旧車の世界もステンレスのエキパイ&マフラーが全盛の昨今です。サウンドも当時とまったく異なります。
個人的にはよく出来たステンレスのサウンドは好むものです。と、言ってもそれはエンジンそのものがしっかりした吸排気をしていることを意味します。多くの旧車は単なるステンレスによる音出しチューンをしているように見えてます。
一方、昔ながらのスティール製のマフラーも柔からい暖かな味が魅力です。LEDランプの閃光かあるいはフィラメントのほのかな裸電球の灯火の違いのようなものです。
コンテツの純正のように隔壁型の乾いたサウンド、スポーツキットのようにストレート&グラスパックの低音と様々です。ただ、スティール製は腐食が避けられず、昨今の進化した点火系ではなおさら深刻です。
そんな中であるものは楽しもうというのがこのスティール製のMonzaマフラーです。それらしく黒の耐熱塗装、テール部分のメッキを磨き、境目に元々あったようにMonzaのシンボルであるイエローのテープを巻いてみました。