20160131:コールドスタートのアイドル
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ソレックスキャブのコールドスタートの常で、アクセルを2〜3度目いっぱい踏む込み加速ポンプを使いガソリンを噴射しておけば、エンジンは問題なく始動します。その後は、エンジンの回転が滑らかになるまで2〜3分、エンジンストールしなように1500回転で暖気をしています。
そうするためにアクセルを若干踏み込んでおく訳ですが、この日は始動後、20〜30秒でアクセルを離してみると、暖まってないにも関わらず400rpmくらいでエンジンはトコトコと回転、この状態ですから充電ランプは充電不足ですから点灯気味です。
このスポーツキット仕様のカムが入ったエンジンでも温まってない低回転でストールしなくなったということはおそらく油面の調整の結果と考えます。すなわちプラグのカブリが減少したのでしょう。結果的に微々たるものですが良い方向に進んでいるようです。
20160124:エンジンが奏でる音
公道復帰当初 (2013年秋) は気にならなかったエンジンの回転に伴うノイズが若干ながら感じられます。
コールドスタート時の数秒であったり、もう少し長いこともあります。消えてしまうので気にはしてなかったものの気持ちのいいものではありません。
ディストリビュータのベアリングのオイル不足かとも、でもそうではなさそうです。カム周辺かと最も心配する場所です。
そこでエンジン診断用の聴診器を何年かぶりに出して各部をあててチェック、ディスビューやカム周りは問題ないようです。最も大きな回転音を明らかに発しているのがオルタネータです。来週、もうチョッと深く診断しようと思います。
2017.1.17:エンジン調整
ヘッドの増し締めのチェック、バルブクリアランスのチェック、1&3番の排気バルを調整しました。アイドリング時のパイロットスクリューの微調整を進めました。
また、タイミングの進角を正確に調整、どれをとってもプラシーボ効果に近いものかもしれません。
2016.1.9:純正ステアリングの分解
昨年の夏以来、あれこれやと悩み (楽しみ?) 交換を繰り返しているステアリング・ハンドル、最後の切り札と考えていることをトライし始めました。
手持ちの純正ハンドルをばらしドナーとしました。このドナーにナルディを同じような穴を作り、面倒なボスの取り外し&取り付けをせず、6本のボルトだけで取付を可能にしたいと考えています。
重要なるイベントの際には純正を入れる、そうでない時には、目的に応じて諸々のステアリングを楽しもうという魂胆です。
2016.1.3:ソレックスキャブの油面調整
大晦日に筑波山の朝日峠に行った際、路上のハンプと呼ばれる障害物 (通称、カマボコ) を乗り越えた時、プラグがカブるような失火気味を経験、ハッと頭に浮かんのでが油面が高いのではと言うことでした。
2年余り前の公道復帰の際、ソレックキャブの全面的なオーバーホールをしました。油面は、フロートを組付ける際のスタッティクな計測で済ませていました。
その後、走りながらジェットほか諸々のセッティングをして今日に至るものの、常にどうも濃いめ、またどう調整してもプラグはフロント側の方が焼けない状況が続いておりました。それを知りながら、あるいは悩みながらもキャブよりは足回りだとか冷却などの課題解決が先行して手を付けるどころではなかったのです。
しかし、カマボコを若干の速度で乗り越えて天の声のように諭されたのが油面がおかしいのではないかでした。実際にノギスで計測すると40PHHは20〜21ミリというのが数ミリ高い状態、しかもフロント側の方が1ミリほど高めでした。油面を正しくしてどうなったかというともっと走っての結果となります。取り敢えずは、エンジン音が乾いて来たと感じることで、これは望んでいたものです。