大晦日に筑波山の朝日峠に行った際、路上のハンプと呼ばれる障害物 (通称、カマボコ) を乗り越えた時、プラグがカブるような失火気味を経験、ハッと頭に浮かんのでが油面が高いのではと言うことでした。
2年余り前の公道復帰の際、ソレックキャブの全面的なオーバーホールをしました。油面は、フロートを組付ける際のスタッティクな計測で済ませていました。
その後、走りながらジェットほか諸々のセッティングをして今日に至るものの、常にどうも濃いめ、またどう調整してもプラグはフロント側の方が焼けない状況が続いておりました。それを知りながら、あるいは悩みながらもキャブよりは足回りだとか冷却などの課題解決が先行して手を付けるどころではなかったのです。
しかし、カマボコを若干の速度で乗り越えて天の声のように諭されたのが油面がおかしいのではないかでした。実際にノギスで計測すると40PHHは20〜21ミリというのが数ミリ高い状態、しかもフロント側の方が1ミリほど高めでした。油面を正しくしてどうなったかというともっと走っての結果となります。取り敢えずは、エンジン音が乾いて来たと感じることで、これは望んでいたものです。