、微粒子コンパウンド入りワックスと異なる肌触りです。アクリルウインドウも試したら大成功です。肝はとにもかくにも乾いた布で拭きあげることのようです。
2018.5.19:エンジンオイルの交換
ルーチンでのインターバルではないエンジンオイルの交換をしました。
その理由は先のビ筑 (4月29日) の際に何時もにないことが発生しました。それは高速から右ターンをする青の10番パイロンの後でした。練習1本目では気が付きませんでしたが、練習2本目、そして本戦2本で同じ場所でエンジンの油圧の赤ランプが一瞬点灯しました。
パドックに戻って、オイルレベルゲージの目視ではオイルに泡が付着、すなわちキャビテーションと思われる状態であったのです。3回とも同じでした。
水ではないので安心しましたが、本番ではマイルドな走りと、それでも同じ場所で同じように赤ランプが点灯しました。オイルのバッフルはあるものの、何らかの不可抗力でオイルの極端な偏りでストレーナからオイルを吸わなかったのかと、すなわちエアをすったのかと分析しています。
今日、オイルを抜いてみましたが特段な異常は認められませんでした。取り敢えず、新しいいオイルを入れました。次回、出走の前にはもう一度フィルター共々オイル交換をしたいと考えます。
2018.5.15:たかがGR100、されどGR100… (9) - 三菱 4G系
本テーマ、久々の書き込みです。どうしても忘れらない、あるいは今でも気になるのが三菱自動車の4G系エンジンです。
1969年当時、新型コルトギャラン用にサターンエンジン、4G39&4G31型OHCエンジンが発表されました。それぞれ、ロングストローク&半球型の燃焼室から1,300ccは87PS 、1,500ccは95 / 105馬力、正に新しい時代のエンジン設計によるものでさらなる高性能と高信頼性を備えたものでした。
しかも、さらなる小型軽量化設計であり、それぞれ102kg / 106kgと当時の同クラスに比較して20〜50%と軽いのです。日野コンテッサのGRエンジンと比較しても25%もの軽量化です。しかも馬力は、6割 (87ps対55ps) ものアップでした。
この4Gエンジンの基本設計は2000年ごろまで長い間継承されたと分析しております。おそらく100数十万台をかなり上回る数字で世界で活躍したと思います。2000年初めころにある会合で三菱自動車の方とお話しする機会があり、この4Gエンジンの素晴らしさを語ったところ、その方はいみじくも「実は1960年後半の4Gエンジン以来、新しいものを開発してなかった。当時の新型コルト (2002年?) に載せたのが事実上、30年ぶりのガソリンエンジン開発。。。」と、これまたすごい話だと、つまり打つタマも少ないものの一発で最高のものを設計&製造してしまうんだということです。さすが航空機を背景にもつ技術集団と思ったものです。
そんな意味で、国産エンジンとして尊敬すべき4Gエンジンであり、こんなものがコンテッサに載せたら面白いと思うものです。余計な話ですが、日本でバギーレースが盛んだったころ、当初はコンテッサ1300のミッションとカローラのK型ピストン (オリジナル:75mm) を組み込んだGRエンジンの組み合わせが牙城でしたが、この4G30が登場後は、コンテッサのミッション+三菱のサターンエンジンの牙城になりました。
2018.5.12 :メガーヌ号、タイヤ交換以前に異変!
タイヤ選択云々の悩み、しかし世の中は甘くありません!
最近まで効いてた様な気がしていたエアコン、この連休の暑さでどうもちゃんと働いてないような疑いとなりました。
2万キロあまりの個体ですが、真空引きのプロセスから初めてみました。結果的に、そこで判明したのが、低圧側の圧力が以上に高く、高圧側は低い、教則本の診断で、それはエアコンプレッサを疑え!とのことです。
よく考えるとエアコンオンでファンは回るもののコンプレッサのクラッチの音がしません。昨秋くらいは音があったような気がします。いずれにせよ、これはクラッチをまず疑う事にしました。
ネットで調べるとルノーのこの車種にはコンプレッサのリコールが出てることが判明するものの、車台番号では対象外です。コンプレッサ個体の逆引きをすると同じエンジンの日産のXtrailにも同様にコンプレッサの不具合が出てることを認識しました。
この先はこの個体のコンプッサの正確な部品番号とクラッチ個体の動作をチェックを進めます。ひょっとしたらニッサンあたりのクラッチ部品で間に合うかもしれません。クラッチだけで済むことを願うものです。
2018.5.11:タイヤの選択 - 悩み&楽しみ
タイヤの選択には何時もな悩みます。
それは巷に万とデータがあるのですが、ありすぎて判断がつかない、あるいは書いてある内容はよく理解できないことです。また、メディアのデータもそれなりの言い回しはなるどほとと、しかしそれはどれほとの選択の基準になるのかが自分としては判断できません。宗教みたいなものなのでしょうか?
そこで近所のショップに行って、ターゲットのメーカーのカタログを頂戴しました。
ネットでも可能ですが、ペラペラめくりはやはりペーパーが勝っています。
床について見るのは夢があって楽しいものです。
2018.5.5:新たなプロジェクト - タイヤ
本日は、エンジンルームのシェラウドなどまだ取り付いてない部分の作業をしました。
また、タイヤも目論見のものがちゃんと入るのかのチェック、そしてとりあえず外し、ノーマルのスティールホイールのタイヤに交換しておきました。次の走行まで2ヶ月余りあるので、準備をすることにしたのです。
今のジオメトリのままではベストな175/70サイズは足回りをばらさないと脱着は困難です。究極の選択の185/60サイズは直径は4%程度小径になるものの、新たに10ミリの車高調整をすれば脱着が行けそうです。もちろん、新たな適切なるスプリング制作をもっての底打ち予防策の織り込んでのものです。後は進めてから考えこの路線で行こうと何時もの楽観的な考えに基づくデシジョンをしました。
しかし、この時期におよんでタイヤ交換は想定外の出費となります。そこにはそれ相応の実入りの経済が必要です。久しぶりにオークションにトライしてみましょう。
2018.5.4:下回りクリーンアップ&チェック
何時もの光景です。ジムカーナ走行後のルーチン作業です。
4日後のこの日、ようやくクルマをいじくるエネルギーが出てきました。それまで疲れてクルマをみるのも嫌気をさしてました。
今回は雨も降らず、筑波下しの強風もないのでエンジンルームやシャシー回りは汚れもありません。非常に作業が楽でした。
ミッション&周辺のシャシーは分解&組立をしたのでボルト類の緩みを重点的にチェック、ドライブシャフト関係は全く問題ありませんでした。一つ、右のライジアスアームとショックマウントに明らかな緩みがありました。ここは前も一度あったので、今後も要注意&改善が必要です。
そんなこんだで半日をコンテツと共にまったりと過ごしましました。
2018.4.30:ヒストリックカー、走ってこそ!ギナーズジムカーナin筑波 第二戦 - ”疲れた!の巻”
4月29日 (日) 、ビギナーズジムカーナ in 筑波 (通称、ビツク、ビ筑、筑ビなど) 第二戦が筑波サーキットのジムカーナ場で109台のイベント史上最大の参加者で開催されました。連休前半の当日は快晴の5月晴れで夏日にもなったようで日に当たった手などが真っ赤に日焼けしてました。
さて、表題の “疲れた!” ですが、愛機:コンテッサは2月の第一線以来、ボデーの底打ちを防止するために車高を修正したり、新しいミッションに交換するなどの “連続工事” でジャックアップしてシャシーをバラしたままでした。例年、4月25日あたりまでビジネスの所用で昼夜関係のない作業を行っております。開催日の数日前までは交換完成困難とコンテツでの参加は完全にあきらめておりました。心は戦意喪失状態となっていました。
しかし、木曜日 (4/27) のHISクラスの参加者リストは週明けと異なり三台となり競技成立、Honda S600もちゃんと入ってました。これはまずい、やはりコンテツで参加しなければ!と、ようやくエネルギーも少し戻った金曜日の午後からミッション取り外しとボチボチ作業を初めてみました (右画像) 。
そして前日の土曜日が作業本番、ミッションの搭載、幾つかの部品を下ろしたミッションから移植、取り付けました。しかし、組んでゆくと、リレーズシリンダーを固定するボルトの穴が空いてないとか、諸々難題にぶつかりました。とにもかくにも進めねばとハウジングに穴加工を、そしてホーシング取り付け、ここでも難題が、シム調整がダメ!解決したのが夕食どきを過ぎた8時頃でした。その後はバラバラの足回りを戻すのがすぐに終わるかと思ったのが浅はかであり、結果的にすべて取り付いてコンテツを地面に下ろしたのが午前1時半でした。嗚呼!、何と段取りが悪い、歳はとりたくないと、風呂に入り、床に着きました。
数時間経て、5時過ぎに目を覚まし、初めてシフトの入り具合を確かめ、超渋いが一応、各ギア入るようで取り付けはオーケーとしたました。そしてエンジン始動、ここで初めてオイルがギヤに回り、本当のシフトの感覚を確かめることになります。6時少し前にガレージから路上に、タイミングよく、近所のたよりになる友人のプリメーラ号 (近日中にジェミニ号に!) がやって来ました。もろもろの荷物をバッタバッタと積み込んで50キロ先の筑波ジムカーナ場めがけて下道でスタートしました。
まさにミッション交換後の試し&馴らしを含めた初めての走行でした。さすが新品のミッション (本当に) 、まだすべてが渋い、特に1/2速はガッチンがッチンで入らない、シフトダウンも無理、そんなものを少しづつ宥めすかすように馴らし始めました。まずは近所のSSで空気圧を走行用に調整、10キロの流山で大分馴れ、25キロの野田ではさらにと、そして40キロの坂東あたりでは大分よくなり、ジムカーナ場に7時過ぎに無事に着いたと安堵感一杯でした。
今日は駐車スペースもギリギリで荷物を置く場所もままならぬ状況です、設営も中途半端に、すぐの完熟歩行です。とんでもなく疲労を重ねている年寄り肉体をいたわっていつもなら4周するのを2周と決めました。寝不足で頭も完全に思考能力が落ちているのでなるべく肉体同様に使わない(?)ようにしました。一周目でコースを覚えながらそのイメージ図作成しました。スタートラインに立ち、全体を確かめ、2周目でコース図なしに一応記憶を確かめ、残った時間でスタートの電光掲示機のところでどうドライビングするかイメージトレーニングしたました。この光景はズーミーさんの画像サービスにしっかりとチェックされてました。
さて、クロスレシオからノーマルレシオにした効果はあったのでしょうか、それは練習走行で大いに感じ取れました。クロスだと2つ目のパイロン手前で2速が、目論見通り1つ目のパイロン過ぎで6000弱に吹け上がり2速につなげました。その後も今までとちがって2速のレスポンスを感じ取ることができました。そして11番のパイロンをターンして、12番をすぎて (実際はMC) ほどなく2速も5000を過ぎ、そして3速のというのが目論見でした。しかし、DNAでしょうか、2速のままダラダラと9->13->14へと言う次第でした。イメージのように行かぬのが大いなる素人です。
昨晩、友人から走行ビデオをいただきました (PSW@コペンさん、ありがとう!) 。やはり、映像は最高の勉強になります。今回、走りが変わったようで現場でみなさんからエンジンを変えたのかとか言われました。ギヤ比の変更です。ビデオを見て、なるほど、クルマの姿勢がコンテッサ本来の加速姿勢、すなわち駆動力でテールヘビーな後輪が沈み、フロントが若干あがっていることが明らかに見ることができました。これは大収穫です。しかし、止まらない&曲がらないと、皆さんの鋭い意見でフロントのタイヤが用をなしてない、サスもろもろ、皆さん共通のコメントでした。マッシュ・Yさんは、みんなで「タイヤ変えろ〜」運動をしようと冗談を。。。
このビデオをみて自分の分析&反省は、以前のクロスのダラダラとした速度で後輪に荷重がかかってない状態の軽いブレーキングで前輪に荷重が簡単に移動してターンできたたのが、今回のようにフロントがリフトして後輪に大きく荷重が移り、それでは以前のつもりでブレーキングしてもターンもしないと診ました。この辺は、戦略立て直しをしなければなりません!
そして皆さんのアドバイスのようにノングリップタイヤとは決別をする時期かなと真剣に考えてます。懸念の足に負担を掛けると、しかし、これはグリップ指向タイヤの良いところだけを拝借する、コーナーなどの負担部分はドライビングで避ければと良いんだと、そんな勝手な考えになってきました。いずれにせよ、新たな一歩として、クロスのダラダラのDNAを取り去り、あらたなレシオに合せたドライビングを経年変化著しい脳みそに叩き込め!と、気持ちを新たにしました。そして今回の車載でも明確であるみの~さんにも実地講義をいただいた変なステアリング操作を治す努力をしましょう。そして何時ものことですがやはり全開走行は避けて、7~8割走行でコンテツのドライビングを楽しみ無事に帰宅することです。
”疲れた!の巻” は本音ですが、実は本当に収穫の多い1日でした。ズーミーさんはじめ、現場で色々ご指導いただき皆さんに感謝を申し上げます。ありがとうございました。次を楽しみにいたします。
以下は本番2本目の走行です。練習走行に比べて、かなりマイルドなアクセルの踏み込みになっています。奥の青の14番から同様に青の10番パイロンへの高速部分はみの〜さんのアドバイスで直接突っ込むのではなく、11番すれすれで左ドアのあたりで右にターン、そして10番に真っ直ぐ (全体の荷重バランスを取り直すと解釈) 入るようにしてみました。あまり踏み込むことなくタイムは自己ベストでした!;