2018.4.30:ヒストリックカー、走ってこそ!ギナーズジムカーナin筑波 第二戦 - ”疲れた!の巻”

20180429 from Zummy w400

 4月29日 (日) 、ビギナーズジムカーナ in 筑波 (通称、ビツク、ビ筑、筑ビなど) 第二戦が筑波サーキットのジムカーナ場で109台のイベント史上最大の参加者で開催されました。連休前半の当日は快晴の5月晴れで夏日にもなったようで日に当たった手などが真っ赤に日焼けしてました。

 さて、表題の “疲れた!” ですが、愛機:コンテッサは2月の第一線以来、ボデーの底打ちを防止するために車高を修正したり、新しいミッションに交換するなどの “連続工事” でジャックアップしてシャシーをバラしたままでした。例年、4月25日あたりまでビジネスの所用で昼夜関係のない作業を行っております。開催日の数日前までは交換完成困難とコンテツでの参加は完全にあきらめておりました。心は戦意喪失状態となっていました。

20180426 Mission W400

 しかし、木曜日 (4/27) のHISクラスの参加者リストは週明けと異なり三台となり競技成立、Honda S600もちゃんと入ってました。これはまずい、やはりコンテツで参加しなければ!と、ようやくエネルギーも少し戻った金曜日の午後からミッション取り外しとボチボチ作業を初めてみました (右画像) 。

 そして前日の土曜日が作業本番、ミッションの搭載、幾つかの部品を下ろしたミッションから移植、取り付けました。しかし、組んでゆくと、リレーズシリンダーを固定するボルトの穴が空いてないとか、諸々難題にぶつかりました。とにもかくにも進めねばとハウジングに穴加工を、そしてホーシング取り付け、ここでも難題が、シム調整がダメ!解決したのが夕食どきを過ぎた8時頃でした。その後はバラバラの足回りを戻すのがすぐに終わるかと思ったのが浅はかであり、結果的にすべて取り付いてコンテツを地面に下ろしたのが午前1時半でした。嗚呼!、何と段取りが悪い、歳はとりたくないと、風呂に入り、床に着きました。

 数時間経て、5時過ぎに目を覚まし、初めてシフトの入り具合を確かめ、超渋いが一応、各ギア入るようで取り付けはオーケーとしたました。そしてエンジン始動、ここで初めてオイルがギヤに回り、本当のシフトの感覚を確かめることになります。6時少し前にガレージから路上に、タイミングよく、近所のたよりになる友人のプリメーラ号 (近日中にジェミニ号に!) がやって来ました。もろもろの荷物をバッタバッタと積み込んで50キロ先の筑波ジムカーナ場めがけて下道でスタートしました。

 まさにミッション交換後の試し&馴らしを含めた初めての走行でした。さすが新品のミッション (本当に) 、まだすべてが渋い、特に1/2速はガッチンがッチンで入らない、シフトダウンも無理、そんなものを少しづつ宥めすかすように馴らし始めました。まずは近所のSSで空気圧を走行用に調整、10キロの流山で大分馴れ、25キロの野田ではさらにと、そして40キロの坂東あたりでは大分よくなり、ジムカーナ場に7時過ぎに無事に着いたと安堵感一杯でした。

220180429 from Zummy b

 今日は駐車スペースもギリギリで荷物を置く場所もままならぬ状況です、設営も中途半端に、すぐの完熟歩行です。とんでもなく疲労を重ねている年寄り肉体をいたわっていつもなら4周するのを2周と決めました。寝不足で頭も完全に思考能力が落ちているのでなるべく肉体同様に使わない(?)ようにしました。一周目でコースを覚えながらそのイメージ図作成しました。スタートラインに立ち、全体を確かめ、2周目でコース図なしに一応記憶を確かめ、残った時間でスタートの電光掲示機のところでどうドライビングするかイメージトレーニングしたました。この光景はズーミーさんの画像サービスにしっかりとチェックされてました。

 さて、クロスレシオからノーマルレシオにした効果はあったのでしょうか、それは練習走行で大いに感じ取れました。クロスだと2つ目のパイロン手前で2速が、目論見通り1つ目のパイロン過ぎで6000弱に吹け上がり2速につなげました。その後も今までとちがって2速のレスポンスを感じ取ることができました。そして11番のパイロンをターンして、12番をすぎて (実際はMC) ほどなく2速も5000を過ぎ、そして3速のというのが目論見でした。しかし、DNAでしょうか、2速のままダラダラと9->13->14へと言う次第でした。イメージのように行かぬのが大いなる素人です。


 昨晩、友人から走行ビデオをいただきました (PSW@コペンさん、ありがとう!) 。やはり、映像は最高の勉強になります。今回、走りが変わったようで現場でみなさんからエンジンを変えたのかとか言われました。ギヤ比の変更です。ビデオを見て、なるほど、クルマの姿勢がコンテッサ本来の加速姿勢、すなわち駆動力でテールヘビーな後輪が沈み、フロントが若干あがっていることが明らかに見ることができました。これは大収穫です。しかし、止まらない&曲がらないと、皆さんの鋭い意見でフロントのタイヤが用をなしてない、サスもろもろ、皆さん共通のコメントでした。マッシュ・Yさんは、みんなで「タイヤ変えろ〜」運動をしようと冗談を。。。


 このビデオをみて自分の分析&反省は、以前のクロスのダラダラとした速度で後輪に荷重がかかってない状態の軽いブレーキングで前輪に荷重が簡単に移動してターンできたたのが、今回のようにフロントがリフトして後輪に大きく荷重が移り、それでは以前のつもりでブレーキングしてもターンもしないと診ました。この辺は、戦略立て直しをしなければなりません!

 そして皆さんのアドバイスのようにノングリップタイヤとは決別をする時期かなと真剣に考えてます。懸念の足に負担を掛けると、しかし、これはグリップ指向タイヤの良いところだけを拝借する、コーナーなどの負担部分はドライビングで避ければと良いんだと、そんな勝手な考えになってきました。いずれにせよ、新たな一歩として、クロスのダラダラのDNAを取り去り、あらたなレシオに合せたドライビングを経年変化著しい脳みそに叩き込め!と、気持ちを新たにしました。そして今回の車載でも明確であるみの~さんにも実地講義をいただいた変なステアリング操作を治す努力をしましょう。そして何時ものことですがやはり全開走行は避けて、7~8割走行でコンテツのドライビングを楽しみ無事に帰宅することです。

 ”疲れた!の巻” は本音ですが、実は本当に収穫の多い1日でした。ズーミーさんはじめ、現場で色々ご指導いただき皆さんに感謝を申し上げます。ありがとうございました。次を楽しみにいたします。

 以下は本番2本目の走行です。練習走行に比べて、かなりマイルドなアクセルの踏み込みになっています。奥の青の14番から同様に青の10番パイロンへの高速部分はみの〜さんのアドバイスで直接突っ込むのではなく、11番すれすれで左ドアのあたりで右にターン、そして10番に真っ直ぐ (全体の荷重バランスを取り直すと解釈) 入るようにしてみました。あまり踏み込むことなくタイムは自己ベストでした!;



Your local time is  where you live.

全ての内容は、固有に記載のあるものを除き所有権は当サイトオーナー、江澤 智に帰属します。如何なる形式での再利用、複製、また再配布はくれぐれもご注意ください。
All contents, unless otherwise stated are copyright Satoshi Ezawa. So not reuse, redistribute, or duplicate in in any format or way. All pages are not sponsored or endorsed by Hino Motors, Ltd.
全てのページは日野自動車のスポンサーあるいは裏書きのあるものでありません。
© 2004-2018 HinoSamuri.org  - ヒノ・サムライ研