暮&正月は溜まった資料などをチェックして捨てるチャンスでもあります。1970〜80年代の購読した何種類かの米国の自動車雑誌もその対象で、かなり前にかなり廃棄しました。その時に気に入った内容については、まだ積み重ねてありました。
ここで最後の見納めをしてゴミ箱にいれてバイバイをし始めました。その中でモータートレンド誌の1983年12月号の1984年型のホンタ CRXの記事がありました。
ゆっくり眺めていますと日野自動車&コンテッサ1300との脈略が頭に浮かび上がりました。日野のエンジンとボアが同じ、すなわち74ミリとあります。と、いうことは空冷のホンダ1300も同じ74ミリであり、アルピーネ・エンジンニアリング社のコンテッサ1300GTスプリントのエンジンをベースにコンテッサ1300のレーシングエンジンを構想した当時から74ミリが継承されていたのかと諸々誇大妄想に走りました。
日野自動車からホンダに移籍したエンジニアはおそらく基本的な考えは継承したのかと思うものです。同時に、車両の透視図をみるとコンテッサ1300との脈略を想像してしまいます。何故ならばルノー4CVから学び、独創的なコンテッサ900&1300の一連の足を設計したエンジニアは早くからホンダに移籍、初期のF1から同様に活躍していたのです。