昨日に引き続き、盆休みの空いた時間を使い、ステアリングギアボックスの組立を続けました。
今日は、ステアリングラックの自動リターン機構のストッパのラウンド形状のスナップリングを入れることです。これは結構、しんどい作業で、専用のプライヤーが必要です (グーグル画像:ロックリングプライヤー)。
画像では二つともに同じ形状に見えます。しかし、左の一つは、ラックから抜出す際に変形してしまったのを修正したものです。日野の整備マニュルアルによれば、この二つのスナップリングは必ず新品を使うように指示しています。
こんなものは新品がありません。そこで変形したものを修正したのですが、結果的にラックに入れると元の変形したような形状に戻りたいようでその本来の機能を果たしません。
今日はこれで諦め状態です。変形したものをちゃんとするには、焼入れが必要なのでしょうか?思案のしどころです。