ついてない時はついてないものです。
エアコンの効きに甘さのある (ほとんど効いてない方が正確) W202の真空引きをと思い、久しぶりにバキュームポンプを動かしてみました。
何年か前に一度だけ使った2ステージのバキュームポンプ (Two 2 Stage Electric Vacuum Pump Auto 3 Cfm for Air Conditioner Refrigeration) ですがウンともスンとも言いません。ファンカバーを外し、モーターが回るかチェック、完全にロック状態です。
次にロータリーポンプ側のケース (オイルパン?) をばらしてチェックしてみました。すぐに問題が判明しました。画像のローターに入っている二つの樹脂のベーンがシリンダーに固着したかのような固さでした。
ベーンを外してみると、微妙にローターの溝との間の関係がうまくないようです。溝の幅は5.00mmで、ベーンの厚さは4.95~5.00+、これは動きがとれません。原因は判りません。使用過程の間で膨張でもしたのでしょうか!?
ベーンの面を600番のサンドぺーパーで数回擦り、調整をし、溝に入れるとそれなりにスムーズな動きです。
とりあえず、ポンプに戻して取り付けて、モーターを手で回すとポンプはスムーズな動きをして、吸気&排気の機能は行っているようです。
オイルパンのようなケースの内部にサビみたいなゴミもあるのでこれらを綺麗にして組んでみようと思います。ひょっとしたらこのゴミが悪さをしたのかもしれません。製造の品質管理の問題と考えます。
完全復活は次の週末の作業となります。