ミッションなどの精密部品を組立てる際に不可欠な道具があります。当サイトオーナーにとって、その一つはダイアルノギスです。1/100ミリの計測が可能です。
30年以上も前の80年代に清水寺の舞台から飛び降りるような気持ちで大枚をはたいて、夢のような気持ちで手にしたのがミツトヨのダイヤルノギスでした。
30年以上経た最近、針が動かなくなりました。よく見ると針が外れております。これなら自分で直せるかなと思い、夕方散歩から戻った際に一気に分解を進めました。
ミツトヨのアフターケアは実に充実しており、社のHPで取説や品番でパーツリストなど様々な情報が出てきます。早速、ダウンロードして参考にしながら分解を進めました。懸案の外れた針は、結果的に細い糸でセンターピニオン (軸) を縛り、セメンダインスーパーで接着しました。乾燥した後、各部を掃除し、時計用のオイルを給油しました。
結果オーライのようで、”宝物” ミツトヨ ダイヤルノギスは息を吹き返しました。