暮れに内燃機屋さんにお願いしたブッシュ(ベアリング) の制作&センター出しも完了しました。結構長い間、心が折れて進まなかったプロジェクトのファイナルステージです。
ルノー4CV以来伝統のセンタリングのリターンスプリングを入れました。このスプリングはコンテッサ1300の走行性能あるいはドライビングの特徴に大きな影響を及ぼすものです。また、セダンとクーペとはスプリングの強度が大きく異なり、すなわちクーペ用はヘビーなものです。高速性およびスポーツ性を加味して、フロントが軽いクルマの高速直進性を補うためのもです。
このヘビーなリターンスプリングは人間の力では簡単にギアボックスに収めることは不可能です。写真の様な専用の工具を制作して、うまく収めることが出来ました。