真冬です。寒い朝です。午前中、陽が当たっている暖かい間に済まそうと久しぶりにバルブのクリアランスを調整しました。
エンジン始動後、およそ1,200rpmで回転を維持してオイルが各部に回るまで音の変化を聞きます。微妙に変化し、オイルがどう回っているかをイメージするもの面白いものです。およそ3分くらい経過、エンジンに負担をかけない様に水温が30数度になるまでクラッチは踏んだままです。
その後、クラッチをつなぎ、ミッションを回し、今度はミッションの中のオイルが回る音を聞きます。およそ滑らかに回るようになったらアクセルを離し、所謂、アイドルです。ここまでおよそ5分くらいでしょう。水温も40〜50度くらいになり、800〜900回転となります。
バルブのクリアランスの調整は一応、水温82度ですが、この寒い時期には、アイドルでは75度くらいまでしかあがりません。その温度で手短に、インは0.25ミリ (本来は0.26) 、アウトは0.35ミリ (本来は0.3) を確認、今回、4本のバルブを微調整しました。およそ1年ほど調整してませんでしが、結果、その程度の変化、あるいは調整誤差でしょう。
これで何が変わったかと言えば、若干、打音が静かになったと、しかし、それはよくある善意のプラシーボ効果 (placebo effect) かも知れません。